2013年07月30日

イラクに行く前にゲンを読むべきだった。

 
 
 クロ現を見てからすぐ金沢のANさんに電話しました。10年前、ロシア語のゲンが完成した時、ANさんは『これが世界に広まるといいなぁ』と思ったそうです。「だから、今日の番組は感慨深いものがあったでしょ」と言ったのは私。「悔しいけど褒めてあげるね。それから、パソコンしてる後ろ姿だけで、ロシア語話してるとこカットされてて良かったね!」と二人で爆笑。番組というものは100撮影しても使われる映像は1か2だとつくづく思います。イランとアメリカの取材に絞り込んであったのがよかった!
 元アメリカ兵としてイラクに行って戦争をしていた兵士の言葉は重い。「イラクに行く前にゲンを読むべきだった」。サラさんのコメントも良かったし、ミサヨさんのお話も二人三脚でもっとも近くにいらしたからこそのありのままの話。そして、私たちにとってはこういう外国での取材は、これからの海外出版への力強い応援になるので、本当に嬉しくありがたいです。

 
 豪雨被害に遭われた皆さんには御見舞い申し上げます。なんとなく申し訳ない気持ちになりますが、我が家の庭は雨のおかげか、実のなる木が順調に育っています。ブラックベリーのジャムとジュースを作りました。料理の下手な私にしては、よくやったものです。人間、頑張ればできるよね、ゲン!  
   ブラックベリー1.jpg ブラックベリー2.jpg ブルーベリー籠いっぱい.jpg ジャムできあがり.JPG ブルーベリージュース.JPG 
posted by Hiromi at 22:25| 愛知 ☔| がま口弘美の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

熱に浮かされて

  29日は 八事朗読バンド。半分の5人+1人で練習しました。「りゅうりえんれんのものがたり」に挑戦。私はこれをテキストにするのに苦戦。10.5ポイント二段組、余白10oでも9頁になりましたからねえ・・・。長編詩はリズムにあふれ、朗読すれば30分を越します。今日は1,2頁を読み込んでみましたが、みんな「疲れたー、重ーい」と言っていました。本当の物語ですから、迫るものがあるもんね。お疲れさまでした。

  さあ、今日は「クロゲン」。「クローズアップ現代」のことは通称こういうのだそうです。金沢のANさんが「どうして私、こんな年になってばちがあたったんだろーねー」って、ウクライナのニーナさんと電話させられたことをものすこ゜ーーーーく嘆いていました。私だって、「北京と電話でやりとりされることはないですか?」って聞かれたら、「ありません。もしあっても日本語語でーす」。こんな人が中国語訳やってるなんて思われちゃ、申し訳ないからね。私は中国語はできません! 日本語が出来るから、やっているのです。ANさん開き直りましょう。みんな気持で動いているのだから。イランのサラさんだって、大学の論文書きながらの翻訳作業。みんな熱に浮かされて翻訳しています。気持ち気持ち。

 
posted by Hiromi at 05:42| 愛知 ☁| がま口弘美の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月28日

にっしん平和のつどい2013

 毎度ながら隣町の日進市へ勉強に行きました。「にっしん平和のつどい2013」。昨日と今日、盛りだくさんの行事が行なわれていますが、私は10時からの「ベアテ・シロタ・ゴードン:ドキュメンタリー映画会」"私は男女平等を憲法に書いた"を見せてもらいました。これをみると、ほんの一寸前まで日本の女性は人権が全く無視されていたってことがよーく分かります。戦後22歳の若さで5ヶ国語を話せたまれにみる才能で世界の法律を集めて「人権」の草案を担当し、日本女性に大いなる恵の花を咲かせてくださったのです。誰だ! アメリカから押し付けられた憲法だって言っている奴は!

 エントランスホールや会議室、工作室で行なわれていた各サークルの展示もゆっくり見ました。1日から始まるピースあいちでのゲンの原画展の宣伝チラシがそこらじゅうに貼ってあり、感動感動。「むらさき花だいこん」の展示のところに行ったら、若いお嬢さんが「どうそ手にとって読んでみてください。種もよろしかったらどうぞ」ですって!!!!!感動感動感動の100乗!!!  北京から帰ってその年だったかあくる年だったか10年は経っています。まっ先に「むらさき花だいこん」の物語を取り上げてくれたのが、"にっしん・女性9条の会"でした。昨日も今日も「むらさき花だいこん」の朗読会も行なわれています。一日いたいけど、そんなわけにもいかず・・・。

 そうそう、映画の女性ナレーションが文句なく素晴らしかった。私もあんなふうに朗読する仕事があったらなぁ。あきらめずにメザソ。まっすぐ生きていたらきっとそんな仕事にめぐり合える。
日進平和展ゲン広告1.jpg 日進平和展ゲン広告3.jpg 日進平和展花だいこん.jpg 日進平和展花だいこん2.jpg
★1975年初版本のゲンを見ました。「うわー、これ凄いですねえ!」って言ったら「廃品回収に出されていて、誰かが貰い受けてきたんですよ」だって。そりゃ、まっ黄っ黄でボロボロの全10巻だったけど、お宝をよくもゴミにだしたねぇ。よくも拾ってくれたねぇ。ちなみに今私が使っているのは2007年版の第68版です。
posted by Hiromi at 16:09| 愛知 ☀| がま口弘美の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

大衆の罵声

  隅田川の花火が途中で中止になったって。それでも都の水がめは危機。宇宙に人間が暮らす時代に、どうして豪雨の地域から旱魃の地域に水が運べないのかと歯がゆいばかり。そんな中で杭州の劉さんからびっくりするニュース。
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 昔から「地上天国」と呼ばれてる杭州は、「人間地獄」になっています。最高気温が40度を超えてる日がすでに一週間以上続いています。一番暑い日は、なんと42.9度でした。産業用電力は勿論、民生用電力も制限を強いられています。
  杭州経済開発区の近くにある村は停電になって、村民たちは暑さに絶えず、地下鉄の駅へ避難しに行きました。あまりの人数(約1,000人)に困惑を感じた地下鉄の管理部門は、冷房設備の停止に踏み切ったせいで、「冷酷な行為」だと大衆から罵声を浴びられました。
  翌日、冷房設備は切れられませんでしたが、そこに避難している約1,000人の人々は、駅の中で寝込んだり、飲食したり、トランプをしたりして、正常な地下鉄の運営に影響を出した一方、たくさんの生活ごみをも作り出しました。彼らはまた批判の的になっています。
2杭州の夏.jpg  杭州の夏1.jpg
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 地下鉄で寝っころがって裸でスマホするって、いくら暑くても日本ではないシーンでしょうね。中国だって10年前には考えられなかった光景だと思います。「大衆の罵声」が素直に表現されること、これぞ国家のエネルギー。エネルギーのコントロールは難しい。
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2013年07月24日

「クローズアップ現代」のゲンの話題、7月30日に放送日変更

 「徹子の部屋」の追悼集3日目。団十郎さんがトップで、中沢さんが最後のしめくくり。最初何人かお顔が並んだとき『あれ? どこ・・・』って思ったほど。若い44歳の時の出演場面でした。8月6日に奇跡的に命拾いをしたこと、お母さんがショックで路上で出産されたこと等を話しておられた。間一髪で助かったことを、徹子さんが「きっと世界に知らせるように命をくださったのね」と涙ぐんでいました。30年前になにげなく「世界に・・・」と、徹子さんは仰ったのだと思うけど、今の私たちにとっては、今の今言われているようでびっくりしました。
 徹子さんもそうだけど、若いときって、皆声が高いし、スピードも速い。何よりも生き生きとしています。晩年の5年ほど、病を得て穏やかな日々にしかお目にかかっていないのでその変化に驚きました。

 
 「クローズアップ現代」でのゲンがテーマの放送日は8月1日から7月30日に変更になったそうです。私も予約を頼んでおいたので、訂正。

 
 それからメーテレは、8月15日夕方の「UP」でゲンのテーマで特集します。その担当のディレクターさんと燕ちゃんのインタビューが北京の国際放送局で実現! 世の中、ちゃーんと繋がるようになっているんですね。最後の締めくくりの音楽が「紫金草物語」の中の「平和の花紫金草」。泣きました。ありがとう。燕ちゃん。ウェブ放送で42分間がありますが、これは消えませんので、時間がある時にごゆっくりどうぞ。名古屋と中国の"ぶっとい" 関係のお話が出てきます。
http://japanese.cri.cn/782/2013/07/23/145s210859.htm
写真の下の▲ボタンを押せば放送が聴けます。


 

 
posted by Hiromi at 20:30| 愛知 | がま口弘美の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月23日

CRIインタビュー

 
泣きながら聴いた番組です。インタビューしている燕ちゃん、答えている名古屋の村瀬さん。感謝あるのみです。
http://japanese.cri.cn/782/2013/07/23/145s210859.htm
この村瀬さんがずっとゲンのことで取材を続けてくださっています。8月15日のメーテレ「UP」の特集で放送されます。
posted by Hiromi at 23:18| 愛知 ☁| がま口弘美の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ネットのお墓

  「NHK クローズアップ現代 三宅洋平」で検索するととととととすごーーーーーーい。私もしっかり見ました。「民主主義の成熟のために・・・」という締めくくりの言葉が心に残りました。ビッグデータの分析も驚異的。

 最近、このデータのことで随分考えさせられたことがあります。このブログもそうなんだけど、私が突然死んだら、この始末はどうなるかという事です。地球の財産か?ゴミか? 永久に残すか? サーバーに予め連絡して、全部消してもらうのか? 自分のじゃなくて、人のブログで消してほしいところも当然出てくるわけだけど、そのブログを書いている人が突然死んでしまった場合、消去を依頼したい時どうしたらいいか、考えたこともなかったことを考えるケースを体験しました。パスワードを知ってる人しか消去できないもんね。だから、「ネットのお墓」というものを立ち上げて仕事にしていこうと考えている人もいるらしい。

 さて、明日は「徹子の部屋」。3日間連続の追悼特集の最終日。見るのは辛いけど見ておかなくっちゃ、中沢さんの魂を。私の成熟の為に。

 

 
 
 
posted by Hiromi at 21:36| 愛知 ☁| がま口弘美の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

若い人に伝えていくこと

  珍しく午後1時からテッカイの会の会議。午前中は市役所前で街宣活動をしてきた3人さん。選挙でぐったり、がっくりしているのに、力を振り絞って頑張っている。私は参加してなくて、申し訳なかったです。会議の仲間の中にいると息ができる。元気をださなくっちゃね。自民党が笑っているTVを見るのは体に悪いのです。
 

 午後4時にN大学の人文社会学部のH先生のところへMテレのMディレクターと行きました。名古屋のピンポン外交の話や南京などとの友好の市民運動について、一緒に文章を書く機会を戴いての打ち合わせです。他にも様々な分野の方たちが、中部地方の平和のための活動について執筆し、統合して本になるそうです。今までそういう本がなかったということで、大学の学生たちに伝えるだけでなく、市民の財産として記録し、多くの人に知ってもらうことが狙いのようです。僭越だけど、やってきたことを書くだけならと、枚数も2000字程度なので、お引き受けしました。伝えられる場をこれからも大切にしたいです。感謝。

 
posted by Hiromi at 02:38| 愛知 ☁| がま口弘美の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月21日

ゴミ箱から救済サンドレス

サンドレス.jpg  サンドレスを作るつもりで色々母の着物を物色していたのですが、いいなと思って引っ張り出した、洗い張りが済んだ布。よくよく見たら、まーーーーあ汚い汚い。どうしてこんなに汚れや染みが多く、ほとんどのところが陽にやけて赤茶けていて、使い物になりません。あっさりゴミ箱へ捨てたのです。でも、どうしてもなんかひっかかって、マアいいや、何かになるかもと、又ゴミ箱から取り戻しておいた布。
 今日、ふと、裏表逆にしてみようと閃き、それでも汚いけれど、サンドレスなら何とかいけそう! せめて前身ごろぐらいきれいなところでとりたい・・・と思いつつ、強引に縫い始めたのでした。

 
 

 どうもひっかかる。こんなになるまで着倒したにしては、こんな着物を母が着ていた記憶がないのです。なんでこんなにまで着たのだろう・・・どうしてだろうとチクチクチクチク。そうだ! これ、私たちの"ねんねこはんてん"だった! 布の量も普通の着物より少ない。分かった分かったーーーーデモ、待てよ。私がこれでおんぶしてもらったのはいつごろが最後? 3歳か4歳? ・・・5歳まで病院に通ってもらったのだから、とことんこの一重のねんねこはんてんは活躍したはずだ。それにしてもそのはんてんの柄を記憶していた自分に驚きました。子ども3人のヨダレや汗やおしっこ??が浸み込んだ布のサンドレス。これで「服はもう買わない」という掟を辛うじて守りました。

 昨夜11時過ぎ何度も何度も携帯も固定も電話が鳴り響き、起きてみたら、訃報でした。95歳の大往生。家族葬だから、私はお葬式に出なくて良いことになりましたが、この御祖父ちゃんから受け継いだもの、後から後から子どもや孫たちは気がついていくんだろうな。今日の私みたいに。H様、ご冥福を祈ります。有難うございました。

 
 

 ケネディ大統領以降、約半世紀にわたって歴代大統領を取材してきた元ホワイトハウス担当の名物女性記者、ヘレン・トーマスさんが20日、92歳で亡くなりました。 常にホワイトハウス会見室最前列の真ん中に陣取り、質問したり、自分の見解を述べたりしたそうです。レバノン系の両親を持つので、イスラエルは「パレスチナから出て行くべきだ」という発言をして物議をかもし引退するハメになったのだそうですが、その年が、2010年というから驚きです。
 
 

 死ぬこと、残すもの、色々考える日々です。選挙報道はあまり見たくなく・・・。  

posted by Hiromi at 20:18| 愛知 ☁| がま口弘美の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月19日

スタンド・ユア・グラウンド法

  昨日の午後太陽が照りつける中日傘をさして家を出ました。100メートルぐらいのところで「暑いね」と、見知らぬ男性に声をかけられました。「暑いね。カバン持ってどこへ行くの?」「くも○」。「そう。偉いね。何年生?」「4年生。僕学校では友達いないからさぁ・・・・」しばらく会話が続いて別れましたが、なんか不思議な余韻。
 
 このあたりの小学生は、本当によく挨拶をするのです。ここへ引っ越したばかりの時、宿六は見知らぬ女性に声をかけられました。「おじいちゃんは誰のおじいちゃん?」。子どもは体中感性でできてるみたいだね。挨拶は家庭のしつけもあるのでしょうが、多分、これは学校で、しっかり挨拶をさせているのだと思います。でも、くれぐれも怖いおじちゃんやおばちゃんについていかないでね。一寸心配になって、ずーっと引っ掛かっています。こんなことを考えなくちゃいけない世の中になってしまった・・・。夏休み、子ども達が安全でありますように。

 
 スティーヴィー・ワンダーが、カナダのケベック市でのコンサートで、「スタンド・ユア・グラウンド(Stand Your Ground)法」が廃止されない限りフロリダ州では演奏をしないと発言。昨年の2月26日、フロリダ州サンフォードで起きた事件のことでです。17歳の黒人少年がコンビニから出てきたところを、地元の自警団長に射殺されました。正当防衛という事で射殺した人はすぐに釈放されました。少年は武器を持っていなかったので抗議が殺到したので、その後起訴されましたが7月13日、無罪判決が出、今全米各地で抗議のデモが相次いでいます。
 『服部君と同じじゃん!』と、腹が立つ。手に何か持っていたので、危ないと思ったって? コンビニで買ったお菓子の入った袋だよ。服部君もそう言われた。でも、彼が持っていたのはカメラだったよ。どこの国も変な法律はなくそうよ。
 日本も。大切な法律は守り抜き、変な法律は絶対作っちゃダメ。恐怖を煽って自警を呼びかける手口は間違ってるよ。そのことで、ますます危険が増すんだってば。

posted by Hiromi at 20:55| 愛知 ☁| がま口弘美の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月18日

放送予定

  広島から連絡をもらい、RCC放送(中国放送)のニュースを見ました。ありがたいことにネットで見られます。広島市安芸区の矢野南小学校の4年生90人が平和学習で麦を学校の屋上に植えて育て、16日に、その麦からできた小麦粉でうどん作りをしたのです。ミサヨさんも立会い、20分ほどこねた後、生地を寝かせ、生地を踏み続けてから調理室で細く切りました。この学校ではことしの秋も、3年生が屋上に麦を植える予定だそうで、さすが広島。チーム青麦はこんな小学生にまで広がっていて感動! 
 テレビは
http://news.rcc.jp/?i=MjExMzg=&#a 動画を見る>>ウインドウズメディアプレーヤー ←の三角を押すと見られます。

ついでにオタクメモを。自分で忘れそうなので。
●7月 18日  NHKラジオジャパン
Radio Japan Focus   Barefoot Gen Meets the World
 

●7
月 24日 徹子の部屋 上半期追悼特集 
8月  1日   NHK クローズアップ
アップ現代
8月  6日  RCC広島中国放送(TBS系列)で1時間の追悼特別番組


ラジオジャパンのHP
http://www3.nhk.or.jp/nhkworld/english/radio/program/index.html

の18日のフォーカスを見たら、イランのサラさんがペルシャ語の出来立ての第一巻を持ってにっこり。
「徹子の部屋」には、中沢さんは3回出演されているそうです。「髪がふさふさしていた頃の、見てやってください」と、連絡を受けました。プロジェクト・ゲンのAN代表は、ここんとこずーっとあっちこっちから自宅まで取材攻めにあっていて、ほんと、大変そう。皆、顔を出すのはいやだいやだと思いながら、やっぱり次の世代につなげたいという想いで必死です。
 広島の「チーム青麦」から先日黄色いチームのお揃いシャツと、3日間の40周年行事のアルバムCDが送られてきました。あんまり沢山の写真なので、後からゆっくり見ようと思っていたのですが、1枚、とっても楽しそうな写真がありました。キムさん、サラさん、アランさん、Nさん、ANさん。皆ごくごく普通の市民ボランティア。学者でもプロでも何でもありません。ゲンを通じてあっという間に話の花が咲くのです。

外国語版翻訳者集合(広島チーム青麦撮影).jpg
posted by Hiromi at 02:45| 愛知 ☁| がま口弘美の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月17日

ひまわり

  今池のシネマテークで、かねて協力券を買っていた、映画「ひまわり〜沖縄は忘れない あの日の空を〜」を見ました。1959年6月30日、嘉手納基地から飛び立った米軍のジェット戦闘機が石川市(現うるま市)へ墜落し、民家を押しつぶし、宮森小学校へ激突。住民6名と学童11名死亡。遺族・被害者たちの証言を元に制作されています。
 宮森小学校の事件は、まさにここに登場する子ども達と同時代に私は小学生だったので、ミルク給食の味も甦ります。ミルクを入れたヤカンが吹っ飛ぶシーン。
 
 2004年8月13日の、米軍普天間基地所属の大型輸送ヘリコプターCH-53Dが訓練中にコントロールを失って、沖縄国際大学1号館に接触、墜落、炎上した事件も、ついその2,3年前まで那覇市に住んでいた私には大変な衝撃で、鮮明に記憶しています。
事故直後米軍が現場を封鎖し、日本の警察・行政・大学関係者が現場に一切立ち入れなかったことも信じられない現実でした。飛行機には、放射性物質であるストロンチウム90が損壊して、放射能汚染を引き起こした疑いがあるらしいのですが、全ては米軍が回収してしまって闇の中。

 宮森小学校で負傷した少年は今ではおじい。長塚京三がサンシンまで自演して好演していて驚きました。「また事故が繰り返された!」と拳を震わせて怒り、心の傷を表現します。沖縄在住の様々なタイプの人たちの生き様を織り込めて、最後のシーンは、やっぱり基地への怒り、沖縄の尊厳をまっすぐ空に向かう、大きな向日葵にこめているようでした。ジェジェでブレーク中のあきちゃんが長塚京三おじいの孫の恋人役で出演しているのも新鮮。
  天白文化小劇場で舞台版の朗読劇 『フクギの雫』  〜忘れたいけど 忘れて欲しくない 忘れてはいけない〜 を数年前に見ています。影アナをたのまれてSさんと交代でやったことを思い出しました。
 シネマテークで19日まで。1日1回上映ですので、10時40分の開演までに間に合うように出かけてください。日本の抱える問題が見える良い映画です。
 

 一旦帰宅してすぐ8月3日の「はだしのゲン」のイベントの、ゲンに出てくる歌を歌うコーナーの打ち合わせに、伴奏をしてくださるKさんのお宅にボーカルのYさんと3人集合。Yさんの歌声も気持ちよく、至福のひとときでした。ピアノよりキーボードの方がとても郷愁のある音色が出るので、当日はKさんがキーボードを運んでくださることになりました。ピースあいちのグランドピアノを動かすのは大変だし。8月3日は中沢夫人が初めて名古屋へいらっしゃることで、故啓治氏の筆やペンなどの遺品も展示されます。とても人気があるようなので、早めにピースあいち電話・ファックス 052-602-4222に予約してくださいね。
     

 

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2013年07月15日

原発困りマス

  名古屋国際センターでDAYS JAPAN フォトジャーナリズム写真展「地球に生きる」を見てきました。古いがま口塾の仲間のHさんが毎年頑張っています。DAYS JAPAN はとっているので、写真は冊子では見ているのだけど、パネルで大きな写真を見ると、地球には、こんなふうに生きている人たちが大勢いることを知らせる写真家たちの迫力、見せる圧力に心が痛くなります。
 Hさんは来年は難しいかも知れないと言う。財政的にギリギリのところで、それでもやらなくっちゃという想いでやってくれているんだね。そして、これも毎年思うんだけど、若い人たちが頑張っている。来年もやれるといいね。ありがとう 見終わって、階下へ行くエレベータの前で待っていたら、昇ってきたエレベーターから降りてきたHさんとバッタリ。彼女もがま口古参の仲間です。地下に下りて地下鉄の通路を歩いていたら、今度はイラク訴訟の仲間のKさんにバッタリ。もちろん写真展に行き、本日の講演会も聴くためです。「ここで会ったが100年目と思って頂戴」と、やにわに秘密保全法のチラシを渡されました。「真実」を伝えるフォト・ジャーナリズムこそが「秘密保全」の網に引っかかる可能性が高い・・・・これは講演された先生の言葉です。
 Kさんは地下鉄の通路に資料のいっぱい入った手提げ袋を置き、中からとりだしたるものは木曽ヒノキの枡! 購入させていただきました。皆、本当に頑張ってる!!
 写真は「原発困りマス」 と「原発ゼロノミクス」 でございマス。

 
原発セロノミクス.jpg原発枡2.jpg原発困りマス.jpg
posted by Hiromi at 22:00| 愛知 ☁| がま口弘美の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月14日

中国で反核デモ「GDPのために命は捨てられない」

 昨日の夕方のニュースでびっくり! 耳をそばだて目を真ん丸くして、まるでバラのお姉ちゃんのような顔でTVを見ました。

 中国南部の広東省江門市で12日、核燃料加工場の建設プロジェクトに反対する市民のデモが行われ、デモには1000人以上が参加したという映像が現れたのです! 原発推進が国策の国でですよー。ほんと、耳と目を疑い、心の臓がドキンドキンしました

 デモ隊は市政府前に集まって、建設反対を叫んだり、国歌を歌ったりした。参加者は「核汚染反対」「GDPのために命は捨てられない」などのスローガン。結局、その成果があって、計画に対する住民の意見募集期間が10日間延長されたそうです。香港のテレビが現場中継したのも凄い。このニュースは中国全土では流れていないだろうなぁ。

 中国国歌をデモで歌うっていうのもすごい。日本の脱原発のデモで「君が代」を歌うか?? なんか、しょぼんとしちゃいそう。「万里の長城」を「平和と安全の街」、「中華民族」というところを「日本市民」に替えて歌ってみよう。
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『義勇軍進行曲』
起て,奴隷となるな人々よ。
われらの血と肉で築こう万里の長城を。
中華民族 今 危機にあり。雄たけびあげよ。
戦いに起て,起て,起て。
心を合わせ,砲火を冒せ。
前へ。砲火を冒せ。前へ。前へ。さらに前へ。
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  これは聶 耳(じょう じ)という人の作曲で、
周囲の左翼文化人たちが国民党当局に次々と拘束され獄死する中、盟友の田漢も逮捕される。近々自分も逮捕されるとの情報を受けて、1935年4月に日本滞在中のお兄さんを頼って来日しました。で、この『義勇軍進行曲』は抗日映画『風雲児女』の主題歌として、田漢が獄中から密かに送った歌詞に合わせて、日本滞在中に書き上げたのだそうです。でも、湘南海岸で友人と遊泳中に水死。24歳だったそうです。
 大変複雑な心境ですが、ゲン出版を目指す私には本当に貴重な動きです。「反核」という活字がデモのプラカードだけでなく、日常的にメディアに出てきますように。
 

posted by Hiromi at 10:21| 愛知 ☁| がま口弘美の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月13日

夏は猛暑という世論形成はどうなるのでしょうか?

  週刊朝日の7月10日配信記事を見て驚くというより、脱原発じゃなく、脱日本したくなりました。でも、人間のやる事は世界中同じだと思うので、脱地球か・・・。でも、宇宙だって絶対一人では暮らせないので、きっと私は地球の日本に戻ってきます。せめて脱家族、脱友人はせず、死ぬまで生き抜くのだわ。
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http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130710-00000002-sasahi-soci

夏は猛暑という世論形成はどうなるのでしょうか? 
1F(福島第一原発)の事故で2度の夏を経験。
結局、原発なくとも電力がまかなえたので、
大丈夫だとの意識が国民に植え付けられているのではないでしょうか。
もう、足りないだけでは、国民の意識は変えられない。

(他メールの引用)気温40度が3日間ほど続けば、
原発再稼働してほしいとの声が高まるはずです。
天に任せるのも、つらいところです。
昔のようにお金だけでは世論は操れず、時代がかわってしまいましたね…〉(経産官僚)

 
※ これは5月頃に経産省幹部官僚と東電の原発部門幹部の間で交わされたメールの一部だが、さらに生々しい記述もあった。

今年の夏、気温40度くらいまで猛暑になれば、
議会、世論ともに再稼働容認になるだろうとか、つい期待して、
毎朝、天気予報を見ています。
あがれ、あがれと新聞の天気図に手を合わせていると、
ビール飲みながら、笑わせている上司もおります。
情けないですが、今のうちには、猛暑頼み、すがるしかありません。
株じゃないですが、あがれ、あがれ!(東電幹部)

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posted by Hiromi at 05:00| 愛知 | がま口弘美の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月11日

追悼中沢啓治 映画上映とトークイベントの打ち合わせ 

ゲンチラシおもて.jpgゲンチラシうら.jpg  むむっ、あったはずの楽譜がなーい。鶴舞図書館に突進して2曲チャッチャッとコピーして駆け戻る。8月3日の「ピースあいち」でのゲンの原画展で、故中沢啓治夫人のミサヨさんがいらっしゃって、みんなで語り合うイベントがあります。その時にゲンに出てくる歌を参加者と皆で歌うことになってて、今日、ピースあいちで打ち合わせすることになっているのです。セーフ。

 4人で打ち合わせ。会場のみんなと歌うコーナーは10分足らずなので、8曲に絞り込みました。ピアノで伴奏をしてくださる方、リードボーカルをしてくださる方まで決まっていて、さすがピースあいち。90人のボランティアを擁しているから人材の宝庫なんだね。ボーカルの男性Yさん・・・プロじゃないです。でも小学校の先生をなさっていたそうで、甘い声・・・に「ゴンドラの歌」を所望。アカペラだったので、なおさら中沢さんを思い出し、涙がでそうになってしまった・・・。
 8月3日、午後1時半から4時までのイベントです。もちろん原画展は8月1日から31日まで(11時〜16時)毎日やっています。休館日は月曜日のみ。大人500円、子ども200円ですので、夏休みにお子さんとぜひおいでください。チラシをほしい方は私に連絡してくだされば、お送りします。ピースあいちのスタッフの皆さんの頑張りに、私も暑い暑いなんて言ってられません。感謝感謝。
posted by Hiromi at 01:06| 愛知 ☀| がま口弘美の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月09日

市役所に申し入れ

撤回市役所前演説.jpg市役所TV取材.jpg  暑いよー。37度が続いてる。本日は市役所前10時に集合。テッカイの会の共同代表が4人打ち揃いて市長に談判! なんてことが起きたらハッピーだけど、市長室に行っても若い職員さんに要請書を説明して終わり。国際交流課に行っても若い職員さんに要請書を説明して終わり。議員の各会派を回って受付でスタッフさんに要請書を説明して終わり。最後に正副市議会議長の部屋に行きました。もうすぐ77歳のTさん、今日で19回目の市役所前街宣演説をやり続けているHさんが、しっかり要請文の内容を説明しました。議会でとりあげなければ、なんともならないのです。若い職員の皆さんが、じっと話を聞いてくださるのは嬉しい。
 
 


●最初に玄関前で演説とビラ配りをしたのだけど。ある70歳前後と思われる女性との会話。
「あのー、河村市長の発言の・・」
「ええっ。私、河村市長の大ファンなの」
(クソッと思う気持ちをグッと堪え、笑顔で優しく)
「ああそうですか。市長の南京虐殺否定発言がありましたよね」
「知りませんが・・・」
「中国の南京市で戦争中に大虐殺があったのですが、それを市長さんは否定されたのです」
「はぁ・・・ほんとはどうなの?」
「学術的にももうはっきり虐殺があった事は認められていて、南京の方が裁判を起こされた時も、南京虐殺はなかったという本を書いた学者は負けましたよ」
「そうですか・・・。事実が大切ですよね。私は事実が知りたいわ」
「わあ、そう言ってくださると嬉しいです。このチラシを読んでくださいね」


●別の所でチラシ配りをしていたKさんと、60歳半ばの男性との会話
「南京虐殺なんかなかったんだ」
「いえ、あったんですよ」
「あったならその証拠を見せたらどうだ」
 
 なかったのなら、その証拠を見せたらどうだ! と言いたいけどね。

  皆「自分たち日本人は"良い人"たちだからそんな悪いことせえへん」と思いたいんだね。
戦争に行ったのは何しに行ったの? と問わば、「解放と共存共栄のためだがね」だからね。それ無血でやったって、証拠を見せろよ!!!! あんた戦争映画何個見たんじゃ。武器を持たないでお話合いばっかりの戦争だったか?!
 Mテレが来て写してたけど、こんな場面、ごく平均的な名古屋市民の会話シーンかも。いやいや、「事実が知りたい」と仰ったのは、かなりいい線かも。
 暑い。市役所の中の喫茶店で、かき氷を食べて、地下鉄を乗り過ごしてボーッとして帰宅したのでした。

posted by Hiromi at 16:17| 愛知 ☀| がま口弘美の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月08日

一人一人がデマに流されない知性を持つ

 7月7日。中国での日本に関する報道はどうだったのかしら。私たちは「○○市長の南京大虐殺否定発言否定問題の歴史的位置について〜デマと排外主義的ナショナリズムが支配する社会にしないために〜」という講演会を開きました。

 講師の南守夫先生は退職されたばかりだけど、学生たちとドイツ、イギリス、フランス、その他色々な国の戦争に関わった詩をずっと朗読され続けてきたそうで、のっけに茨城のり子の詩集『鎮魂歌』の中の「七夕」「りゅうりぇんれんの物語」の話をされました。

 ナショナリズムに良いもの悪いものの区別はあるか? それはない。必ず排外主義に結びついていく。○○発言は、「間違い」「デマ」「ウソ」のうちの中のどれか。それは政治的に言えば、デマ。政治的、社会的意図をもって、特定の人を傷つける行為。知性の欠如。市長の人間性を問われなければならないと、きっぱり。
 
 
 市長の父親テ男氏が南京の棲霞寺で半年間中国人に親切にしてもらったから、虐殺はなかったという思い込み、通常の戦闘はあって残念だが・・・というきれいな言葉で片づけるような問題ではない。絶滅戦争であった。
 終戦当時の国民党が投降した日本兵に対してとった政策は、8月15日の蒋介石の放送演説で示されている。
「もしも暴行を以って従前の暴行に報い、奴辱を以って従前の誤れる優越感に答えるならば、冤は相報い永へに止まるところはない。これは決してわれわれ仁義の師の目的ではない。これは我が軍民同胞の一人一人が今日特に注意しなければならぬ。」

 
 
 
 虐殺の事実は既に研究者のレベルでは否定できない事実として定着しているのです。裁判でも決着がついています。しかし否定論者は、それはでっち上げだとして否定論を復活させました。先の市長選で1位の○○氏、2位の××氏、ともに虐殺否定論者。二人を合わせると90%の得票で、南京問題は争点にもならなかったから、私たちの街は怖ろしいデマが広がった社会であるという認識がまず必要です。発言に対する社会的反応、無反応はこの数字が物語っているわけで、根が深いことに愕然とします。私たちには、真実を伝えるということの他に、「デマを拡げない」という課題があるわけです。

 結局、戦争犯罪が決着されていないということに帰します。戦争犯罪を日本人の手で裁いていないのです。ドイツでは「ナチス犯罪追及センター」があり、今も活動しています。時効を取り払い、今も罰していて、例えば2002年には、93歳の元ナチ親衛隊将校に7年の実刑判決を下しました。しかし、高齢でどんどん裁かれるべき人が亡くなっているので、今は資料館になりつつあるとのこと。今でも戦争時代のことを美化したり否定したら、もちろん犯罪になります。○○市長の発言は、ドイツであれば、確実に刑事罰。

 日本が戦争犯罪をきちんと裁き、そのことがドイツのように世界的なコンセンサスになっていればいいのですが、それは海の外の世界へ出れば、思い知らされること。"戦後世代の私たちに罪はない"では通しきれません。「国家」は戦前から続いているわけで、私たちは償いをしなければならないわけです。無関心が日本の孤立を生む要因の一つになっていくことに想いを馳せなければならないでしょう。

 「一人一人がデマに流されない知性を持つ。自分の頭で考えて判断し、そういうものを小学校時代から、そして家庭の中から育てていくこと、それがベースだ」と先生は仰いました。
 

 集会アピールを朗読したら「プロみたいだった」とわざわざ言いに来てくださった方がありました。有難うございます。で、金沢のANさんにそう報告したら「顔の水分不足してませんか? お顔がそれほどでもないのでお肌のお手入れだけは忘れずに!
優しい親友からのご忠告でございます」だって。コンチキショウ! 報復だぁーーーー! って考えちゃいかんのだよね。二人の平和の為に知性で暖かく迎え撃つのだ。

 

posted by Hiromi at 09:50| 愛知 ☀| がま口弘美の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月07日

1人で100年かかる事は100人で1年でやれる

   吉本芸人 おしどりマコ・ケンの脱ってみる? 原発のホントをぶっちゃける!&避難者の生の声・・・・ という講演会に日進市へ出かけました。「次世代の子どもたちの"いのち・くらし・エネルギー"を考える会」の主催です。いつもこのグループの催しには時間のあるかぎり参加していますが、昨日もとても楽しく又、新鮮な情報に驚きました。何せ、マコ・ケンの二人は東電の記者会見に行って、バキバキ質問してくるのです。マコさんが医大中退で医学的におかしいと思ったことを追及でき、これはまさに天の配剤だと思いました。記者たちの全てが医学的知識があるわけでなく、彼女の視点は本当に貴重です。

 福島第一原子力発電所の海側にある井戸の水から高濃度の放射性物質が見つかった問題で、東電が5日、2号機タービン建屋に近い、海から約25メートル離れた別の井戸の水から、ストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質が1リットルあたり90万ベクレル検出されたと発表したことに関しても、今まで隠してきた事実や地盤改良や遮水壁の工事の実態などの説明には驚くばかりでした。

 下請け会社が11次くらいまであって、とにかく安く早くと施工会社に発注し、契約書に「品質の保証はしません」という一文をいれているという話に慄然としました。今、もっとも心配なのは2号機とのこと。

 事故当時のお笑い芸人さんたちの楽屋での様子も生々しく語っていました。「爆発・原発」という言葉はご法度になり、危険な事実を知っても言えない苦悩を師匠に相談したら「芸人は国の為にやったらあかん目の前のお客さんのためにやるんや」 と言われた話は心に響きました。
 一人がガタガタ言ってもどうにもならんと私たちはあきらめて暮らす。でもマコ・ケンさんたちはニコニコ言いました。「1人で100年かかる事は100人で1年でやれる」と。自分の時間でやれることことからやれば社会は変えていけると。

 
 

 避難者の生の声は胸にせまります。大人も子どもも言葉にならない部分を心の奥に秘めていることをかいま知りました。今は、日常生活の中で、安心の貯金を増やすこと。それを出来るのも私たちだと思いました。日進の皆さん、ありがとう。 
posted by Hiromi at 08:48| 愛知 ☀| がま口弘美の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月06日

進歩と退歩

トヨタ会館ロボット2.jpg  「北京から名古屋へ仕事で来た」と日本人の友人から突然の連絡を受け、たまたま昨日は空いていたので、客人の希望でトヨタ市のトヨタ会館へ行きました。国際レースで優勝した車が、そのまま展示されていたりするから、興味のある人は何時間いても飽きないでしょう。本物のトランペットでロボットが「Over The Rainbow(虹の彼方に)」を演奏していました。車を作り上げていく工程もほとんどがロボットで、人間がロボットに使われている感あり。1時間ほどでひきあげて名古屋に戻り、ランチに「ミソカツ」が食べたいといわれるので、安上がりの接待をしてお別れ。
 暑かったです。帰宅してぐったり倒れこむ。あああ、パソコンの修理屋さんが頼んであったー。ところが彼が来てスイッチを入れたら正常に動き、「どこが・・・?」と言われてしまいました。何はともあれ、ホッ。

 アメリカで300人規模の群衆がサンフランシスコのシビックセンターに集結して、市内を行進し、独立記念日に全米規模で実施された米国家安全保障局(NSA)の監視プログラムへの抗議運動に加わったというニュース。全米規模の抗議運動にするために、いくつかのウェブサイトが結集しているそうです。
 又、フランスの新聞Le Mondeが、フランス国防省の指揮下で諜報と治安を担当する対外治安総局(DGSE)が、アメリカと同様に、フランス国内および他国との間でやりとりされた電子メールやSMS、電話、ウェブ活動を違法に傍受してきたと報道しました。
 

 日本は??? 時間の問題でしょうか? 秘密保全法案が通ったら、私たちの国は堂々の監視国家。こんなに技術が進歩しても、人間が考える事はどんどん逆もどりしています。
 
 
posted by Hiromi at 09:02| 愛知 ☁| がま口弘美の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月05日

トウソウ中

  パソコンが故障してしまいました!  ただ今ノートパソコンから送信中の非常事態です。
 2日に自宅で取材を受ける予定が3日に変更になって気が緩んだせいか、2日の夜の音声表現研究会に出かける予定をすっかり忘れていました。人生失敗がつきものですが、どうも最近は注意力が散漫なり。
 で、3日には3人のクルーが来宅。パソコンに向かっているところの撮影が始まったら、押入れに逃込んでいたバラが出てきて唸り出し、『ヤヤヤ』と思っていたら、サーッと走って逃げていきました。逃げていきたいのは私のほうじゃ。
 8月を前にメディアは「戦争」をテーマに番組を準備中。私の漫才の相方の金沢のANさんも、取材の雨でへたっておいで。広島のN局がもう3回も金沢においでる(金沢弁)そうです。それでロシアのニーナさんと電話をかけるところを撮りたいと言われ、わめいているので、「いいじゃん、かけているふりして1人でしゃべっていれば!」と、アドバイスしたら「電話器にマイクつないでニーナさんの声も録るんだって」「ギャッ」・・・いよいよラベルがバレる時が来たねえと大笑い。「ニーナさんにあらかじめどういう会話をするか会話文を書いて送っとく! 」とのたまう。ゲンの翻訳はみんなボランティアがやっているのです。プロじゃないから、あんまり追求せんでほしいよねーと盛り上がりました。で、この場面は8月1日のクローズアップ○○で放送とのこと。うーむ、楽しみです。

 私の方も6日の前頃にひとまず放送されるそうです。何度も南京や中国を取材して、ドキュメンタリーを制作しているMディレクターさんやカメラ、音声さんは気持ちの良い方たちで、所沢も広島も一緒だったので、仲間意識が芽生えています。本日の昼食は当家のSが野菜のカレーライスを作ってくれました。アボガドや茄子や南瓜も入ってピリッと辛い。やっぱりみんなで食事をしながらの会話は楽しいね。ただSも作るだけ作って逃走しましたが。我が家は闘争好きと逃走好きの変な家族です。
 世間も選挙闘争が始まりました。友人がこんなメールをくれましたので、やっぱりゲンに関わる私たちも露出して伝えつづけなけれはなりません。
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 美容院でシャンプーやカットしてもらいながら・・・ 「突然だけど、憲法九条って何か知ってる?」と、この1〜2ヶ月の間、3人の若者に尋ねたら、3人とも「知りません」でした。「今、選挙で憲法九条が問題になってるから、一旦戦争になったら「美容」なんて関係無くなるからね!私達の父親は、戦争に行ってるから・・・誰がどんな考え持ってるのか、よく勉強して、自分の意見に近い人に投票して、1票を大事にしてね」と、言うと「そうなんですか〜知りませんでした。戦争はイヤだから、そうします」
って。そんな一瞬の事ですが、草の根の活動をして、今日も帰ってきました。
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 偉いなぁ。私も見習わなくっちゃ。
と、思ったら、東京のアランさんからも「こんな行事が東京であるよ」とメールをもらいました。時間のある方はお出かけください。

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「被爆者の声をうけつぐ映画祭2013」(7月6日、7日 於・御茶ノ水、明治大学リバティホール)のお知らせ

2013年7月6日(土)
13:15〜 オープニング・セレモニー
13:30〜16:00
「はだしのゲン (第一部)」
中沢啓治・三國連太郎 追悼上映
(1976年 劇映画 107分 監督:山田典吾)
お話:石子順(映画評論家)

17:30〜19:30
「はだしのゲンが見たヒロシマ」
中沢啓治 追悼上映
(2011年 ドキュメンタリー 77分 監督:石田優子)
お話:石田優子(監督)

2013年7月7日(日)
10:30〜12:30
「放射線を浴びたX年後」
(2012年 ドキュメンタリー 83分 監督:伊東英朗)
お話:伊東英朗(監督)

14:00〜16:30(2作品同時上映)
@「真実はどこに? ―WHOとIAEA 放射能汚染をめぐって―」
(2004年 ドキュメンタリー スイス 51分 監督:ウラディミール・チェルトコフ)

A「フクシマの嘘」
(2012年 ドキュメンタリー 30分 監督:ヨハネス・ハーノ)
お話:小倉志郎(元原発技術者)

18:00〜20:30(2作品同時上映)
@「ある同姓同名者からの手紙」
(1992年 ドキュメンタリー 48分 監督:金高謙二)
お話:金高謙二(監督)

A「もうひとつのヒロシマ アリランの歌」
(1987年 ドキュメンタリー 58分 監督:朴壽南)

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posted by Hiromi at 02:47| 愛知 ☔| がま口弘美の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする