2013年09月28日

101歳のシルバーカー

  一宮市の三岸美術館での友人の水墨画の展覧会。子ども達が親子劇場に入っていた頃からのお付き合いの恒例三羽ガラスの会合です。60代は私だけになってしまいました。いくらおしゃべりが楽しみと言っても水墨画は一応観賞しなければ叱られます。繊細ではないけれど、伸びやかなくったくのない絵を描くのが特徴のYさん、年々腕を上げているのは間違いなし。すごいなぁ。
 

 只今実母の介護に泊り込みで通っているKさん。もう何年にもなる介護暦ですが、お母様の年齢は101歳で、自宅で一人住まい故、子ども達が分担して泊まったり通ったりしているのです。で、この夏、二つの雑誌『長寿社会グローバル・インフォメーションジャーナル』の表紙(裏)と、『栄養と料理』の百歳写真館に紹介されました。岐阜県の谷汲の奥まった里山で、シルバーカーに乗って、畑を耕し自活されているとは!!!娘評は「ぶれない人」。頑固ともいえるかな? 自分の信念で生きておられるという事でしょう。

 この写真の山里でとれた栗をいっぱい戴いてきました。101歳。父も生きていれば、ほぼ同じ歳かぁ・・・・と思いつつ、3人でまた来年、又来年ってずっと100歳まで会おうねと約束して家路につきました。

 百歳写真館表裏表紙.jpg  百歳写真館79頁a.jpg  百歳写真館79頁丸.jpg
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2013年09月27日

組織的な顔ってどんな顔

 名古屋市女性会館で午後「観音様会議」。13人の出席となり、やっぱり同じ気持ちが寄り添うので、元気が出てきます。議論はしかし、かなり複雑で難しい。すべてはK市長の発言で破壊されています。めげずに進まなくっちゃね。次回は一般の皆さんに広く知っていただくための第一段階として、Mディレクター制作の観音様の番組を、皆でテレビで見ることになりました。

 ここで大問題は会場。平成26年度に、つながれっとNAGOYA(男女平等参画推進センター)が、現在の女性会館の場所に移転するので、改修工事があって、女性会館がまもなく10月14日から来年の3月31日まで利用できなくなるのです。低料金を頼って利用してきた市民は半年間迷える子羊。あー、やれやれ、あっちもこっちも問題だらけ。

 「特定秘密保護法案」のパブリックコメントの結果が発表され、15日間で約9万件が寄せられ、反対が8割を近くを占めました。でも法案成立を推進する町村信孝元外相は「組織的にコメントする人々がいたと推測しないと理解できない」と記者団に述べました。組織的にって、どういう意味?  自分達もさんざんやってきていることなのに。自分達に抵抗する勢力は皆組織だと思っていることがそもそも危険です。皆一人一人、違う顔と頭を持った人間だよーーーーーーーーーー! 

 

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2013年09月26日

中華人民共和国成立64周年祝賀会

  中華人民共和国成立64周年祝賀会。ご招待を受けて、名古屋東急ホテルのヴェルサイユの間へ出かけました。知った人と会うわけでもなく、一人で出かけたわけで、総領事や知事など来賓の挨拶を聞いて乾杯。河村市長は出席していない! 皆さんの挨拶がやっぱりナニにふれて、仲良くやっていくべきだというのだけど、やっぱり虚しくひびくよね。

 アトラクションがすごい。あんな狭い屏風の前で堂々の演技でした。歌でも演技でも、芸術が酒宴の場だと、一寸落ち着かないのじゃないかと思うのだけど、堂々とやり過ごすのがプロなのかも知れない。R領事に出会えました。ゲンについて力になってくださるという話を戴いていたので、話してみたけど、今回の準備などで多忙を極めていらしたようです。領事さんもにこにこ。私もにこにことお辞儀・・・。 
 

 すると、すぐ近くで椅子に座っていた老紳士が「中国でご活躍されていたのですか?」と、声をかけてくださったので「いえいえ、とんでもないです」と言いつつ、話題を紳士に向けました。名刺を取り出されいわゆるこんな機会に皆さんがなさる名刺交換となりました。帰宅してからネットで見てびっくり。愛知、佐賀、福岡、東京にも工場や支店があり、大分県には美術博物館まであり、中国・韓国にもたくさん支社がある会社の社長さんでした。海苔の養殖をされているそうなので、興味深くお話を聞いた後、「うちの猫も海苔が大好きなんです」と、お馬鹿な話をしたら、「ねこちゃん、海苔が好きでしょう!」と、意外な楽しい展開となりました。海苔はミネラルを沢山含んでいるので、猫は大好きなんだけど、最近のキャットフードは塩分が多いので、更にたくさん海苔を与えると病気になってしまうので、少しずつにしてくださいね」だって。うわーっ、勉強になったぁー。別れ際に「こんど会社にいらしてください。猫ちゃんの海苔をあげますよ」だって。バラ、良かったね。あれっ? 建国記念祝賀会だったよね。

 立食パーティなので、足が一寸疲れます。ご馳走ばかり気にしていました。

 
料理.jpg 総領事ご挨拶.jpg  曲芸3.jpg  曲芸4.jpg  曲芸1.jpg



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2013年09月25日

一朝病に臥して相識る無し

【北陸の旅を終えて】

 酒を片手に劉廷芝の「代悲白頭翁 (白頭を悲しむ翁に代わる)」という漢詩を教えてくださったA氏。
 一朝病(やまい)に臥して相(あい)識る無し

元気なうちに会い識ろう。そして次の世代へ確実に渡せそうな予感。そんな旅でした。

posted by Hiromi at 15:03| 愛知 ☁| がま口弘美の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

一筆申す 火の用心 お仙痩さすな 馬肥やせ かしく

 < 9月24日>
 芦原温泉駅ロビー.jpg  みくに龍翔館HPより.jpg  五條の橋の牛若弁慶.jpg  トリック絵ゴッホひまわり.jpg  丸岡城.jpg

 福井駅より、一こ金沢よりの駅、芦原温泉で下車して我が家のMちゃんのお出迎えを受けました。駅のロビーからして「一筆啓上」モード。湯煙神社の川柳展示会の鳥居に親しみを感じて、私も一筆川柳を投稿しておきました。
 まずは「みくに龍翔館」へ行き、丘の上から三国港、三国の町を望みました。
 明治時代にオランダ人エッセルが小学校として建てたそうです。エッセルの息子のエッシャーがトリックアートの天才画家という事で、三国はトリックアートが盛んで、館内に展示されています。例えば、ゴッホの向日葵の種は目玉が描かれています。
 三国祭に出される山車が展示されていて、その大きさにびっくり。山車の上に巨大な弁慶と牛若丸。山伏姿に変装した義経主従。安宅の関を通過しようとした,まさにその時,関守富樫に疑われていることへの疑念を晴らすため,主君を打ち据えてまでその命を救おうとする。安宅の関の有名な場面は、今も福井の人たちの心の芯に誇り高くあるように思いました。
 続いて丸岡城へ。「一筆啓上茶屋」で、愛知県人そばはあるかなぁなどと思いながら「福井県人そば」なるものを食しました。 丸岡城の天守閣の屋根瓦は珍しい石製で、 2階3階へあがる階段は登り綱が左右に2本あって、丸く硬く結んである瘤をたよりに滑らないように一つずつしっかり掴んで登りました。久々にワイルドだったぜぇ。

 家へ案内してもらう途中、Dの職場の駐車場だけぐるっとまわってもらい、通勤道路が冬になるとどうなるか。転勤後初めての冬をまもなく迎えるのですが、さて。広い道路には消・融雪施設が整備されていますが、街々の小さな道路でこけたり滑ったりしないようにと老母は心配す。
 自宅へ案内され、トイレに入ったら、猫の絵がくるくる出てくるトイレットペーパーにびっくり。リッチな独身時代にネットで探しておとりよせで買ったそうな。今はとても買えないけど、猫好きの姑がくるので、大切にとっておいたのを放出してくれた様子。福井駅まで送ってもらう途中、スーパーに寄って武田屋のおあげを買ってお別れ。次回は武田村のおあげのレストランに行く約束をしました。山奥の村のレストランだけど、行列が出来る人気ぶりだそうです。

 「一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ」は、本多作左衛門重次が、戦場から妻に送った手紙文で有名ですが、本当は、「一筆申す 火の用心 お仙痩さすな 馬肥やせ かしく」だったらしい。「一筆申す 原発用心 汚染泣かず すぐ逃げろ かしく」。どこに住んでも運不運はある。幸せに暮らしてほしい。

 住めば都。ポジティブに頑張ろうね。原発事故だけは起きないよう、祈るのみ。

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2013年09月24日

北陸行

<9月22日>
 
特急しらさぎで七尾へ。Y姉さんとランチ。74歳になったと聞いてびーーーーーっくり。アナウンスの大先輩という意味のお姉さんなんだけど、私が慣れ慣れしくし過ぎていて七尾まで呼び出してしまい、申し訳なく思う・・・けど、後悔先にたたず。ご馳走になり、近況を聞き、話し、それで満足。Y姉さん、長生きしようね。
 金沢に戻って、こちらもあつかましく友人宅泊。夜中の12時半頃まで話す話す。お連れ合いもお酒片手に、人生論。あーぁ、こんなに純粋に生きているご夫婦があるのだ! と、感動。
 

<9月23日>
 手作りの自慢の中庭でモーニング。何が自慢かと言うと、全部自分でやって安上がりという自慢。安上がりの話は私には違和感がないと思っているんじゃろう。私は本日泊のホテルへ直行してフロントに荷物を預け、駅前の別のホテルで5人で待ち合わせ。簡単にランチしてから近江町の散歩。埼玉からいらしたN母娘、珍しいと言って大喜び。店の前の串焼きを食べたり、あれこれあふれるように並べられている海産物に喜色満面。ランチはここですべきでした。

 さて、今回のメイン行事は木山事務所の「はだしのゲン」のミュージカル公演をN母娘さんたちと一緒に金沢歌劇座で観賞すること。ヤロスラーブリまで追っかけで観たのだから・・・と思っていたけど、やっぱり年々演出も変り、進化し、感動の色合いも違う。何度観てもいいものです。
 ステージに出るのは12人だけだけど、肉体表現も含めて、ボリュームたっぷりの生き生きとしたステージでした。あんなに長い物語を1時間半で表現するのは台本がぎりぎりまでシンプルにそぎ落とされ、整理されているっていう事。朗読で表現した場合は、どんなふうにしたらいいのだろうなどと、欲深いことを考えながら見ていました。
 
 
 

 終了後ゲン役の女優さんと、ステージの案内役の俳優さんと、脚本・作詞・演出の木島恭さんがロビーにいらして、観客との交流会をされました。皆で感想を言い合ったりしたのですが、私も「クローズアップ」現代がゲンのテーマだったときのゲストだった木島さんのことを一寸言わせて貰いました。木島さんは、プロジェクト・ゲンのHPをご覧になっていて、ヤロスラーブリの公演の紀行文も読んで下さったということで、とても嬉しかったです。ゲンに関わるとみんなつながって、本当に嬉しくなって元気が出るのです。原作者夫人が"おいでる"(金沢弁)と司会者がN夫人を紹介したら「えーーーっ」というどよめき。Nさんも、「亡き夫の気持ちがまっすぐしっかり捉えられて表現されており、感動した」と挨拶。Nさん強い。ゲンとともにしっかりN先生の分身。
 

 ホテルでの加賀御膳の夕食会は、ゲンを広める会の反核医師の会や学校の先生、プロジェクト・ゲンを含めて13人ほどで、皆がゲンとの関わりを話し、絆が深まっていくことを実感したひとときでした。Nさんの話もさることながら、娘さん(と言っても46歳!)の話も、当然ながら初めて伺うことばかりで、非常に興味深いものでした。6畳と4畳半だけの暮らしの時に、「深夜に目が醒めると、両親がペンをササッ、カリカリと走らせる音を聞いて、又安心して寝た」・・・など、漫画家の家庭ならではのこと。お父さんに性格がそっくりだそうです。素敵な娘さんでした。

 充実した2時間の後は、又母娘とプロジェクトゲンの3人の計5人でカラオケへ繰り出しました。N夫人は歌が大好きです。めったに歌わない私もいっぱい歌いました。娘さんが全部選曲してくださったのだけど、古い曲ばかりどうしてご存知なのかと思ったら、ちゃんと両親と歌でもつながってるんですね。すばらしい親子の絆を感じました。有難うございました。





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2013年09月21日

日中戦争 衝撃の46枚

 友人から、今日のTBSの報道特集に衝撃を受けたというメールをもらいました。
http://www.tbs.co.jp/houtoku/

 「秘密保全法」の取材も丁寧に掘り下げていたけれど、<父のアルバムが語る日中戦争>は、タイトルだけ見て、うわーっ、食事時に・・・とすぐ内容を察しました。粘り強い検証がされていたと思います。

 実は、今、こんな写真をネットに紹介する人が出てきています。私自身の父のアルバムもそうですが、けっこう戦地の写真はあるのです。『あぁ・・・うちといっしょだぁ・・』と思って見ました。ただ、↓これほ衝撃的な写真は我が家にはありませんが。見たくない人は見ないでください。寝られなくなります。

http://myfather-in-china.jimdo.com/

 写真を残さなかった人も、何も語らなかった人も、兵隊に行った人たちはこういう事が仕事だったということ。それを肝に命じていたいです。こんな仕事を絶対わが子にさせられません。
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2013年09月20日

戦争を止めるための戦争・・・

お月見ウサギ.jpg  十五夜お月さん・・・に限らなくて、平和で楽しくて幸せな光景を見たり経験したりすると、『日本が戦禍に塗れていた時にも、外国のカフェでコーヒー飲んで談笑している人たちがいたんだ』とか『日本で皆がお茶をすすっているのに外国へ出兵して人殺ししてたんだ・・・』とか思うんです。病的に。
 
 シリアでは、反政府勢力同士の戦闘が一段と激しくなっていて、自由シリア軍、アルカイダ系武装勢力、クルド人組織が三つ巴で戦っていて、米ロの化学兵器に関する合意は時間稼ぎの茶番で、これ以上の内戦の虐殺を止めるための戦争はピンポイントで必要であると言う意見があって、戦争を止めるための戦争・・・って、この世の最大の悲劇だと考え込んでいる私はやっぱり、コーヒーを飲みながら月を眺めている側にいる。「四角い仁鶴が丸く収めます」に相談しても、法律では解決できない問題を人間は常に生産している。

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2013年09月18日

かたよりのない存在

  名古屋市女性会館へ、部屋の予約にともなう料金の支払いへ。実は8日前に予約していて、1日支払いが遅れ、予約は失効していました。慌てて昨日電話で再予約。ちょこっと絞られた。それで再予約して、今日あわててお金を払いに行ったわけです。予約から1週間以内に絶対料金を払わないといけないのです。そして、参加者の女性と男性の比をあらかじめ記入しなければならず、男女同数だと、倍額になるので、いつも女性が男性よりも1人多く記入します。そうすると半額。そしたら「もし男性が1人でも多くなったら、倍額頂きますよ」と念をおされました。はいはい。

 栄の丸善へ。やっと探していた絵本を購入できました。それから鶴舞図書館へ。週刊誌のバックナンバーを見たのだけど、貸し出し中でアウト!  鶴舞から徒歩で愛知県教育会館へ行き、喫茶室で休憩。5時閉店で追い出されて、近くの公園で読書。教育会館では「子どもたちに戦争を肯定する教科書を渡さない市民の会」主催の 『平和公園平和堂の南京観音』という講演会がありました。ちょうど今とりかかっている問題なので、ぜひ聞かなくっちゃ! おりしも今日は柳条湖事件の日じゃないの。

 名古屋の東部丘陵地にある平和公園の成り立ちから説明され、そこから名古屋の歴史をひも解く。戦時中、名古屋から南京に贈られた巨大な11面観音と南京から贈られた千手観音の物語は、日中の歴史的な未解決問題の一つであること。当時の南京の汪兆銘政権は傀儡政権であったことから、日中の友好と言ってもそれは1/3という話など、知らなかったこと、問題の見つめる視点の違いなど、色々気付くことがありました。いずれにしても当時名古屋は市を挙げて観音像を迎えたことだけは確かです。今になって、持ち主があやふやであり、観音様の物理的痛みが進行していることから、一刻の猶予もないのだけど、先生は、最初から南京へ返す返さないという議論はしにくいから、まず、名古屋市民がよく知って、市民として議論すべきだろうと仰った。まさに。しかり。10数人の参加者の中で女性は私だけ。私は観音様か・・・

 いやいや、観音様は、本来「空」で、男か女かの議論は、「色」(現象)次元の話だそうで、戯論(けろん)というのだそうです。つまり女性でも男性でもない。といって中性でもない。 必要に応じて刹那刹那にあらゆる姿に変化される「かたよりのない存在」だって。フーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーむ。
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2013年09月17日

台風一過

  台風一過、すばらしいお天気になりました。今日は押入れの整理をすると決めていたので、押入れのものを全部出して、衣装ケースの中身も分類して、父が戦地から持ち帰った行李の中身も全部虫干ししました。捨てればいいんだろうけど・・・そんな気持ちにもなれず。
 母のものが一番大変で、着物の外に、色々手作りの趣味をしていたので、端布やら材料やら、知らなかった完成品やらがゴロゴロ出てきて、ハァー、本当にため息です。ダンボール5箱くらい潰すことができました。全部整理するにはまだ5年や10年はかかりそうです。私が死ぬ時は(いつどのように死ぬか分からないけれど)きれいに整理して、迷惑をかけないようにしたい。

 片づけ物をしながら、泥水と闘っている被災者の方達のことをずっと想っていました。私が整理しているものは古いだけで、泥水に浸かったわけではありません。ありがたいことです。床上浸水は2回経験しているから、後片付けの大変さが身に沁みます。においも辛い。豪雨で汚染水が原発からあふれて海水に混ざっていること、関係地区の皆さんの不安や嘆き、怒りも心に刺さります。頑張ってください・・・なんていえる状態じゃないですから。

 と、沈んでいたら、大阪で中国人留学生が濁流飛び込んで、小学4年の男児を救出したというニュース! 厳俊さん(26)は、ただ「助けなければいけない、と自然に思った」と言っています。こういうの、"男子漢"と言うんだよね、と、さっそく北京の仲間たちに有難うのメールを出しました。

 宿六も小学生の時、川で泳いでいて溺れ、通りがかった人に助けられ命拾いしたことがあります。60年経った今でも感謝の気持ちで、おりにふれ思い出しています。こんな暖かいニュースばかり続いたら、隣国との関係が良くなっていくと思うんだけど。日常の中の友情が基本だもんね。

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2013年09月15日

ヤマボウシの実

ヤマボウシの実2.jpgヤマボウシの実1.jpg 台風の前に庭を整理しとこと思って奥へ(と、言っても3,4歩・・・)入ったら、妙なものが落ちていました。
 なんじゃこれ?! 『サクランボだったら毒入りダゾー』と思いつつ、さっそく調べました。あったーっ。ヤマボウシの実。そうだそうだ、引っ越したときの記念の木は、非常食になるから実のなる木がいいと、その時も調べたのに、すっかり忘れていたのでした。今まで見たことなかったから、今年初めて実をつけたのだね。ニイハオ! ヤマボウシの実さん。一番赤いのを食べてみたら、これがあま〜いのです。

 ついでに非常用持ち出しの袋の中の本物の非常食も点検したけど、ほとんど賞味期限が切れていました。これは食べられない。もっと頻繁に点検しなくっちゃね
私自身の賞味期限は・・・まだまだだぞって思うけど、先日の「あまちゃん」では、ほとんど同じ歳の"なつばっぱ"は「四捨五入したら100だべ」って言われてなかったっけ? 明日の話題を先取りしてるみたいだけど、おらぁ明日は絶対祝ってほしくねぇ。
 
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2013年09月14日

藤原紀香さんパブコメ提出

 女優の藤原紀香さんがブログで秘密保全法にパブコメを提出したとかいています。ブログ
http://nohimityu.exblog.jp/20730266/に初めておじゃましたら、以下のことが書かれていました。分かりやすい! さすが女優さんです。
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秘密保全法案って?  2013.09.13 18:34:07
みなさん、「秘密保全法」 って知っていましたか? 知らない人が多いので、今日はダイアリーに書いてみます♪

http://www.nikkei.com/article/DGXDZO59415920X00C13A9EA1000/
 これは以前、漁船衝突事件の映像を海上保安官がネットにアップして秘密漏洩した件などをきっかけに防止策として進んでいるものですが。。。
 実は、日経や朝日など各新聞の社説でも、これがこのまま通ると大変なことになると書かれており、もしその可能性があるとしたら、国民の一人としていかがなものかと心配しています

秘密保全法案を、各所で読んでみたらその適用範囲が曖昧なので、
そのようなスパイ行為にあたるものだけでなく、国が‘この案件は国家機密である’と決めたことに関しては、国民には全く知らされないことになり、

放射能汚染、被爆などのことや、他に、もし国に都合よく隠したい問題があって、それが適用されれば、私たちは知るすべもなく、しかも真実をネットなどに書いた人は罰せられてしまう。。。なんて恐ろしいことになる可能性も考えられるというので、とても不安です(>_<)

もちろん、日本を陥れるべくスパイ行為を働いた輩には罰を与えるべきだと思うし、そのようなスパイ行為が起きないよう なんらかの法案が必要となるとは思います。
が、原発の問題や放射能の問題は、国民が知るべきことだと思うので、その国家機密にあたる範囲がどこまでなのか、曖昧なのが問題なのだと思います。

上記のURLの日経新聞の社説にも書いてありますが、「国の情報は公開が大原則のはず。」
そうですよね、国民は知る権利があると思います〜

 大好きな日本にずっとずっと住んでいたいし、いま一人一人が自分の声をあげないと、
秋の臨時国会にはこの法案がこのまま通ってしまうとのことで、これはきちんと国民の一人として意見しなければと調べましたら、

 意見提出期限は9月17日(火)必着です。と電子政府の総合窓口に書いてありました。

こんなに大切な事柄なのに、たった2週間受け付けるパブリックコメントで、この法案を決めてしまうの?!
 あと4日足らずなので、それぞれ、賛成、反対などの意見を書きましょう♪

この法案のこと、周りに聞いたら、知らない人が多くて。賛成するのも、反対するのも、こんな法案が秋から実施されることになっているんだよと、まずは‘知ること’が大事ですよね。
だから、皆さんに伝えるために書きました=(*^_^*) 賛成の人、反対の人、それぞれ、意見は政府へのパブリックコメントに書きましょう〜。

意見を送る方は以下参照で、とのこと。政府のページから添付です。


↓次のいずれかで日本語にて提出してください。

1)電子メールの場合以下のメールアドレスに送信してください。
tokuteihimitu@cas.go.jp
 ※ 文字化け等を防ぐため、半角カナ、丸数字、特殊文字は使用しないでください。

(2) 郵送の場合以下の宛先に送付してください。
〒100-8968
東京都千代田区1−6−1
内閣官房内閣情報調査室「意見募集」係宛

(3) FAXの場合以下のFAX番号・宛先に送信してください。
 03‐3592‐2307
内閣官房内閣情報調査室「意見募集」係宛


ちなみに、「秘密保全法」ってなに?という方は、こちらのサイトをご覧ください。

日本弁護士連合会「秘密保全法とは?」
http://www.nichibenren.or.jp/activity/human/secret/about.html

 このまま施行されてしまうと、「日本の国土がどれくらい汚染されたのか明らかにしたい」ということさえ、タブーになってしまう可能性があるとのこと。
国が、これらを「特定秘密」に指定すれば、反対の声を挙げている人たちや、真実を知ろうとして民間で調査している人やマスコミ関係者などが逮捕されてしまう可能性があるって。。。日本は民主主義国家ではなくなってしまうのかな(T_T)
私も自分の意見、パブコメに送らせていただきました。国民の一人として。
 
 賛成の人、反対の人、みなさんそれぞれの考え方あると思うから、上記にある政府へのパブリックコメント、自由に書いたら良いと思う!(*^_^*)
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posted by Hiromi at 03:46| 愛知 ☁| がま口弘美の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月13日

流出だけでなく液状化の恐れ

   
 秘密保全法でもゾッとしているのに、汚染水の脅威は、海洋流出にとどまらず、1〜4号機周辺の地盤に水が貯まっている映像を何度も見ました。軟弱化して大きな地震がくれば、一気に液状化しかねないそうです。神仏に人間の叡智を賜るよう祈るしかないのでしょうか。現場で必死に作業してくださっている皆さんに大変なことが起きませんように。
 こんなニュースばかりのせいか、この頃よく夢をみます。あまり良い夢でありません。現実にも今日は水と焼酎をまちがえて飲んでしまいました。1滴もお酒を飲めない私なので、ずっと横になって静かにしていました。なんとか、持ちこたえたようです。やれやれ。

 明るい話題を。桂林からお土産でいただいた、スイカの種のお菓子を庭に撒いた話の続き。小さいスイカだとは聞いていたのですが、出来たはできました。で、いよいよ入刀。種は立派にありましたので、アラって乾かしましたが、これを炒るとお菓子になるのかなぁ。中国や原産地のアフリカなどでは、昔からよく食べられていて、古代エジプトではスイカは種を食べるためだけに栽培されていたそうな。
桂林スイカ1.JPG  2桂林スイカ.JPG  桂林スイカ3.jpg

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2013年09月12日

パブコメ

 ちょっと長いので、しっかり読むには気合が要りますが、秘密保全法に対して日弁連が意見書を出しました。
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2013年9月12日 日本弁護士連合会
「特定秘密の保護に関する法律案の概要」に対する意見書
http://www.nichibenren.or.jp/library/ja/opinion/report/data/2013/opinion_130912.pdf

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「秘密保全法に反対する 愛知の会」 のブログに、政府が求めているパブリックコメントの文例もあげてあるので、誰でもその文例で政府に提出できます。
http://nohimityu.exblog.jp/20725356/

 首相は今日、防衛省で、集団的自衛権の行使容認に向けた取り組みなどを念頭に「現実を直視した安全保障政策の立て直しを進めている。意志の力で必ずや実行していく」と決意を表明した・・・というニュースに身震い。
posted by Hiromi at 21:34| 愛知 ☀| がま口弘美の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月11日

デンマークのジャンテロウ

 今日は午後から久々の八事朗読バンドです。掃除をしてテキストを用意し、復習と予習をしてと、私にもやるべき事は多々あります。でも、やっぱり介護とか色々家庭の事情で欠席の連絡が多く、しばし沈思黙考中。そして、こんな記事に出会って、只今、は掃除機をかけつつ黙考中。ずっと、どうしてマスコミは「経済効果」ばかり面白可笑しく歌うのだろうと不思議でならないのです。「平和効果」も「友好効果」も試算されない。でも私は幸せだと思います。とにかく元気に生きています!
 まず、CNNの記事は
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CNN.co.jp 9月10日(火)11時52分配信

 
 世界各国の国民が日々の暮らしに満足し、幸せを感じているかどうかを調査した新たな報告書が発表され、ランキング首位のデンマークをはじめ、欧州北部の5カ国が上位を独占した。
 報告書は米コロンビア大学地球研究所が9日、昨年に続く第2弾として発表した。世界156カ国で2010〜12年に調査を実施し、国民の幸福度を10段階で示した。
それによると、上位5カ国はデンマークに続いてノルウェー、スイス、オランダ、スウェーデン。これにカナダ(6位)、オーストラリア(10位)、イスラエル(11位)、アラブ首長国連邦(14位)、メキシコ(16位)などが続き、米国は17位だった。
そのほかの主要国では英国が22位、ドイツ26位、日本43位。ロシアは68位、中国は93位だった。

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 そして、興味を持って調べたら、「ジャンテロウ」というデンマークの人々が大切にしている11ヶ条に出会いました。私の友人のお嬢さん(福岡の図書館のお話ボランティアでお母さんともども家族ぐるみで遊んでいたので・・・)もデンマーク人と結婚して、かの国に暮らしているので、幸せにしてるんだなぁと思いつつ

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1.   自らを特別であると思うな
2.   私たちと同等の地位であると思うな
3.   私たちより賢いと思うな
4.   私たちよりも優れていると思い上がるな
5.   私たちよりも多くを知っていると思うな
6.   私たちよりも自らを重要であると思うな
7.   何かが得意であると思うな
8.   私たちを笑うな
9.   私たちの誰かがお前を気にかけていると思うな
10. 私たちに何かを教えることができると思うな
11. 私たちがお前について知らないことがあると思うな

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posted by Hiromi at 08:49| 愛知 ☁| がま口弘美の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月08日

私が安全を保証します。状況はコントロールされています

  言ったもの勝ちってこと?   オバマさんのプラハ宣言もそうだよね。よくもまあしゃあしゃあと・・・。
「私が安全を保証します。状況はコントロールされています」。

「汚染水は福島第一原発の0.3平方キロメートルの港湾内に完全にブロックされています」。
「福島近海でのモニタリング数値は、最大でもWHOの飲料水の水質ガイドラインの500分の1です」。

「健康に対する問題はありません。今までも、現在も、これからもありません」。

原発事故の影響で辛い思いをしている人たちが感じている虚しさが今日ほどせまる日はありません。
大げさに言えば、南京で大虐殺をしたことも知らずに、老若男女が国内で提燈行列をしていたような・・・そういう、未来に禍根を残すズレを確かに感じる。

 

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2013年09月07日

谷川俊太郎さんのCRIインタビュー

  コンをつめてパソコンに向かっています。目が疲れるとウェブラジオに切り替えて、イヤホーンをしてボーッとすることにしていますが、CRIインタビューで、燕ちゃんが谷川俊太郎さんとスタジオで話していてびっくりしました。
http://japanese.cri.cn/782/2013/09/03/241s212278.htm

 なかなか面白い内容です。NHKの中国語講座を担当していらした、今は亡き陳真先生の声も出てきて、しんみりしてしまいました。10年ほど前、自分が「はだしのゲン」の中国語版を作ることになるなんて夢にも思っていなかった時、燕ちゃんの仲立ちで、最初に出版社に当たってくださったのが陳真先生でした。北京から名古屋にわざわざ電話で結果(時期尚早・・・)を知らせてくださったこともありました。大人になっても谷川俊太郎さんのことを「俊ちゃん」とずっと呼んで、幼友達でいらしたのですね。

 
 谷川さんだからでしょう、中国各地(上海や南京など)で朗読会もされている由。サンクトペテルブルク G20で安倍首相と習近平国家主席と握手し、4─5分間会話したことがすごーいってニュースになる時代になってしまったことは哀しいけど、やっぱり、民間の文化の力を信じたいと強く思った次第。



 

posted by Hiromi at 14:14| 愛知 ☁| がま口弘美の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月05日

暗然な安全

  眼鏡のレンズが汚れているので掃除しようと思って眼鏡を外し、いつもある場所のレンズクリーナーのキャップをとってシューッ。布でふき取って眼鏡をかけなおして、ギャッ。私がシューッってやったのは、エアーサロンパスだった! いくら目が疲れたからって眼鏡にかけることないよね・・・・。いったい誰がこんなもの、ここにおいといたのぉーー。自分に決まってる。世の中は絶対安全という事はないです。勘違い、想像だにしなかったことのオンパレードが人生です。

 

 官房長官の今日の記者会見に呆然。2020年五輪東京招致に関して、「福島第1原発の汚染水漏れ問題の早期解決を実現するため、技術と知見を結集して政府が前面に立つ。オリンピック東京開催について、汚染水を懸念するには及ばない」。 最近「あんぜん」って打ち込むと、必ず「暗然」が最初に出てきます。7年後、今の政府の何人が現役で残っていますか。安倍さんはまだ総理ですか? 政府が責任を持ってやるから大丈夫です=政府が責任を持ってやるという言葉が不安です。
 
 

 

 福島の原発処理と隣国との関係改善、こういうことをまず解決することが「平和の祭典」を開催する資格のある国でしょう。それをしないで五輪を招致するのは嘘つきです。付け加えて言うなら、軍事行動を今にもすぐとろうとしている国たちとするスポーツをどうして「平和の祭典」と言えるのでしょう。まるで「戦争に知らん顔の嘘つきの祭典」です。

 
posted by Hiromi at 20:50| 愛知 ☀| がま口弘美の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月04日

異常気象。

  1日パソコンに向かっているので、世間のことを忘れていました。いや、近所の本屋には本を探しにいったのですが・・・。
 ただ雨が時々強く降って、雷が鳴ってと思っていたら、友人からの電話で、あっちこっち鉄道が不通になっているし、道路が冠水してるし・・って聞いてびっくり。遠方から帰った家族様も「すごかったんだぞ。名古屋市全域227万人に避難準備情報が出てたんだぞ」と言うんだけど。
 
 

 北京も大変らしい。北京だけでなく、華北平野全体が暴雨に襲われているようなんですって。ここ数年、市街地の二環線道路のど真ん中で自分の車の中で溺死する人まで出ているって! 高架橋の下、大量の水がたまった凹んだ所が問題らしい。10数年前はほとんど雨が降らない街だったのに。異常気象。
posted by Hiromi at 23:08| 愛知 ☔| がま口弘美の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月03日

竜巻とみられる突風とみられる強風が通過したとみられる住宅の内部です

  ねえ、そう思わなかった?  「竜巻とみられる突風とみられる強風が通過したとみられる住宅の内部です」って落語やってんのかって。いつもお邪魔している友人がブログのタイトルにしていたので、私もタイトルにしました。(被害に遭われた皆様、地域には心から御見舞い申し上げます)
 そんなわけで
……でもないけど、今日は久々の「東海音声表現研究会」に出席できました。本日の話題提供者はFさんで「科学的朗読法のまとめ」でした。科学的表現法ではなかったけど、 「竜巻とみられる突風とみられる強風が通過したとみられる住宅の内部です」ってアナウンス、どだい科学的に朗読できぬわい。
 
 朗読とは、読むことではなく、語る、伝えるってこと。言葉が伝わらなかったら意味がない。伝えたいという気持ちがまずあれば、技術的な稚拙はクリアできることがあるんだって。演劇がそうであるように、リアリズム朗読がある。一番リアリティを感じる、科学的に出来あがっているのが、能、狂言、歌舞伎であると、言明。

 Fさんがモスクワ芸術座の「三姉妹」を初めて見た時、『これは芝居ではなくて、オペラではないか!』って思ったそうです。つまり、スタニスラフスキーのリアリズム演劇が日本で言えば歌舞伎だってこと。忠臣蔵で「この九寸五分は汝へ形見」という台詞を例に挙げて、切腹した人間の発する音声(あくまで芝居の)は「コークスンゴブ〜ランニヘカサミ〜」
……とみられる発音になる。400年かかって磨き上げられたエッセンスがあるのだ。これぞ科学的な組み立てをした朗読で、リアリズム朗読なのだ。嘘をやってはいけない。役者は演ずるのではない、役に生きるのだ。なんとなくわかりそう。

 半分の間、つまり「半間」の話も面白かった。森進一の「おふくろさん」を例にとって「おふくろさんよ」って歌ってないよ おふくろさんよ」だよ。うーむ、なるほど。そして語尾に感情が集約されるということを谷川俊太郎さんの「生きる」の“生きているということ”で説明してもらって、すんなり納得。Fさんは「生きた化石」と呼ばれておいでです。証拠はサヘル・ローズがインタビューしてるから見られます。
http://www.pre.or.jp/page/pre_mxtv13.html
posted by Hiromi at 23:29| 愛知 ☁| がま口弘美の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月02日

忘れられる権利

インターネットで個人の名前を検索する。という事は誰でもよくすること。個人のプライバシーにかかわるような情報まで、ここ掘れワンワンのごとくザックザックです。本人にしてみれば公開してほしくない情報までも。で、嫌なことが書かれている場合に、掲載サイトの管理者に削除を要求できる権利、それを「忘れられる権利」と言うのだそうです。こんな「人権」があるんだ!「風評被害対策事業者連絡会」というのが発足するのだそうです。インターネット上の風評被害や誹謗中傷対策を引き受ける大手“イレイサー”(消しゴム≒削除者の意)専門会社で構成する初の業界団体。
  GoogleやYahoo! などの検索結果の表示順位を上位に押し上げる「SEO」とは逆で、ネガティヴサイトの検索順位を下位に押し下げる「逆SEO」もやってくれるし、都合の悪いサイトをネットの海から掃除するサービスをしてくれます。

 最近、真面目にこういう事例にアタックしていたので、やっぱりこういう権利ってあるんだ! って元気が出ました。「忘れられる権利」。ぜひ覚えておきたい権利です。

 

posted by Hiromi at 20:37| 愛知 ☁| がま口弘美の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月01日

大好きなメロメロの親友なら

  朝、防災訓練のサイレンを聞きながら考えました。わざわざ災いを作る方も恐いって。シリアに対して科学兵器を使ったから軍事行動に出るって? オバマさん。
2013年7月29日の琉球朝日放送
http://www.qab.co.jp/news/2013072945108.html
ベトナム戦争の時、沖縄が本土に復帰する3年前の1969年、化学兵器の中でも最も恐れられているマスタードガスやVXガス、サリンが沖縄の海に投棄されたというニュース。

 私はすぐ思い出しました。    
 終戦時点で中国を含む日本国外に存在した化学兵器の量は、びらん剤砲弾2万-12万発・くしゃみ剤砲弾72万-88万発・同発煙筒125万個などと推定されているそうです。『日本軍毒ガス作戦の村 中国河北省北坦村で起こったこと』 とか 『ぼくは毒ガスの村で生まれた。 〜あなたが戦争の落とし物に出あったら〜』なんて本も思い出しました。

 
 アメリカは世界に尊敬される国になってほしい。「イラク戦争の間違いを何も反省せず、又自国の若者もシリアの人々も殺して何が得られると言うの? 」って、大好きなメロメロの親友なら言ってあげてよ、安倍さん。哀しい防災の日。

 朝日新聞にこんな記事があったね。
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(ザ・コラム)女子高校生と外交官 きちんと向き合う大切さ 大久保真紀
 

1995年9月28日の夕方。私は東京・南麻布のフランス大使館の前にいた。いまかいまかと、大使館に入った女子高校生4人が出てくるのを待っていた。
 この年に再開されたフランスの核実験に反対する署名を高校生が大使館に届けるという連絡を前日、受けた。「高校生が署名提出」という簡単な記事を書くつもりだった。だが、なかなか出てこない。姿を見せたのは、約2時間後。彼女たちはほおを紅潮させ、なぜかうれしそうだった。
 4人は東京学芸大学付属高校の2年生。文化祭でチラシを配り、仲間と署名を呼びかけ、約2千人分を集めた。
 自分の高校時代を振り返ると、核実験には全く関心がなかったし、署名を集めるという行動を考えたこともない。彼女たちの問題意識には感心するばかりだった。
 4人によると、大使館では、1等書記官のフィリップ・ルフォールさんが通訳を伴って迎えてくれた。南太平洋での実験は環境に悪影響があるのではないか、と質問する彼女らに、ルフォールさんは図を描きながら「影響はない」と説明。「環境に影響がないのならパリでやればいい」と食い下がると、「パリ近郊でできないのは、振動がひどいからだ」などと話した。
 彼女たちは率直に疑問をぶつけた。「核不拡散条約で他国に保有を禁ずる核兵器をなぜもつのか」「地球を何回も崩壊させる核兵器をもつのに、なぜ改めて実験するのか」。ルフォールさんも「日本は核の傘の下に入っている」「(最近核実験した)中国には抗議しないのか」などと応じた。議論は平行線だったが、ルフォールさんは目を見て話し、4人の意見も丁寧に聞いた。気づくと予定の30分を大幅に超えていた。
 「ちゃんと対応してくれたね」。彼女たちは興奮気味に経緯を話した。
 感動した私はその夜、社に戻って長い原稿を書いた。翌日の夕刊社会面に「『反核の声、聞いて』女子高生4人 2000人の署名携え訪問 仏大使館の門が開いた 2時間異例の応対」という記事が載った。
      *
 この夏、4人の中のひとり、黒木麻衣子さん(34)が会いに来てくれた。現在は英国で国際関係学を研究する。「あれは私の人生を変えた出来事だった」と語った。
 あのとき、黒木さんは抑止力としての核の存在を強調するルフォールさんに、生意気にもこう言った。「核の存在前は優秀な外交官が戦争を防ぐ唯一の手段だった。あなたのような外交官がたくさん出て、本当の平和が来るように祈る」と。すると、ルフォールさんは「外交官になりなさい。あなたみたいな人がなれば日本の外交がおもしろくなる」と握手をしてきた。
 未熟な高校生の話をまともに聞いてくれたことに、黒木さんは心を動かされた。国際政治に関わりたいとの思いが生まれた。2浪後に慶応大学に合格したが、入ったのは史学科。その後、上智大学大学院で念願の国際関係論を学んだ。「国際政治学者になりたいという目標を見失わないで来られたのは、あの瞬間があったから」と言う。進路で悩むたびに、自分たちのことが書かれた記事を取り出した。「読むと、あの時のことがよみがえる。新聞に私の生き方の原点が刻み込まれているんです」
 もうひとり、中田祐恵(さちえ)さん(35)は大学卒業後、共同通信の記者になった。当時は環境問題として核実験をとらえていたが、入社後に広島支局に勤務。被爆者の話を聞き、キノコ雲の下で起きた悲惨な現実を考えるようになった。さらに、福島第一原発の事故もあった。いまは宮内庁担当だが、「核兵器も放射線被害も含め核の問題にずっと関わっていきたいと思っている」。
 あとの2人には連絡が取れなかった。
      *
 ルフォールさんはどうしているのだろう。フランス大使館に問い合わせると、欧州連合で南カフカス地域及びグルジア危機担当特別代表を務めていた。メールを送ると、丁寧な返事が届いた。「私はいま56歳。18年前の彼女たちの訪問はよく覚えている。4人は聡明(そうめい)で、正直で、誠実だった」。多くの国から批判された核実験だったからこそ、批判を無視するのではなく、議論し、人々の考えを聞くことが必要と、高校生の黒木さんらに会ったという。
 記事が出た後、4人は先生に「国立の高校ということを考えているのか」と怒られたらしい。意見は違っても、真摯(しんし)に真剣にルフォールさんが議論してくれたことが、彼女たちのその後に大きな影響を与えた。
 松江市教育委員会は漫画「はだしのゲン」の閲覧を制限、その後撤回した。手続きの不備を理由にしているが、事の本質には触れていない。閲覧制限も「暴力描写が過激」としてとられた措置だった。いずれも事なかれ主義と私には見える。「はだしのゲン」を読み返すと心が痛くなる場面もあるが、それが原爆や戦争の現実。起きたこと、起きていることを子どもにきちんと伝え、議論することが日本人は苦手だ。高校生とルフォールさんの「あの日の出来事」は、大人が若い人にきちんと向き合うことの大切さを教えてくれる。
 (編集委員)
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posted by Hiromi at 20:48| 愛知 ☁| がま口弘美の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする