2019年12月07日

不自由アート

 早朝は仕事に出る日になっているので、録画予約もしたけれど、やっぱりリアルタイムで見たく、夜中の1時30分から1時間、寒いので、風邪をひかないよう、布団の中から視聴しました。メーテレドキュメンタリー「不自由アート」番宣は以下。
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2019年12月6日(金) 25:34〜26:34  
不自由アート〜閉ざされた芸術展〜
  
国内最大級の国際芸術祭「あいちトリエンナーレ」は、開幕直後から波乱の展開を見せた。企画の一つ「表現の不自由展・その後」。公立美術館などで規制を受けた作品を集めた展覧会だったが、「慰安婦」を象徴する少女像や、昭和天皇の肖像などをコラージュした作品が燃える映像などに抗議が殺到。名古屋市の河村たかし市長が「心を踏みにじられた」と展示中止を要求するなど、政治家らの発言も相次いだ。「ガソリン携行缶を持ってお邪魔する」という京都アニメーション放火殺人事件を連想させるファクスまで送りつけられ、主催者である愛知県の大村秀章知事は開幕から3日で「不自由展」の中止を決めた。
 中止判断に対して参加していた海外作家らは「検閲だ」として反発。展示内容の変更や中止が相次ぐなど、異例の事態に陥った。会期は75日間。展示への賛否が渦巻く中、不自由展の実行委員会や日本のアーティストたちは再開させるため試行錯誤を重ねていた。再開方針が決まっても、県側と実行委員会との再開条件はなかなか折り合いがつかない。一方で文化庁は、一旦は決まっていたトリエンナーレへの補助金交付を撤回。不交付とした。
 芸術の世界で「自主規制」が広がりつつあると危惧するアーティストたち。「不自由展」の展示中止と、その後の展開は何を意味するのか。日本における「表現の自由」の現状を伝える。 
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  必死で目を開けて視たかいのある素晴らしい番組でした。AさんBさん、CさんDEFG・・・さすが名古屋です。知ってる人たちの顔や声が現れ、私もテレビの箱に入っている感覚で吸い込まれてしまいました。騒動の間、私はデモや集会には参加しませんでしたが、必死のメールが次々入っていて、署名はしました。
 最初の方で、大学の先生のインタビューがあり、今の社会の言論メカニズムというのか、ネットなどで抗議が拡散されたり、主催者への脅しがエスカレートしていく状況の解析があって、冷静な構成になっていました。撤退した海外からの出展者にも取材に出かけ、SNSに書き込んだり、顔出しで抗議を呼びかけたりした人にもカメラを向けて、意見を聞いています。検証番組として、全く手抜きはなく、とても丁寧に事態の変化を追っていました。
 私は中村哲さんのことばかりが頭に浮びました。考え方のすれ違い。誤解。理解しあえないもどかしさ。皆平和を愛しているのに。
何故そうなるのか、なったのか。天皇の存在の理解も真逆。
 少女の足がほんの少し浮いていることの理由とか、少女像を隠すための壁が出来たとき、皆がその壁に想いを書いた紙のメモたち。再開への懸命な努力がジンジン伝わってきます。美術館の展示してある部屋の床に車座になって皆で話し合っている場面など、とても感動しました。こういうことがあってよかったとさえ思えるほどでした。こういう場面は、日々の短いニュースの中では、あまり伝えられなかったと思います。

  「大村知事を見直したわ!」って言っていた友人もいたけど、市長には絶対理解出来ないことだった。あの芸術センターの外での彼の座り込み、言動には、私は唖然としてしまいました。補助金を出す出さないの攻防があったけれど、桜を見る会で、枯木に花を咲かそうとして税金を撒くことには無頓着。あまりに公正さを欠くではないか。

 自分が良いと思ったことは良く、自分が悪いと思ったことは悪い。それを何もかも一緒くたで芸術の分野にも厚顔無恥に言い放つ。異なるものを理解しようとする心の余裕ゼロ。
 私はこういう検証番組が名古屋で出来たことを誇りに思います。少なくても人間の持っている、「力」を感じさせてくれる番組でした。

 Mプロデューサーは、「表現の自由は言論の自由。私たち報道機関にとっては生命線となる権利です」と、言っています。少女像をさらっと見ただけの河村市長が即座に撤去を要求した現場にいて、今回の番組を発案したとのこと。彼は、少女像を見せないように、閉ざしてしまった扉の前に貼られたカードの内容に、心をつかまれたそうです。差別、いじめ、セクハラ…。社会は既に「不自由」で満ちている。こうこれ以上の不自由はごめんだ! と、叫んでいたのです。

 こういう検証番組にも抗議がきて、報道が萎縮していったらどうなると思う????  私たちは丁寧な報道にエールをいつも送っていかなければならないと思います。平和は家にいても作れる。
posted by Hiromi at 20:42| 愛知 ☁| がま口弘美の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月06日

中村さんの遺志を継いでいくこと。

不自由アート.jpg●メーテレの村瀬ディレクターから今夜(明日早朝)の番組の案内を戴きました。起きていられないので、録画しなくっちゃ
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河村市長の発言などで物議を醸した「トリエンナーレ」の検証番組を作りました。
きょう6日(金)の深夜1時34分から放送です。
https://www.nagoyatv.com/document/entry-19195.html
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●昨日はずっと中村哲さんの出演されている番組をYoutubeで視て、涙がこぼれて仕方がありませんでした。
日本電波ニュースの記録は、「来年は更に多くの作物を植える予定です」で終わっています。
もうずいぶん前に撮影されたものですが、これは中村さんや村の人たち、アフガンのほとんどの人たちの今もこれからも変わらない気持だと思います。
中村さんの遺志を継いでいくこと。ご冥福を祈るということは、その言葉に尽きると思います。

アフガニスタン 永久支援のために 中村哲 次世代へのプロジェクト(1)  
アフガニスタン 永久支援のために 中村哲 次世代へのプロジェクト(2) 
アフガニスタン 永久支援のために 中村哲 次世代へのプロジェクト(3)  
アフガニスタン 永久支援のために 中村哲 次世代へのプロジェクト(4)  

誤爆続くアフガンで中村医師 密着「緑の村と学校を作る」(1)  
誤爆続くアフガンで中村医師 密着「緑の村と学校を作る」(2)  

【京都環境文化学術フォーラム】記念講演(中村 哲)

渇いた大地にまいた種〜アフガンから届いた命の写真〜(1)  
渇いた大地にまいた種〜アフガンから届いた命の写真〜(2)  
渇いた大地にまいた種〜アフガンから届いた命の写真〜(3)  
渇いた大地にまいた種〜アフガンから届いた命の写真〜(4)  
渇いた大地にまいた種〜アフガンから届いた命の写真〜(5)  

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2019年12月04日

高校の「音声表現」授業

  名古屋市立C高校で「国語表現」の音声表現の授業。2013年が最初で毎年12月にしているので、今年で7年目。若い人たちと朗読を通して語りあえるのは、自分も若返ったようで嬉しいです。
 4.アフレコ大会アニメ1.jpg
  中国国際放送の11月最後の放送で、燕ちゃんが、安徽省の合肥市で行なわれた全国アフレココンテストの様子を放送していました。昨年は、第2回で、たまたま私が北京に居たので、燕ちゃんにくっ付いて行って審査員をしましたが、今年は学生たちの要望に教師が押される形で、中国初の全国大会となり、大学当局は、アニメだけではグレードが足りないと、NHKのニュース映像も使って、アニメ部門、ニュース部門の二つでコンテストを開きました。これ日本語の話です。今、中国では500以上の大学が日本語学科を持っていて、100万人以上の学生が日本語を勉強しているそうですが、日本のアニメが好きで、アニメを見ながら日本語を独学している若者が多いので、数は把握しきれないとのこと。このコンテストの様子は、学生たちの手で動画で同時配信され、6000人が視聴していたそうですので、SNSの力恐るべし。

 放送で私が最も驚いたのは、余興で、安徽省の学生たち30人くらいが、「パプリカ」を合唱したことです。3.アフレコ大会 パプリカ合唱.jpg
全く日本の若者達が歌っているのと変りません。で、更に驚いたのは、「が」の音。鼻濁音が全く出来てなくて、全5.アフレコ大会アニメ2.jpg部濁音のまま。慌ててYoutubeで確認したら、米津玄師バージョンも、子供たちのFoorin バージョンも全部濁音のまま! そりゃぁ、安徽省の若者達も 濁音のままよねー。かくて、日本語から、が行の鼻濁音はなくなっていくのじゃろねぇ。絶滅危惧種の「音」であることを予言いたします。

 ということで、ここ一週間はYoutubeの聴きまくりでした。
授業では生徒たちに、CRIの放送を録音したものをCD14分ほどにして、そのまま聴いてもらいました。中国人がこれほど日本語愛に燃えているのだから、私たちももっともっと日本語を愛そうねと、ハッパをかけ、パプリカで、鼻濁音のチェック。皆で歌いました。

 後半は群読で@「かんがえごと」工藤直子 A「かっぱ」 谷川俊太郎(川は濁音じゃないよ…) B「お経」阪田寛夫 (仏壇からお鈴を持ち出してサプライズで叩いて驚いてもらいました) C「雨」山田今次 
 国語表現の中で、音声表現を取り入れてくれるのは、本当に貴重なことだと思います。

 ぐったり疲れて帰っての夕餉の食卓で、ペシャワールの会の中村哲氏がアフガニスタンで銃撃を受け亡くなったのニュースを聞きました。ショックです。どうしてこういう貴重な人を神様は天国へ連れて行ってしまうの? 後継者はいるのかしらんと、何の力もないので、無責任な心配をしている自分が哀しいです。
posted by Hiromi at 19:18| 愛知 ☀| がま口弘美の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月30日

オシメシマス

  定員16名のこじんまりした居住型老人介護施設。朝食がすみ、それぞれ食後の薬を飲んで、血圧測定などを終えると、比較的元気な利用者さんは他所の施設のディサービスに行ったりします。お迎えの車が来る頃に、私は仕事を終えて帰るので、よく玄関で他所の施設のお迎えスタッフさんと鉢合わせします。あわてて「私じゃないです」と言って笑われます。

 今日は、珍しく食後に4人で食堂のテーブルを囲んで、オセロケームが始まりました。そうだ、今日は土曜日だもんね、ディサービスはない日。たまたま所長さんが皆にオセロの説明をして、写真も撮っていたので、HPに載せるのかなぁと思ったりしました。
 私が仕事を終えて玄関を出ようとした時、誰もいないようだったので、誰かに挨拶をしようとウロウロしていたら、「オシメシマスヨ」と、所長さんの声。「私、オシメするんですか?」と、わざととぼけたら、大真面目に「玄関のドアを私がお閉めします」だって。(徘徊での外出を避ける施錠は常時)
 ここの男性職員はとても丁寧な言葉を使います。単なるパートの私如きにも「いつも通りなさってていいですよ」とか「お忙しい時にすみません」とか。「オシメシマスヨ」まで言われると、恐縮してしまいます。

 夕方から8日に迫った竹内先生の米寿の祝賀会の実行委員会。実行委員だけで34名います。ホテルでの仕事の分担役割の最終確認。実は、米寿まで生きて来られたのは皆さんのおかげと、先生が皆さんに感謝するという会で、費用は先生が全額出すと言われたそうですが、それでは招待された人たちが参加しずらいということで、会費は5000円ということに設定されました。もちろん、300人、400人のホテルの立食パーティでも、そんな額で収まるはずがありません。差額は全部竹内先生がカバーするのです。

 桜を見る会のホテルでのパーティの会費が5000円であるというのは、本当に見えすいた嘘。誰かがカバーしなくちゃ、出来るわけがありません。且つ、招待者の名簿、役職など、失礼のないようにしなくてはなりませんから、実行委員にとってはなくてはならない資料。次の機会には参考資料になりますから、絶対に捨てられるものではありません。誰かがなくしても、絶対他の誰かが保存するはずです。それが敬愛する恩師への皆の気持でもあるのです。

 名簿を処分したと言っても、絶対どこかに残るはず。丁寧な大人の言葉で、子供じみた言い訳をしなければならない官僚の方が気の毒でなりません。そんなことのために官僚を目指したはずじゃないと、他人の私でも思うもの。敬愛する人のために働きたいと思うものだと、私は思います。


posted by Hiromi at 21:59| 愛知 | がま口弘美の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月29日

豆瓣读书

 4日に高校で音声表現の授業があるので、やっとお尻に火がついて、今日は朝から材料集めをやっていたら、北京の燕ちゃんから「すごいすごい!!!」
と、なんだかわけのわからないメールが来ているのに気がつきました。
 何でも、ゲンの紹介が、豆瓣でもかなり書き込みがあるのだそうです。豆瓣というのは、若者の間でとても影響力のあるソーシャルメディアだそうで、本や映画の紹介、スコア付などでとても信頼度が高いとのこと。豆瓣.jpg

 Oh!見たぞー! アニメはずーっと前から海賊版が放映されてて、いっぱい良い書込みがあることは知ってたけど、これを見ると、台湾版の写真が出てるので、本のことが知られるようになって来てるってこと? よくわからなくて、今オロオロしています。

 さて、これからどうすべえ。いよいよ正念場です。習近平さんが日本に来た時に、もう思い残すこともないから、捕まるのを覚悟で直訴しようかと、半分冗談で考えていたくらいだから、もう冗談はやめて、オーソドックスに攻めることを考えなくっちゃと思った次第。
 さぁ、どーすべえ、どーすべえ。明日朝はパートの仕事があり、夜は8日の竹内先生の米寿の祝賀会の実行委員会があるし・・・。落ち着こう。あきらめるのはまだ早いのだ。チャンスをどうつかまえるかだわ。
posted by Hiromi at 22:19| 愛知 ☀| がま口弘美の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月24日

道路が森を横切っている

  もう20年近く前になるけれど、中国国際放送局にいた時、マレーシア人で家族で来ていたAさんに、旅行に行ってきた話をしたら、「それでモスクはどこに行ったの?」と、訊かれ、一瞬どう答えていいやら、目を丸くしたことがあります。彼女たちが旅行という時、聖地巡礼、つまりモスクへ行くことなんだと、初めて知りました。「仏教徒だから行かなかったよ」と、答えたものの、私は仏教徒とは言いがたい人間です。お正月は神社へ気が向けば行くし、(めったに行かない)結婚式も神社でした。

 でも、死んだらお寺。家には実家を建物だけ継いだので仏壇もあり、とおきどき、ひからびてしまった、お供えの花を替えます。兄夫婦がお参りに来そうな日は、ちょっと埃を払って、庭の花と、安い形だけのお供えモノをします。だって、先祖は神社にも仏壇の中にもいない、私の体の中でDNAとして存在していると思っているから。でも、だからといって、日本の慣習には馴染んで素直に従う精神で暮らしています。お寺さんのお友達もいて、仲良くしています。

 2019.11.21朝日大阪.jpg天皇家は天皇家の習慣でされればいいので、特に感慨なし。数日前の大嘗祭に反対している人たちのニュースも「そうだよねぇ」と思って読みます。報道が少ないだけの話です。

 高世さんの昨日のブログ https://takase.hatenablog.jp/

ほんこんの情報は欠かさず読ませてもらっています。取材者や医学部の学生などで構成される救急スタッフ、弁護士など暴力とは関係のない人々も一緒に逮捕されていると知り、ここまで来ているのかと、胸が痛みます。今夜の区議選の結果がとても気になります。

 そして、日本熊森協会のことが書いてあり、なんとわかりやす話だろうと感心してしまいました。
熊森協会ツイッターから.jpg
★クマが道路を横切っているのではない。
  道路が森を横切っているのだ。

 置かれた立場で景色は変わるのだ。

●ほんこんは、今日の夕方の時点で投票率が、1997年の中国返還後で最高だった前回の47.0%を上回って、最高記録となっているとのこと。

●来日中のフランシスコ・ローマ教皇は今日、長崎市を訪問しました。核廃絶を訴えていただけるのは心強い。でも、違う景色を見ている政治家たちが日本にも世界にも多く、悲しい。
posted by Hiromi at 18:52| 愛知 ☁| がま口弘美の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月23日

お好み焼きとたこ焼き、どっちがいいか?

  勤労感謝の日なれど、勤労パートの日。時間より早く食堂に突進して来た利用者さんが、何度も食事が早くほしいと催促され、これも介護士さんになだめてもらって、辛抱して待ってもらいました。利用者さんには利用者さんなりのちゃんとした都合が(頭の中に)あるのです。
 突然母を思い出しました。超、ウルトラ、スーパー心配性あわてんぼで、よく周囲を呆れさせていました。こういう施設に入居していたら、きっと母も同じ様に皆さんを困らせたろうなぁと思ったのでした。でもそんな人も、いなくなってしまうと、懐かしく、又寂しいものです。

 岐阜から、里芋がたくさん採れたからと、3人で持って来てくれました。20191123ジャンと杏ちゃんの攻防小.jpg畑から直送は本当にありがたいです。「お昼ごはんは、たこ焼きかお好み焼きをしようと思うけど、どっちがいい? 」ってAちゃんに訊いたら、「両方でいいんじゃない?」と、こともなげにのたもうたので、奮発して両方用意しました。
 パパはたこ焼き監督、ママはお好み焼き監督。Aちゃんは両方お手伝い。そしてモリモリ食べました。チーズ入りのお好み焼き、結構さっぱりしていて、美味しかった!!  

1123たこ焼きとお好み焼きパーティ.jpg 1123お好み焼き美味しい!.jpg 20191123 ジャンと縄跳び.jpg

 名古屋観光ホテルでG20外相会議。大変な厳戒態勢が敷かれています。青瓦台は22日、m_asia5.jpgGSOMIA破棄の「条件付き延長」を決めたという声明を期限切れぎりぎりのタイミングで発表し、カン・ギョンファ長官が名古屋入り。韓国と日本、近いんだなぁと思います。地図を上下逆さまにしてみると、それはそれは他人に思えない近さに感じます。どこの国も大変だけれど、名古屋の会議が実り多いことを願うのみ。

  夕飯を又ともにして岐阜へ帰って行きました。近くなって、行き来が楽になりました。
posted by Hiromi at 19:58| 愛知 ☀| がま口弘美の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月21日

こんなこと初めてなんだけど

  こんな事初めてなんだけど朝、ゆっくりしていて、ふと今日は出勤日と気がつき、時計を見たら、6時40分!! ギャッ!! いつもならもう仕事を始めている時間です。本来は7時からだけど、いつも早めに取り掛かっているわけです。眼鏡だけが必需品の仕事。後は身体がワープすればいいので、すぐ飛び出して走った走った。オーマイガーッ。5分で走りきって、47分にはエプロンと帽子を握りしめ、厨房に身体を突っ込んでいましたぞ。
 悪い事にこんな事初めてなんだけど、お粥専用の炊飯器の時間表示が狂っていたようで、お粥が変な状態になっていると、夜勤の介護士さんが言い、結局改めて米を洗って炊き始めることになりました。
 良い事に、今日の主菜はスクランブルエッグで、刻む必要なし。しかもロースハム2枚は主菜のお皿に付け合せればよいことになっていて、こんな事初めてなんだけど、お皿の数も一つ少ない。サラダは牛蒡サラダで刻みやすい素材。やったー! 神様仏様有難う。後は、ご飯・柔飯・お粥を、それぞれの人に、決められたグラム数で盛り付ければ良く、お味噌汁も具のある人とない人、トロミの必要な人は、もう頭に入っているので……あぁ、なんとかやり過ごせました。

 良い事か悪い事かこんな事初めてなんだけど珍事勃発。Nさん、Tさん、Iさんは並んで食事をとっているのですが、Tさんが厨房にいる私に「貴方、ご飯食べました?」って訊きました。こんな事初めてなので「いいえ、私はここでは戴かないんですよ」と答えたら「ああ、それならいいわね。でもNさんがご飯まだ食べていないって言ってますよ」「????さっき、召し上がっていらっしゃいましたよ」「でもテーブルに何も出てませんよ」
 ハッと気がつきました。食べたのに、食べていないと言う、よくある話。「そうですね。さっき食事が終わったので、片づけましたから、何もないですね。大丈夫ですよ、召し上がりましたよ」と、笑顔で説明をしていたら、介護士さんも飛んで来て説明して、皆さん、めでたしめでたし。それにしても3人とも一緒に食事してたのにぃぃぃぃ…と、深く考えないことにしました。お櫃と藁いずみ.jpg

 ふと、利用者さんたちにお櫃や藁いずみでご飯をよそってあげたら、「今日は美味しいご飯を戴きました!」って、ニコニコお話されるかもと思いました。

 ふと、アベさんの国会答弁によく似てると思いました。意識的に嘘の上に嘘を塗って、もう自分でも何を見て何を言ったか、忘却の彼方。

 でも、似て非なることは、ここの利用者さんたちは、全く嘘を言っていません。思ったことをまっすぐ言っています。可愛いです。
posted by Hiromi at 19:13| 愛知 ☀| がま口弘美の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月20日

八事朗読バンド11月例会

 アッと言う間に11月例会。4作品の演出をあれこれ考えていて、昨夜布団の中で思いついたことをみんなに発表したら、賛成を得て決定……有無を言わさないところが私は気持ち良い(えへへ)。今日、アペさんは歴代最長の在職期間になったんだって。奢れる者久しからず、ただ春の夜の夢の如し。今回の作品の一つ、「祇園精舎」の朗読は彼に捧げるとピッタリ。桜を見る会の見苦しさは目にあまりある。智恵子お祖母ちゃん原稿握りしめ.jpg
 ジャンニャニュニョ.jpg今日は8+1歳ベイビィ+ジャン+1の10人と1匹で賑やかな練習になりました。1歳児のお祖母ちゃんは終了時刻に駆けつけましたが、
それでも原稿を手に握りしめ、気魄がみなぎっています。4月の発表に向けて、大まかなアウトラインがなんとか出来上がり、後は内容を充実させていきたいと思っています。

 数日前、朝日のニュースレターに「金太郎アメの時代は終わった」という見出しがあったので、なんだろうと思ったら、ファミリーマートが、営業時間の24時間からの短縮を、店主が希望すれば来春から認めると決めて、社長さんが「金太郎アメのような時代は終わった」と話したとのこと。呪縛が解けるときって、そうなんだよね。辛酸をなめて、誰かが声を絞り出して訴えて、訴えて…やっと、人を動かしていくんだよね。最初に言い出した人の偉さを想う。その声を支えた仲間も立派。

 全然関係ないけど、先日の幼稚園で見た作品群に心が動かなかったこと、「この金太郎飴だ!」 と気付きました。同じことを同じ様にやれれば美しいとするのは、やっぱり無理があると思います。
posted by Hiromi at 19:01| 愛知 ☀| がま口弘美の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月18日

人を憎む言葉教えないで!

  絵本「むらさき花だいこん」の中に、戦争中、「子供たちは人を憎むことを教えられ……」という文章があります。いまのほんこんのことを考える時、この言葉がピッタリあてはまって、どんどんエキサイトしているような気がしてなりません。どうしてこんな事になってしまったのか。権力を持っている年寄りは何もしないで、部屋でお茶でもすすって号令かけてるのでしょう。どっちも若い人たち同士が傷つき合っているのです。ふと、冷静に立ち止まって、道路の真ん中でもいいから、座り込んで議論を始めてほしい。私たちが学生だった頃、日本の大学では大変な闘争に明け暮れた日々がありました。ふと、思い出してしまうのです。暴力だけはやめなくては。昭和顔ハメ修正.jpg
 こんな時に、ノーテンキに昭和に浸るわけではないけれど、せっかく撮った写真なので、私も遺影の一つにでもしようとちょっと準備。確かに私も若いころ、こんな服を着ていた気がします。平和であればこそ。
posted by Hiromi at 20:29| 愛知 ☔| がま口弘美の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする