2013年04月30日

ペットロス

  昨日学生時代の友人の絵画展が、愛知県美術館のギャラリーであり、出かけたのですが、友人とはすれ違って会えませんでした。病気を克服してしっかり絵を描いているようで、嬉しく頼もしく思いました。美術の先生だったから、まっすぐわが道をソーラC.jpg行くって感じ。頑張れ頑張れ。ついでに図書館にまわって色々発見あり。
 でも、昨夜足がいたくて、何度も目が覚めました。トホホ。やっぱり長時間歩き回るのは良くない。沈んだ気持ちでいたら、今日は友人宅の老犬ソーラの訃報を共通の友人からもらい、しんみりしています。老友人夫婦にとっては、なくてはならない存在のソーラでした。私が行っても、いつも飛びついて尻尾をちぎれるくらいふってくれたソーラ。遠くてすぐに行けないので、二人でお花を送ることにして、私はお花に添える詩を担当することになりました。それで、こんな詩をネットで見つけ、詩にソーラの写真を貼り付けました。

<虹の橋> (ペットロスを癒す詩)
 

天国の、ほんの少し手前に「虹の橋」と呼ばれるところがあります。
 この地上にいる誰かと愛しあっていた動物は、死ぬとそこへ行くのです。
 そこには草地や丘があり、彼らはみんなで走り回って遊ぶのです。
 食べ物も水もたっぷりあって、お日さまはふりそそぎ、
 みんな暖かくて幸せなのです。
 
病気だった子も年老いていた子も、みんな元気を取り戻し、
 傷ついていたり不自由なからだになっていた子も、
 元のからだを取り戻すのです。
 …まるで過ぎた日の夢のように。
 
みんな幸せで満ち足りているけれど、ひとつだけ不満があるのです。
 それは自分にとっての特別な誰かさん、残してきてしまった誰かさんが
 ここにいない寂しさのこと…。
 
動物たちは、みんな一緒に走り回って遊んでいます。
 でも、ある日…その中の1匹が突然立ち止まり、遠くを見つめます。
 その瞳はきらきら輝き、からだは喜びに震えはじめます。
 

突然その子はみんなから離れ、緑の草の上を走りはじめます。ソーラA.jpg
 速く、それは速く、飛ぶように。
 あなたを見つけたのです。
 あなたとあなたの友は、再会の喜びに固く抱きあいます。
 そしてもう二度と離れたりはしないのです。
 
幸福のキスがあなたの顔に降りそそぎ、
 あなたの両手は愛する友を優しく愛撫します。
 そしてあなたは、信頼にあふれる友の瞳をもう一度のぞき込むのです。
 
あなたの人生から長い間失われていたけれど、
 その心からは一日も消えたことのなかったその瞳を。
 
それからあなたたちは、一緒に「虹の橋」を渡っていくのです…。
 

<虹の橋のたもと>


天国とこの世を結ぶ橋がある。

その橋は、様々な色合いから『虹の橋』と呼ばれている。
『虹の橋』の一歩手前には草地や丘、青々とした緑あふれる谷がある。
大切な動物達は、死ぬとその場所へ行くのです。
そこにはいつも食べ物と水があり、気候はいつも暖かいまるで春のようです。
歳をとって、からだが弱っていた者でも、ここへ来て若さを取り戻し、
からだが不自由になっていた者は、元どおりの健康な姿になる。
そして一日中いっしょになって遊んだりしている。
だが、橋のそばにはみんなと様子が異なるものもいるのです。
疲れ果て、飢え、苦しみ、誰にも愛されなかった動物たちです。
他の動物たちが一匹また一匹と、
それぞれの特別なだれかといっしょに橋を渡っていくのを
とても悲しげに眺めているのです。
彼らには特別なだれかなどいない。
生きている間、そんな人間は誰一人現れなかった。


しかし、ある日、動物たちが走ったり遊んだりしていると、

橋への道のかたわらに誰かが立っているのに気づくのです
彼はそこに繰り広げられている友の再会をものほしそうに眺めている。
生きている間、彼は動物と暮らしたことがなかった。
彼は疲れ果て、飢え、苦しみ、だれにも愛されなかったのです。
そんな彼がポツンと立っていると 、愛されたことがない動物が
どうして一人ぼっちなのだろうとそっと近づいてくのです。
すると、なんと不思議な事が・・・・・・・・・。
愛されたことがない動物と愛されたことがない人間が
互いに近づくにつれ、奇跡が起こるのです。
なぜなら、彼らは一緒になるべくして生まれたからだ。
この世では決してめぐりあえなかった特別なだれかと大切な動物として。


今、やっと『虹の橋』のたもとで彼らの魂は出会い、

痛みや悲しみは消え、友はいっしょになるのです。

そして、いっしょに『虹の橋』をわたり、もう二度と別れる事は無いのです。 

posted by Hiromi at 17:44| 愛知 ☁| がま口弘美の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月29日

回復か屈辱か

  アウンサン・スーチーさんが来日した時、在日カチン民族の団体は歓迎集会を正式にボイコットしました。(高世さんのブログhttp://d.hatena.ne.jp/takase22/20111001によると)2年前から国軍の激しい攻撃にさらされているカチン民族としては到底歓迎などできないということ。さらにスーチーさんへの抗議デモをかけるプランもあったが、ビルマ族や他の少数民族から「それだけはやめてほしい」と懇願され、ボイコットにとどめたという経緯があってのことだそうです。民族問題が解決できないと、ミャンマーの民主化も前途多難。

 1週間前の22日深夜・・・正確には、23日早朝3時10分、テレビ朝日のドキュメンタリー「テレメンタリー」で、
「同志は『スパイ』だったのか〜ミャンマー民主化運動粛清事件21年目の真実」という番組が放送されました。

番組HPの予告文は・・
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民主化が進むミャンマー。
その一方で、これまで語られてこなかった民主化闘争の暗部も露呈してきた。民主化勢力の内部で、多くの同志を「スパイ」として拷問し処刑したというのだ。「自由」という高い理想を掲げながら、血なまぐさい「粛清」が行われたのはなぜか。21年前、「粛清」の現場を取材した一人の記者が、その真相を探るべく再びミャンマーに向かった
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 この「一人の記者」というのが高世さんで、彼が主人公のドキュメンタリーと思えばいい。全国の放送局で放送時間がまちまちでオンエアーされるので、私は27日の朝5時20分から50分までのメーテレを待ち構えて見ました。
 1992年2月のABSDF(全ビルマ学生民主戦線)の取材は2日間だけで、彼は事件の真相を確認することもできないままに、「ザ・スクープ」で、政府軍がABSDFの組織に浸透させたスパイを摘発した事件として報道しました。
ところがそれから20年もたった去年3月に高世さんは、その時のことに関して、「私のいとこは、仲間の手で殺されました」という一通のメールをもらった・・・というところから番組が始まって、彼は暗闇の中、中国からミャンマーへ密入国! 当時の取材地点に到着します。結局は
民主化闘争の仲間の中の嫉妬が原動力になった、「粛清」が真実であったようです。とても残酷な話なのですが、番組終盤では、当時の学生たちが今尚、ミャンマーの民主化のために頑張っている姿があり、感動しました。

 今朝の新聞は、昨日の「主権回復の日」と沖縄の「4・28政府式典に抗議する『屈辱の日』沖縄大会」が1面トップに並んでいます。とにかく、人間の権利というものが「美しい日本」とか「強い日本」などと言う曖昧模糊とした観念で語られるのは私は気持ちが悪い。

 

posted by Hiromi at 17:14| 愛知 | がま口弘美の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月25日

あめ つち ほし そら やま かは みね たに くも きり 

  八事朗読バンド練習日。あいにくの(植物にとっては恵み・・・)雨だったけれど、いつも介護でなかなか都合のつかないMさんが現れ、今日は何とか6人集まりました。母音の無声化を中心に基本復習。発声練習は色々な詩で即席の群読もやり、楽しい時間でした。阪田寛夫「お経」が一番うけていました。「電車馬車自動車人力車力自転車交通地獄通勤者受験地獄中高生合唱練習土曜日空腹帰宅晩御飯」・・・。要するに何でも発音練習になりまする。
 「五十音の歌」北原白秋の詩を常用していますが、ルーツをたどって「いろは歌」「あめつち歌」「たゐに歌」まで遡って朗読してみました。先人の智恵と工夫の財産で私たちは言葉を使わせてもらっているのだと感謝。「いろは歌」がいかに秀逸であるかを再認識しましたが、「あめつち歌」はyoutubeで初音ミクが歌っていて、これはなかなか荘厳です。
 「あめ つち ほし そら やま かは みね たに くも きり むろ こけ ひと いぬ うへ すゑ ゆわ さる おふせよ えのエを なれゐて」・・・・。平安時代初期の人たちの見ていたものが見えてくるような・・・。私たちは何を汚したか。
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2013年04月23日

小猫はいりませんか?

猫おねがいします.jpg 友人から電話がかかりました。家の倉庫の中で野良猫が4匹赤ちゃんを産んで、ニャーニャー鳴いているのだそうです。動物愛護センターに持って行ったら、引きとってくれなくて、「親猫にくわえさせてください」という指導だったそうです。自然に任せなさいってことなのでしょうか? それで、「どなたか、もらってくださるといいね」という話になったのですが、黒1匹と茶3匹いるそうです。ほしい方、連絡くださいね。
 1週間ほど前、バラが久々に玄関の僅かな隙間をこじ開けて逃走しましたが、今回はすんなり押入れに帰宅していてびっくりしました。どうもパパトラを家の中に誘いいれて二人で遊んだらしく、パパが外へ朝帰りしていったようです。放射能の汚染水はどこへも行き場がなくて、深刻な状況だって、クローズアップ現代でやっていて、こんな深刻な問題と並列で猫の行き場のことを考えていていいのだろうかと思うのですが・・・。
posted by Hiromi at 22:08| 愛知 ☁| がま口弘美の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月21日

ガクッ

 河村さんが当選確実だって・・・。恥ずかしいね、南京の人たちになんていえばいいの?
posted by Hiromi at 20:46| 愛知 ☀| がま口弘美の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

半世紀以上消息のなかった恩師の消息

  市長選の投票に行き、廊下で兄に出会って聞かされた話にビッリ仰天。私の小学校4年生の時の担任のI先生に出会い、先生が、ぜひ私に会いたいと言っておられたのだそうです。兄は直接先生を知りません。何故声をかけられたかと言うと、名古屋に何人もいない珍しい苗字のせいです。兄の名札を見て、「もしや・・・」とI先生に突然声をかられたのだそうです。音楽の先生だったI先生は私が5年生になった時、転勤されました。
 父がオルガンを買って、私に習わせようとして(私が習いたいといったのかもしれません。忘れました)、当時、ピアノの先生は田舎ではみつからず、父がI先生に頼みに行ってくれたのです。先生は毎週我が家に来てくれまして、1年くらいでバイエルを終えたのですが、伊勢湾台風の被災者になって、父が失業してそれどころでなくなり、先生とお別れしました。それ以来お会いしていない先生!!!  今はアコーディオンなんか弾いて、老人ホームなどの慰問を熱心にされているそうですが、それにしたって、80才近いんじゃなーい? お元気で良かった! 半世紀以上経って、災害のためにお別れした人と再会できるなんて!  今から楽しみです。で、「先生の住所はぁ?」「電話番号わぁ?」・・・「しらーん。又会うでええわ」・・・やれやれ。兄は多分私の住所も知りません。「近所だで知らんでもええわ」・・・かくて、I先生の行方も市長選の行方も今はわからない。

 午後は愛知芸術劇場コンサートホールで名古屋大学男性合唱団創立60周年記念の名古屋男声合唱団と名大男声東京OB合唱団の演奏会。総勢130名くらいの、年齢に負けない、すばらしい合唱でした。歳をとっても学び、磨き、発表の場を持って輝いているのは本当にすばらしいと思います。みんな色んな人生を引っさげてのことだろうな。東京や沖縄やあっちこっちからきた友達とヤアヤアヤアの場面があちこちで。
 全員合唱は「花は咲く」。これ凄く難しい。でもとても良い歌。災害にあっても、今日の私みたいに、恩師と「話」の花が咲きそう。人生、きっと良いこともあるよね。

 
posted by Hiromi at 20:22| 愛知 ☀| がま口弘美の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月20日

イラク派兵違憲判決5周年の集い

 憲法の危機にどう抗うか。名古屋市博物館の地下のホールは200人以上のお客様でほぼ満席でした。訴訟が始まってから10年。判決から5年。あの、感動の判決から時代はどんどん悪化しているように思います。

 主催はイラク訴訟の弁護団ですので、私たちかつてのスタッフは、受付のお手伝いだけだったので、じっくり話を聞くことが出来ました。北は北海道や仙台から、南は長崎(Oh! U弁護士も現れました・・・)も、全国から大勢の弁護士が駆けつけました。もちろん原告市民も各地から! 全国で弁護団名簿は900人以上だそうで、裁判が終わってからも増え続けているそうです。特に判決の時は未だ弁護士でなかった、若い弁護士が司会をしたり報告をしたりしている姿は爽やかでとても頼もしく思いました。
■主催者問題提起
@川口創イラク訴訟弁護団事務局
  「立憲主義の破壊」を目の前にして
■ゲストスピーカーの講演
A山田朗明治大学教授(イラク訴訟証人)
  イラク戦争を経た現在、日本の戦時システムはどこまで構築されたか
B半田滋東京新聞論説委員
  安倍政権の安保防衛・改憲戦略とその現段階

■名古屋違憲判決をベースに自衛隊裁判の新たな展開
C重要段階を迎えた「情報保全隊訴訟・仙台高裁」のたたかい
D自衛隊員の人権裁判の現状と課題
E市民による監視(自衛隊をウォッチする市民の会)

■今日における3論(世論・理論・弁論)のたたかい
F内藤功弁護士(砂川 恵庭 長沼 百里事件の基地訴訟)
  名古屋違憲判決及びその後展開されている自衛隊裁判の意義

などなど、次々と重要な問題が報告され、充実した内容でした。
憲法九条がどれだけ戦争にしない縛り、歯止めになっているかひしひしと感じました。
そして、世論を作ることの大切さも。

 9条は大切な事はよく分かっているのですが、政府は日本国憲法の改正手続について規定している96条を改正しようとしています。国会議員で日本国憲法 第96条改正に反対する会ができたと、衆議院議員もかけつけて報告がありました。
自衛隊が国防軍にならないために、9条の縛りは絶対必要です。首相のまやかしの説明や矛盾などにだまされないように。
子どもが駐屯地で武器を.jpg

 いっちばん今、心に残っているのは、Eの報告の子どもが本物の銃を触っている写真。これ、日本です! この子の親は一体どんな気持ちで人を殺すための本物の銃をこんな幼い子に触らせているのでしょうか。
posted by Hiromi at 21:58| 愛知 ☁| がま口弘美の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月18日

■「ワシントンにとって恥ずべき日」

  アメリカの上院が超党派議員らが提出した銃規制法案を否決した。銃購入希望者の犯罪歴調査を、銃の展示即売会やインターネット販売の際にも拡大することを定めたもの。反対多数。オバマさんを助けなきゃいけないはずの民主党上院議員の中で、今度の選挙が危ない議員や、銃所持支持派が多い州の選出議員が反対に流れたことが要因の一つだそうだ! どこの国も人の命より自分の権力の方が大切な政治家が多いんだなぁ。オバマ大統領は記者会見で「ワシントンにとって恥ずべき日」と発言して、銃規制を目指す努力を続けていくことを約束したけれど、こんなだったら、いっくら大統領に手紙を書いたってなんともならへん。その上テロが増えて武装はますます厳しくなるでしょうし。アメリカの草の根の銃規制運動をしている人達、がっかりしているだろうな。あきらめちゃいけないけど。
 銃器・武器産業、原発産業、構造は同じ。まだ原発を動かす、作る、売るって言っている国も恥ずべき日を更新し続けています。

 放射能難民から.jpg中野聖乃さん著「放射能難民から生活圏再生へ マーシャルからフクシマへの伝言」を先月の吉祥寺の講演会で、ご本人から購入していて、なかなか読み切れてなかったのですが、やっと読み終わりました。1954年3月1日のアメリカの水爆「ブラボー」の実験がビキニ環礁で行なわれたことにより、ロンゲラップ環礁で平和に暮らしていた人たちが居住できなくなってより、他所の島に強制移住させられ、肩身の狭い思いをし、除染の済んだ故郷に帰る、帰らない・・・今だに問題は解決せず、人々はそのリスクを深く背負ったまま中野さんが現地に何度も入り、暮らし、研究したものです。対策を現地に一度も行った事のない人、現地の人と話したことのない人たちが、机上で決めていくというようなところが、とても印象に残りました。(記事はクリックで拡大)

posted by Hiromi at 17:48| 愛知 ☀| がま口弘美の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月17日

国としての品格

  ボストンマラソンでの爆発事件を知らずにいて、ふとテレビをつけて知りました。たまたまCNNの現場中継が画面に出て、レポーター二人の会話。「我々はイラクに取材に行ってこんな場面はよくあった・・・」・・・何ですぐイラクの話になるんだろう・・・他の局に切り替わったら、9.11を思い出すというコメントが次々。9.11の映像も何度も出てきました。
  衆院予算委で首相が自衛隊の武器使用に関して緩和必要…と。時計の針が左に回っていくような気分でいたたまらない。ここんとこジョンウン氏がいつボタンを押すかってニュースばかりでうんざりしているので、あーっ、もっと皆が仲良くなったぁーってニュースをながしてくれーぃ! って叫びたい。

 アウンサン・スーチーさんが来日しています。13日、東京・渋谷で在日ミャンマー人の集会に参加して、1800人の聴衆に語った演説が、とっても分かりやすいのでびっくりします。まるで国民のお母さん。日本もこんな演説をしてくれる女性が首相になる日があるといい。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130416-00000000-asiap-soci
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・・・自分の祖国の品格を保つように、高いレベルで生きなければなりません。高いレベルというのは、物理的な意味で言っているのではありません。精神的な意味です。精神的なレベルの高さが必要だと言っているのです。

・・・私の見方では、私たちミャンマー人が団結しない原因は、自分に自信がないからです。自分に自信がないから、他の人が自分よりも良くなるのを非常に恐れるのです。
この心性を直してください。誰にもそれぞれの価値があります。それぞれの人にそれぞれの価値があります。リンゴとミカンのどっちがいいと言えるでしょうか。言えないですよね。ミカンが好きな人ならミカンですよね。リンゴが好きな人ならリンゴですよね。もしリンゴがミカンに嫉妬したら、リンゴの方が頭がおかしいということになりますよね。
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 中国国際放送局にいた時、ミャンマー語部の人と少し交流がありました。「ミャンマーじゃないよ、ブーマだよ」って言われて、ポカーンとしたことを思い出しました。日本人はビルマというから、とっさにブーマーという発音に反応できないし、よほどの関心を持たなければ、おたがいに他所の国の歴史に理解を示せないものだとも思ったのでした。今回のスーチーさんの考えを紹介した記事をメモしとこう。

国名としてBurmaを使い続けてきた理由について、「ビルマ語では、私も"ミャンマー"を使っている。英語での国名をBurmaからMyanmarに変えた際に国民の意思を全く聞かず、統治者が勝手に変えたことに納得できない。そして、Myanmarにはすべての少数民族も含むという言い分にも根拠がない。BurmaとMyanmarは口語と文語の違いでしかない」と述べ、「英語での日本の国名がJapanであるように、国としての品格を保つ自信があれば、変更する必要はない」との見解を示した

posted by Hiromi at 06:06| 愛知 | がま口弘美の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月14日

紫金草の種を南京から持ち帰った山口誠太郎氏のご子息、裕氏ご逝去

 美濃加茂市の恒例、第13回「春・朗読の一日」に行きました。今回は八事朗読バンドは参加しませんでした。本当に皆の都合の合う練習日を見つけ出すのがせいいっぱい状態なので、残念でした。でも、会は年々参加者が増えていて、今年は59プログラム200人ほどの賑やかさで、文字通り一日中の朗読会です。
 会場も文化の森ミュージアムの研修室とホールの2ヶ所に分かれますので、全部は見られませんが、東海音声表現研究会の仲間が出る作品を主に聞きました。80歳の方の新美南吉にかんする新聞コラムの朗読や、101歳で亡くなった柴田トヨさんの詩の朗読もありました。友人のKアナウンサーも参加して朗読していました。去年より一段と吸い込まれる朗読になっていて、謙虚に学ぶこと・・・の意味を学びました。
 心がひきつけられる朗読は、上手い朗読ではなく、まず作品が良いことだとあらためて思う。本当に愛している作品であること。文章を的確に捉えて、正しく理解して表現すること。つまりは全て基本に帰るのだと、これも毎年感じることです。

 帰宅したら、訃報が待っていました。南京から紫金草の花の種を持ち帰った山口誠太郎さんのご子息の、山口裕さんが、突然脳梗塞で10日に亡くなられたのです。88歳。「むらさき花だいこん」の作者、紫金草物語の作者の大門さんが早速ご焼香に駆けつけたら実話実説テレビより客席.jpg、枕元に紫金草の花が飾ってあったそうです。お通夜もお葬式も紫金草が飾られるよう手配さ実話実説出演1.jpgれ、式には山口さんがお好きだったバッハの曲と紫金草の曲が流されるそうです。紫金草がちょうど咲き乱れる季節に逝かれるなんて! お目にかかるといつも「紫金草は奇跡の花です」が口癖の医学博士でした。山口さん、どうぞ安らかにお眠り下さい。山口さんのお父様の遺志は私たちが引き継ぎます。
 写真は、中国の中央テレビの人気番組「実話実説」に「我的父親」というテーマで一緒に出演した時のものです。司会の崔永元氏の隣が弘美、山口裕氏、まのあけみさん。客席には100人の市民や学生がいます。
posted by Hiromi at 22:50| 愛知 ☁| がま口弘美の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月13日

かわいそうな象ショック

  『かわいそうな象』。太平洋戦争中の上野動物園で、ジョンとトンキーとワンリーという象が殺処分を受けたという実話に基づく話で絵本や教科書でよく知られています。私も、今さらながら、どうしてきちんと読んでいなかったんだろうと思うのだけど、絵本に出てくる1943年半ばの東京は、まだ空襲も始まっていない時期だった! ・・・・。だから、どうして殺されなきゃいけなかったか・・・ 大空襲で猛獣が逃げ出し、住民が危ないから仕方がないので殺したのではなく、戦況を正しく知らされていない国民に、覚悟をさせるための演出だった! だって象がまだ生きているのに、幕を張って象たちを隠して、殺された動物たちのためにっていう美談にして葬式を派手に演出したらしい。命令したのは、東京都長官。今で言う東京都の知事だった! 私は軍部が命令したとばかり思い込んでいました。ピースフィロソフィの翻訳を手伝っているSさんから教えてもらいました。

http://peacephilosophy.blogspot.jp/2013/04/blog-post.html

 最近「砂川事件」の一審の伊達判決を破棄するために、当時の最高裁長官が上告審判決の見通しを駐日米公使と密談して伝達していたという衝撃の事実がアメリカの国立公文書館にあった書類で明るみに引っ張り出されました。何でもかんでも秘密にされて、市民はまるで操り人形です。
 このシナリオは一体だれが描いているんだろう???って、よくよく考えていないと大変なことになってしまいます。いや、大変なことになってきました。これからもそうでしょう。

 

posted by Hiromi at 22:22| 愛知 ☀| がま口弘美の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月12日

いけばな展

     友人に栄へ呼び出されたので、ウォーッ、ついでが出来たぞとばかりに又鶴舞図書館へ。今日は又20曲ほど発見してコピーできました。「『はだしのゲン』における唱歌、軍歌、流行歌」なんちゃって、研究発表が出来たらおもしろそう! なんて、興奮してしまいました。私はこんなことやってるときがいちばん幸せです。まだ見つからない楽譜をどうやって手に入れよう・・・俄然熱いスイッチが入ってしまって、ふと、そうだった、私はブルーだったと、現実をチラリと思い出したりして。それにしても「少年猿飛佐助」なんて、ラジオドラマのテーマ曲の楽譜なんて、どこへ行けば手に入る? 
松坂屋華道展d.jpg
 栄のユーハイムで待ち合わせるのは、もうウン十年前からの私とTさんの習慣なんだけど、ここへ10年前から友達になったTさんの同窓生のTさんが加わって、3人のお喋りは果てなく続き・・・。だれがいちばん不幸せであるかなんてネガティブな話のテンコ盛りをしたけど、辛いドラマがあるのは、それだけ生かされてきたってことで、最後は感謝でポジティブにまとめる。今度会うときは、今の不幸がどうなっているか話そう! と約束して別れました・・・のに、1分も経たないうちに、茶道や華道の心得深きTさんが「松坂屋のいけばな展で呈茶券があるから、ちょちょっとだけ行こう」と誘ってくれて、二人で松坂屋ホールでお抹茶を戴いたのでした。ごちそうさまでした。
 たまにはこんな華道展にふれるのもいいものです。会場が広いからか、スケールの大きい生け花でした。もうあじさいやてっせんもあり、季節の先取りがすごい。天井から紫の花がぶら下がっているから、ヨヨヨ藤の花かと思ったら、ドライフラワーでした。びっくりさせるだけでなく、なにげなく菜の花を生けたりしているのもあって、ハッとさせられたり。楽しい一日でした。

  松坂屋華道展a.jpg 松坂屋華道展e.jpg 松坂屋華道展c.jpg 松坂屋華道展b.jpg
posted by Hiromi at 23:26| 愛知 ☀| がま口弘美の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月11日

平和コントロール

  中国からの留学生KさんとKさんの下宿先のKさん(Kさんはお母さんと呼んでいます)が突然訪ねてくれました。1ヶ月故郷の桂林に帰っていて、そのお土産を持ってきてくれました。銘菓とともに本当のお母さんの手作りのカリントウのようなお菓子と干し芋、スイカの種も。南瓜や向日葵の種は好物だけど、スイカの種は小さくて・・・。庭の紫金草も種のサヤができ始めています。

 午後鶴舞の県立図書館で楽譜探し。ゲンにはいっぱい戦中戦後の歌が出てきます。リストアップしたら、90曲ちかくありました。それを全部YOUTUBEで探したら、95%近く聴くことが出来ました。が、楽譜となるとなかなか手に入りません。ふと、図書館の館外貸出禁止の棚を思いつき、早速出かけたわけです。とりあえず30曲ほどコピーできました。あと一踏ん張り。本当に知りたいのは、ゲンたちが皮肉をこめて歌った替え歌なので、全部の楽譜が必要ではないのですが、知れば知るほど、戦時歌謡がいかに戦争を美化し、人々を死に至らしめていったかわかってきます。マインドコントロール。
20130410中日夕刊.jpg
 夜はテッカイの会の会議。南京市出身で名古屋在住22年のKさんがたまたま参加。今日の中日の夕刊が話題になりました。Kさんは日本の大学で教鞭をとっていますが、「日本の若者たちは南京に全く関心がないし、日中の歴史を知らない」と言います。このKさんを講師に招いて、来る5月14日(月)夜6時半から連続学習講座の第3回を行ないます。女性会館の視聴覚室です。タイトルは「名古屋南京友好の鍵  私の中の南京を語る」。名古屋にいながらにして、南京の方の気持ちを直接聞ける機会はあまりありませんので、大勢の方に来て頂きたいと思います。
 
 Kさんのお父さんは90歳半ばで昨年末亡くなられたけれど、かつて日本軍に捕まった体験の持ち主だったそうです。会議の司会をしていたTさんはお父さんが満州でお勤めだったので、小学校1年生から5年生まで現地で育ちました。終戦時の引き上げで、天津の学校に一時収容されていた時、学校の外に出たら、レンガや石を投げつけられてケガをしたそうです。河村市長のお父さんとは全く逆の話です。Hさんのお父さんは大工さんで、兵舎を建てるために中国に徴兵される寸前だったとか。そして私・・・。皆の親の血肉の本当の話。親の世代を超えて、皆がどうしたら平和が保てるか話し合っている。そんな会議です。こんな会議を冷静に広めていけば、その先に平和は必ずあるのだけど。 
posted by Hiromi at 14:14| 愛知 ☁| がま口弘美の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月08日

「木酢」噴射戦はミクロだけど

東京新聞20130408秘密保全法.jpg 当地はさほど風雨が激しくなく幸いでしたが、各地の春の嵐の様子を見て、春雨貴如油なんて言ってられないですね。でも確かに庭の木々は風雨にめげず、若葉に生まれ変わり、花の芽はつくつく顔を出し、色々な虫達も葉っぱにウジャウジャ出てきて、私の「木酢」噴射作戦に対して生存をかけて戦っています。狭隘な箱庭の戦争は自然のこととて、ニュースにもならないけど、今にも戦争が始まりそうなニュースが目に飛び込む日々です。いや、その前に放射能汚染で世界中戦争どころでなくなるのではないかとも思ったり。どんなことも政府はパニックが起きるといけないし、敵に情報を与えられないから、秘密秘密。直ちに心配する必要はないと言うけれど・・・。
 今日の東京新聞
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【特報】秘密保全法案 秋にも国会へ
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2013040802000129.html
「戦争できる国」の扉か 安倍政権が再び野心 日本版NSC創設とセット
 改憲準備の治安立法 公務員のみならず民間も対象 反対の市民ら「危機感共有を」

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posted by Hiromi at 22:07| 愛知 | がま口弘美の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月07日

アマゾン

  依然としてブルーだけど、なるべく忘れるように仕事に没頭しています。仕事と言っても仕事じゃない仕事で仕事とは言えない仕事だけど。でも、5年間やり続けていると、確かに自分が進化していることが分かります。それで又最初の頃の下手さが目に余ってやり直しているので、この仕事は永久に終わらなさそう・・・やれやれ。
 
 『私は戦争から生きて帰った』が読みたいと仰った方に「もうこれ一冊だけになってしまいましたので、読んでお返しいただいていいですよ」と、貸したら、すぐ丁寧に包装されて返ってきました。お名前も知らない方だったけど。驚いたことには、「アマゾンで出ていたので、そちらで買います」って!! びっくりして私もすぐネットでアマゾンに飛んだら、中古品の出品 ¥ 218より・・・。ギャッ! 中古価格 ¥400(税込)定価より ¥1,070 おトク!  っていうのもありました。皆さん、読み終えてから出品してくださって有難う。私が買うよーーーー! 絶対お徳だもの(笑)。もうなくなるなくなると思っていたので、こうやって古本で手に入ることがわかって、本当に嬉しい、ありがたい出来事でした。
 まあ、こういう出来事が起きたのも、またまた反省材料なんだけど。あの会は、音声表現の会なのであって、私の講演会ではなかったのだから。戦争の話に興味を持っていただいたらいけなかったのだ。

 
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2013年04月05日

ミミズの学校

ミミズの学校.jpg まだブルーが続いているので、庭に出てボーッとすることしばしば。いつになったら人間は完成するんじゃろうねえ・・・と、ミミズに話しかけたら、死んでいたのだった。干からびてくるんと9の字になって。偉いよねえ、あんた。死んでも9条を守ってる。

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2013年04月03日

春雨貴如油

  ちょいとブルー。珍しいね。昨夜の研究会のことが心に引っ掛かっているからです。今日、昨日参加していた方から初めての突然の電話を受けました。朗読に関しては特に何もしていない方。だから朗読の話が主軸でなく、私の話そのものについて深い同感を覚えたという内容が主でした。私は何故「朗読」に絞らずに、自分の「想い」に突っ走ってしまったかという反省でブルーになっているので、慰められました。「朗読が下手で、それで、なにがいけないの?」という、超素朴な言葉を聞き、ひょっとして、私もずーーーっと、そういうことを想ってきたような気がしたのです。伝える気持ちがあれば、伝わるのではないか。うーむ、とはいってもねえ。テクニックは絶対必要だし、かと言って、テクニックだけでは絶対伝わらないことも確かなんだわ。つまりは「想い」+「技術」かなぁ。「言葉」は、とどのつまりは何のために存在するんや! 人は何故音声表現するんや? 黙っとれば傷つかんのにぃ。(でも、それじゃ、きっと寂しい・・・。)人は何故音声表現するんや?

 北京の若い翻訳仲間に、余談で「日本は今"花散らしの雨"がふってるよ」ってメールに書いたら、「中国の諺では『春の雨は油のように貴重なものだ』というのがあります。世の中すべてを浄化してくれるめでたい春雨ですよね。北京にもこんな雨が降ってほしいです」という返信がすぐ来ました。春雨貴如油。 なるほど。

 今の所、私の春雨は誰かからの優しい「言葉」。今日電話くださった方、有難う。
 
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2013年04月02日

合唱の中の朗読について

  東海音声表現研究会。今日は朗読つき合唱構成「紫金草物語」について。つまりはレポーターは私で、テーマは合唱曲における朗読です。1月5日の音楽会のDVDを見て皆で話し合いました。が、やっぱり紫金草の話だもんね、あれやこれや話したくなってしまって、結局はテーマを「朗読」に絞りきるように出来なかったのは、話し手の責任。
 悪いことに、確か、ここ1年以上お休みされていた市長さんにとても近い同志の方がいらしたので、ちょっと私の気持ちのバランスが崩れてしまったのも反省点。 「朗読部分をもう少し洗練させれば、合唱も生きる」と言う意見はもっとも。想いや想いいれだけでは、語りにならないのだね。朗読のせいで死んでしまう合唱もあるでしょうし、どっちかが拙くても、なにかしら良い雰囲気にまとまる場合もあるでしょう。

 来月は引き続き、合唱の中の朗読についてで、Yさんのレポート。同じ曲で朗読者が違う場合をCDで聴き比べが出来そう。勿論、次回はプロの朗読になるでしょう。アマとプロの違いも論じられそう。
posted by Hiromi at 22:54| 愛知 ☔| がま口弘美の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする