2014年11月30日

冬の陽だまりで

 靴下そそくい.jpg 手縫いロック.jpg バラ20141130.JPG 
冬の陽だまりは大好き。
ウェブ放送を聞きながら、猫の傍で、
穴の開いた靴下の裏のそそくいをする。
母の着物をほどいていて裏地の端の始末にびっくりする。
ロックミシンを持っていない私の場合、
『誰も見いへんから、ええ加減でええわ』と、
ガガガガーッとジグザグミシンをかけて終わるけど、
母の手ときたら、端を1oほどにくるんでくけてるんだ!  
『誰一人、たとえ着古しても見いへんとこなのにーーー・・・・』
石橋を叩いても渡らなかった四角四面の母と、
破れてほつけてきた時点で
歩きながら対策を考える行き当たりバッタリ娘の決定的な違いを
陽だまりが、ふっふっふっと笑っている
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朝日、毎日、東京(中日)各紙が、自民党によるテレビ局への総選挙報道に対する圧力を報じました。

テレビ局各社が圧力をかけられたのは20日ですが、26日にニューズ・オプエドが放送してから、各紙が後追いで報道を始めたもの。
27日は民放労連から抗議声明が出されました。
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2014年11月29日

日中関係は本当に最悪なのか

 北京で「日本人学術交流会」という集まりを、2008年から今日に至るまで、ずっと月に2回主宰している人がいます。私も東北の震災の直後の2011年の8月に京都観光のPR使節団に混ぜてもらって北京に行った時、お目にかかったことがありまして、それ以来、ずっと欠かすことなく案内を頂いています。(名古屋からじゃ、おいそれといけないけど・・・)がま口塾のように、自宅のリビングで「来ても来なくてもいいよ」なんてもんじゃなくて、会場は時に喫茶店、時に大使館とピンきりの多種多様。色々な専門家の学術的なお話を聞くのですから、ゲストを招く交渉だけでも本当に大変なこと。がま口塾と同じなのは、「誰でも参加していいよっ」ってところだけだね。例えば一昨日の案内はこんなのでした。
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山口直樹@北京日本人学術交流会です。
 第149回北京日本人学術交流会においては、三菱東京UFJ銀行(中国)顧問の稲垣清氏に「中国若手幹部の海外研修留学の実績と特徴ー日中関係安定の礎を創る」というテーマでお話しいただきます。

 先日の1019日の第142回北京日本人学術交流では、『日中関係は本当に最悪なのか―政治対立下の経済発信力』(日本僑報社2014)の出版記念シンポジウムを行いました。大変たくさんの方にご参加いただきありがとうございました。

(たとえば、そのときの様子は以下でレポートされています。)

http://punta.jp/archives/29869

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 山口さんってどんな方かしら?って、興味がわいた方は、動画もありますから、どうぞ。

北京日本人学術交流会についての映像記録

「戦争の記憶」と真摯に向き合う研究者 山口直樹さん (動画)

http://j.people.com.cn/94475/8510911.html

 今の私の状況(私がしたいこと)からは、日中関係は最悪に近いのだけれど、どんな人にも立ち位置の違いがあるから、こういう報告、情報はありがたく、落ち着けます。とにかく、やり続けることの偉大さを感じます。どんな道もね。
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2014年11月28日

日本国民として軍部を支持し、国論の統一を図るは当然のことにして・・・・

 「公平」な報道、公平なメディアって何?  私たちは自分が好きなニュースを自分が好きなように解釈して聞いている。友達の言葉だって家族の言葉だってそう。一つの発言を十人十色で聞くのだ。聞きたいように聞く。選挙だから街の声を拾って放送で流します。誰の感覚、知性で編集する? 誰の感覚、知性でそれを聞く?
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 ★自民党がNHKと在京民放テレビ局に対して、選挙報道の公平中立などを求める要望書を20日付で送っていたことが27日分かった。街頭インタビューの集め方など、番組の構成について細かに注意を求める内容は異例。編集権への介入に当たると懸念の声もあがっている。(毎日新聞)
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というニュースが流れるうちはまだいいか・・・。私たちが生まれるちょっとだけ前のことだけど、『そして、メディアは日本を戦争に導いた』(半藤一利・保坂正康)にはこんなことが書いてあります。
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15年戦争のきっかけとなった柳条湖事件直後、「謀略的な匂いがする」と指摘していた大阪朝日新聞は、在郷軍人会などによる激しい不買運動を受け、「国家重大の時に際し、日本国民として軍部を支持し、国論の統一を図るは当然のことにして、現在の軍部及び軍事行動に絶対批判を下さず、極力これを支持すべきこと」との決定をしました
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これを読んでから、もう1回上に戻って、政権のメディアへの注文を読むと、ゾッとします。それで、以下のシンポジウムに行きたいのだけれど、行けません。興味のある方はお出かけください。
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日隅一雄・情報流通促進基金 設立2周年記念シンポジウム
「朝日新聞バッシングと戦争への道 ―開戦記念日に考える」
2014年12月8日(月)

 「日隅一雄・情報流通促進基金」は設立2周年を記念して、真珠湾攻撃によって太平洋戦争の開戦となった12月8日、メディアのあり方を問うシンポジウムを開催します。
 この間、いわゆる原発事故についての「吉田調書」や慰安婦をめぐる朝日新聞の報道に対して、激しいバッシングがなされています。私たちが次の戦争を未然に防ぐために、いま、どのような営みを紡いでいくことが求められているのか、報道に携わる方々にご登壇頂き、開戦記念日に議論をします。

【日時】2014年12月8日(月) 18時45分(開場18時15分)
【会場】日比谷コンベンションホール (日比谷図書文化館B1F)
【交通】地下鉄霞ヶ関1分、内幸町2分
【参加費】500円(資料代)
【基調講演】原寿雄(元共同通信編集主幹)
【パネリスト】金平茂紀(TVジャーナリスト TBS『報道特集』キャスター)
       倉澤治雄(ジャーナリスト、元日本テレビ解説主幹)
【コーディネーター】梓澤和幸(弁護士・情報流通促進基金理事・NPJ代表)
【主催】日隅一雄・情報流通促進基金
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2014年11月27日

市役所へ陳情

 ともに共同代表である、アラ80のTさんと市役所の市議会事務局へ出かけました。東山の平和公園の平和堂の闇の中で朽ち果てようとしている、戦時中南京から贈られた千手観音の修復の陳情をするためです。本当は「請願」でTさんが一生懸命準備したのだけれど、議会へあげるための紹介議員が1党だけの5人しか集らず、これでは不採択になって再起は難しくなってしまいます。それで紹介議員の要らない「陳情」にハードルを下げ、内容もただ、一刻も早く修復して欲しいの一点のみに絞りました。陳情者は、会ではなく、市民の2人という訳です。
 今日受け付けた陳情の定例審査会は2月16日に開かれるそうです。その時までのいつかに口頭陳情を3分ほどする機会がもらえるそうで、本当にわずかなわずかな希望をつなぎました。
その後アドバイスを貰っていた、民主党と共産党議員団の部屋に、請願から陳情に変更した事情を説明に行きました。80歳のTさんのお元気なこと! 

 私たちは無党派でやっているし、私はもちろんどんな党にも所属していません。でも、当然会の中には色々いて、今回政党から正式に立候補した人もいて、人手不足もピーク。あぁ、どうかみんなが無事故で健康な12月でありますように。観音様のご加護がありますように。
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2014年11月25日

お墓参り

 父の命日。家の仏壇にも菊。庭の菊をありったけ持って、興正寺にお墓参り。連休の後で小雨も降っているからか、お参り客は我等4名のみ。室内なので傘もささなくてよいし、ありがたいお墓です。今はICカードを個々が持っていて、それを通せば、誰にも会わないでスーッとミニ祭壇が現れたり、遠くから自宅にいながらパソコン操作で拝める方式もあるそうで、伝統とか価値観というのは、今後も大きく変わっていくのでしょう。私たち団塊の世代が消えていく頃は、それも満員になって、お墓の場所として、空中空間が切り売りされる時代になってるかも。中学も高校もすし詰めで急造のプレハブ教室で耐えて来た私たち。お墓だってどんな形でも順応していけそうです。

 今日は貸切状態だったので、お位牌の裏っ側を初めて見てみました。あれ? 爺さんと婆さんの亡くなった時の年齢が違うよ! 89歳で亡くなったと記してあるけど、私の認識では86歳のはず。1歳ぐらいは数え方で違ってもいいかも知れないけど、ちょっとびっくり。デジカメで撮って帰宅してからしっかり読み直したけれど、何度考えても変!!まあ、でも、それがどうした?という世界かも。父母の肖像は、関わった人の心の中に様々な年齢の姿であるのだから。
 友人から喪中の葉書が届き、103歳で亡くなったお母さんのことが書かれ、「年賀状を受け取るのは楽しみにしています」と書かれてありました。大往生という事もあるけれど、介護をやりきった彼女の心の中にお母さんはしっかり生きてるからだね。

 11日に日比谷公園で、集団的自衛権行使容認や、沖縄県の米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設に反対する内容が記された抗議文をベンチに貼り付け、抗議の自殺をした人がありました。この人のことを私たちは心に刻む。心の中で生き続けるということを最近よく考えています。

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2014年11月23日

沖縄で



長野の地震被害御見舞い申し上げます。

琉球新報のホームページ。普通の市民を普通の市民が仕事上の服を着て警察や機動隊になって、沖縄の市民と市民が闘っています。どっちの人たちにも家族があり、平和な家庭や町を守ろうとしている人間の姿があります。本当に悪いのは、これを遠くの自分の権力のお城から「ふーんふーん」って眺めている人間。アメリカが要求もしていないのに、気を遣ってご機嫌をとり続けてきた人間。そして、沖縄の犠牲を遠い関係ないこととして考えてきた私たち本土の市民。

●辺野古、海上作業を再開 週内にも仮設桟橋工事開始(2014年11月20日更新)

●県警が辺野古取材妨害 記者、映画監督を排除(2014年11月21日更新)
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2014年11月22日

出版記念パーティの打ち合わせ

 さあ書こうと思ったら地震! 寝ていたバラが目を開けました。被害が大きくありませんように。
夕方4時から整膚学園で、12月に行なわれる竹内伸也先生の出版記念パーティの打ち合わせ。実行委員20名ほど集合。 皆先生の教え子やスポーツ(陸上競技)関係の先生、養護の先生達。校長を退職した方や教育長さんも。2時間の立食パーティ、200人のお客様。進行資料の綿密なこと。そしてあらゆる方向からのチェック。まるで学習指導案の検討会みたいです。おかげで司会原稿も一字一句みんなで検討されるので、安心安心。日本人の得意技だと、つくづく思いました。ただ形式で縛り過ぎない包容力も大切なので、そこんとこを身体のすべてで表現できる司会がしたい。

 みんなでホテルに移動して先生にご馳走になりました。83歳の竹内先生ご自身は胃を3/4切り取っておられ、身長が178pくらい? 44sの信じがたい体格で、ちょろちょろとしか召し上がりません。それでも執筆してまた一冊書き上げられたのです。陸上競技の先生たちなので、マラソンの話などを色々聞きましたが、今は60km、100kmもやっているとか。標高の高い土地で暮らしている人たちを日本などでマラソン選手にすれば、酸素が多い標高の低いところではスタスタ走るそうです。しかし、帰国したら苦しむ人が多いとも聞きました。そりゃぁそうだ。一面で栄光があっても別の面では悲劇が待っていることも、予め見ているべきなのでしょう。
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腐敗免許

 眠くてたまらないときは即寝るので、おかげで今朝は言うのが恥ずかしいほど早起きをしました。ので、見たかった講演をじっくり聞きました。24日まで会員以外にも公開中の秘密保護法関係の動画 by IWJです。1時間半くらいだけど、ボー然とします。フリーランス表現者43名が提起した「特定秘密保護法違憲確認訴訟」の原告団主催で、1週間ほど前に行なわれたもの。http://nanizo.com/watch/tp2VhSr3yHA/20141114-1114

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2014年11月19日

読み間違えやすい漢字

 午前中は八事朗読バンド。ウォーミングアップの発声練習を頑張ったあと、日本人がもっとも読み間違えやすい漢字を勉強。月極(つきぎめ)年俸(ねんぽう)、依存心(いそんしん)、河川敷(かせんしき)、漸次(ぜんじ)、諸刃の剣(もろはのつるぎ)、声を荒らげる(こえをあららげる)、腹に一物ある(はらにいちもつある)、美人局(つつもたせ)etc。声をあららげると、つつもたせが一番むずかしかったみたい。月極を全国チェーンの駐車場屋さんの名前だと思ってた人があるそうです。月極駐車場・・・なるほどね。昔、既に充分大人になっていた私は「本日開店」というパチンコ屋さんを見る度に『パチンコ屋さんがどうしてこんなにも次々開店するんだろう?』って、不思議に思っていた人です。人様を笑えない。
 今日は、なんと3人+1人の寂しい会になってしまったので、これ幸い、みっちりしごきました。しごきがいのある3人でした。こんな日もいいものです。

 午後は3時半に中国新聞(広島)の記者さんを迎えて取材を受けました。午前中は大阪のキムさんの家で取材したとか。6時過ぎに終了。これから東京に行って、明日は中沢啓治夫人の家で取材とのこと。国境を超える映画や漫画をテーマにした特集をするとのこと。広島という事もあるのでしょうが、よく響いてくださる若い記者さんで、とても話しやすく、2時間半も話し続けていたとは気がつきませんでした。

 でも、本日は疲労身じゃのう。一番疲れるのは、家の掃除なので。
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2014年11月18日

健さん逝く

 市役所前街宣.jpg昨日の朝、市役所の前で市長室に向かって抗議している仲間のところにチラシやチケットを届けに行きました。こういう抗議をもう2年半、毎月2回続けてきました。この日はこの後、市会議員の会派の部屋を回って、観音様の修理について、市議会で話し合ってもらうよう、請願にまわりました。今度地震が起きたら、壊れちゃうからね。しかし、これはとても難しいことで、紹介議員もただ1党の5名だけでした。無党派でやっている活動なので、全市議が共鳴して欲しい。
 私は議員さんたちを回らず、即刻帰って、続きの作業。ポストやメール便を出しにコンビニへ通って、ほぼ終了。

 なんでまた選挙やるのか、総理の記者会見を聞いていてもちっとも意味が分かりません。莫大なお金を使うくらいなら、原発や災害の被災地をうんと助けてあげればいいのに。高倉健さんが亡くなったニュースが飛び込んで、TVは健さんと安倍さんを交互に見てる感じ。不器用ですから・・・で通じるのは健さんだけ。大臣になると「不器用ですから」では許されんでしょう。でも、「私は良くやっている」ばっかりだと、ちっとは健さんを見習えって言いたい。言っておきますが、私は昔から健さんのファンではありません。中国では高倉健を誰でも知っています。無口な健さんがなんで中国で人気があるんでしょうね。


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2014年11月16日

あいまい耐性

事務戦略開始.JPG 映画会のチラシの印刷が出来上がって、5000枚届きました。あれこれ四苦八苦して作ったチラシなので、出来上がりを見ると、本当に心から感動してしまいます。さーあ! これから宣伝開始! 
  CRI(中国国際放送)の日本語放送を聴きながら、12月8日の「南京虐殺証言集会」と、2月14日の「ジョン・ラーベ  ~南京のシンドラー~」のチラシやチケット、ニュースレターの発送作業。既に封筒に差出人の印刷と宛名を貼るのと、切手を貼るのをコツコツとやっていたし、チケットもこれがお金だったらいいなぁと思いながら、家の印刷機でコツコツ作っていたので、全部を折りたたんで封入すればいいだけなんだけど、やっぱり忘れていたものもあって、明日手に入れるつもり。
 こんな作業は大勢でやったら楽しいんだけど、皆あっちこっち掛け持ち屋さんだから、みんな役割分担で頑張っています。なんで仲間は忙しい人ばかりなんだろうと、正直、泣きたい気持ちもなくはない。「やるならやる! やらないならやらない! って、はっきり活動してよ!  」みたいな、誠に心の狭い心情がメラメラ燃える時もあります。それは私の心が未熟であるからに他ならない。笑顔で耐えるのだ。

 「あいまい耐性」といって、ちゃんと精神医学では使われている言葉があるそうです。あいまいに対する理解と耐性が必要らしい。この言葉をお経にして困難を潜り抜けられることもあろう。

 沖縄の知事選、翁長氏が当選。沖縄では曖昧は許されないと思う。遠い射程に結果を見ていて、それへと続く道には策を弄する必要も、ある時はあるかも知れない。でも沖縄は曖昧に曝され続けてきたと思う。
 「(辺野古埋め立て承認の)取り消し、撤回に向けて断固とした気持ちでやっていく」と当選の弁。「断固」という言葉も気持ちいい。曖昧良し、断固良し。
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2014年11月14日

偲ぶ会

 73歳で亡くなられて3回忌。「AA先生を偲ぶ会」がミッドランドスクエアーの4階の和食店で開かれました。83歳のT先生もご出席・・・というより、先生が元学生たち(あれから45年!)のお尻を叩いてくださったというのが正しいみたい。12人のこじんまりとした会だったけれど、卒業以来という人もいてとても懐かしい時間を過ごしました。
 進行役をせよと言われ、「へいへい」と引き受けたけど、黙祷もしないで先生に挨拶をお願いしたら「その前に黙祷しないかんでしょう」と、これまた先生に言われてしまい、私は全く学生時代と変らないドジ。A子先生への追悼の言葉。ほぼ全員が「本当に穏やかで、優しくて、冷静で声の可愛い方だった」「よく愚痴を聞いていただいた」「笑顔しか思い出せない」」。かけがえのない先生を失った寂しさは一入です。なぜもっと早く、先生がご健在のうちにこのクラス会を開かなかったかと、幹事のMちゃんたちは言ってたけど、全く。A子先生に一言でいい、「ありがとうございました」と、言いたかった。ので、T先生にはしっかり想い出を語って、お詫びをし、お礼を言いました。

みんなの近況を聞けば、教育環境が激しく変遷する中、教師を定年まで貫いた人たちの言葉はやはり重い。皆頑張ったんだなぁと思う。そうでない仕事を続けた人や家庭を守った人や様々だけど、青春の時間を間違いなく共有していることは、全てを越えて、「みんな長生きしてまた会おうね」に尽きる。生きていればこそ。
 私は一番親しかった松阪のMちゃんがまっ先に逝ってしまったことが頭から離れませんでした。いや、放せない。定年まで働き続け、勉強し続け、同時にお母さんの介護もし続け、その途中で突然逝ってしまいました。やっとこれからは会えるねと言っていたのに。
 生きていてこそ。生きていてこそ。

posted by Hiromi at 23:51| 愛知 ☀| がま口弘美の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月11日

ねんねこ半纏は消えた・・・

 「抱っこ紐のよだれカバー」を作って欲しいというリクエストがありました。今日が2泊3日の最終日ですから、ここにいる間に作ってしまおうと思って突貫作業。写真を撮るのを忘れてしまったので、ネットからひろった写真です。
  そもそも私たちの時代はおんぶでした。別珍の帯紐はそのまま持っていますし、兄がおんぶされていた戦時中の手作りのおんぶ紐も、私が持っています。何かがあったら、おぶって逃げる態勢を整えていたわけです。(今は私がおぶわれるよね。姥捨て山か・・・)実際、水害にあった時は、一人に一人おぶって、膝上まで水に浸かって(単に私の足が短いということによる)逃げました。

 でも、今はみんな抱っこです。抱っこしながら御飯の支度をするの、大変そう。そんな時は大丈夫。後ろへも背負えるようになってる。で、前に抱っこすると口があたるところがよだれでベタベタになるので、よだれカバーを作ったのです。大いに喜んでもらいました。作りながら、私が4~5歳の頃の話をみんなに聞かせてやりました。
 台風の時だったのか、父が私を連れて街へ出かけた帰り道。急に風雨が激しくなって、私は歩かなくなってしまいました。そしたら父が道に落ちていた縄を拾って私を背中に縛った(おぶった)のです。線路づたいに鉄橋も歩いて(当時、橋がかかっていなかったので、近道するときは鉄橋を歩きました)傘もなく、顔までびしょびしょです。私は必至に堪えて・・・というか、あまりの過酷な状況に声も出なかった。泣かなかった。でも、家へ到着して玄関を開けた途端、ワンワン泣いたことを覚えています。

 そんな話をしながら針を動かしました。ネットで探した写真。ねんねこ半纏に犬がおんぶされてるのもナンデスガ、私もこうやって犬様のように子育てしたので、時代の相違をつくづく感じます。
エルゴだつこ紐.jpg 抱っこ紐よだれカバー.jpg ワンちゃんのねんねこ半纏.jpg
posted by Hiromi at 22:13| 愛知 ☁| がま口弘美の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

証言集会と映画の上映会をします


 昨夜。安倍首相と習近平さんはギクシャクした無表情握手。私だって日中に関わる重要なるテッカイ会議。客があることをうっかり忘れていて皆と日程を決めてしまっていて、大失敗。あれもこれもやらねばならないと思っていることばかり。ちゃっかり客人をコキ使って完成させたチラシは入稿後はコンビニで料金決済してやれやれ。布伝説にプラスナップのハンディプレスとプラスナップを買いに行き、超特急で走り回る。悩みに悩んで参加した夜の会議だったけど、家のことは何とかなりました。(私が死んでも世の中は動くことは間違いなし)
 他の共同代表たちは、午前中から市役所前での街宣と観音様の議会での修復請願の議員団めぐり。

 ★ 2014年12月8日(月) 午後6時30分〜8時45分

  映画 『アジア太平洋戦争、中国の二つの戦場』同胞航行放送部

  証言 アイイーインさん(86歳) 

  入場料1000円

 ★『ジョン・ラーベ 〜南京のシンドラー〜』上映会

  2015年2月14日(土) 午後2時上映(イーブルなごやホール) 

  前売り一般700円 学生500円 高校生・年収200万円以下無料 

映画会の実行委員を大募集しています。(特に当日は人手がたりません・・・)。


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2014年11月10日

はとこ会襲撃

 【11月9日】はとこ会襲撃の館b.jpgはとこ会襲撃の館.jpg本日の当家は大変なことになっております。宿泊客に2月14日の映画会のチラシのデータの修正をしてもらって、めでたく印刷屋さんに入稿もしました。素人では映画会のチラシはなかなか・・・悔しいけど、客に「こんな婆さんがこんな仕事を引き受けてるってことが、そもそも無理がある」と、メチャクチャ傷つけられて・・・くやしーい!人手がないんだってば。
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2014年11月07日

意見が違うという意見で一致

2015手帖.jpg 今朝、バラがSに話しかけられてました。「今日は誰かさんの誕生日だけど、もう歳をとったからプレゼントはいいよね。回転寿司でも行くか?」。ほーうりゃ、バラは一度はカウンターに座って・・・いや、あの動くレーンに飛び乗って、思う存分ネタを食べ散らかしたいよね。そんな訳で、誰かさん、猫並みに回転寿司で祝ってもらったの。もちろんバラは留守番。ブラッスリー・クーのフランス料理のディナーでも良かったのだけど。

 いつも豪華な(まちがいなく豪勢)プレゼントを贈ってくれてたYちゃんが、今年は、毎年のことだけど、可愛い彼女とおそろいの手帖だけにしてくれました。(くりの紅茶もおまけ)それは、私がブログに、もう洋服は買わない、物は要らない、片づけたい、整理したい・・・と書き続けていたからのようです。私の気持ちを理解してくれて、ホントニホントニ嬉しかったです。Yちゃん、ありがとう! この手帖に、一体何が書き込まれていくのかしら。夢の手帖です。

 「日中関係の改善に向けた話し合いについて」という中国との合意文書が発表されました。北京のAPECに向けて、日中首脳会談が開かれるか否かと注目されてたけど、尖閣諸島問題については、「双方は異なる見解を有していると認識し、対話と協議を通じて不測の事態の発生を回避することで意見の一致をみた」というのが結論になりました。

 「意見が違うという意見で一致した」ってことは、結局棚上げってことで、これが出来るんだったら、どうして今までも棚上げのままにしておけなかったのかと思う。「智恵」がない。感情や面子、虚勢など、馬鹿馬鹿しいものにしがみついて、どれだけ多くの損害をこうむったか。叡智を集めて両国関係が修復されますように。

posted by Hiromi at 22:49| 愛知 ☀| がま口弘美の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月04日

声のドナー

 東海音声表現研究会。音声装置録音ボランティアをしたNさんの経験談から、声を作る話など、とても興味深い話し合いになりました。ドナーって、臓器や角膜などだけじゃなくて、「声」もあるんだね! 中京地区では名古屋工業大学の研究室でやってて、ボランティアは、1時間ほどひたすら例文を読み上げるだけだそうです。共通語である必要は全くなく、ただ普通に読む。あとでヒアリングがあって、どこで育ったか、職業は、年齢は、などと訊かれ、朗読者の地域性などもけっこうポイントらしい。色々な声を50人くらい集め、「平均声」というのを作ります。そして、それらと本人の10分ほどの朗読した声を掛け合わせて、パソコンから、本人に似た声が出るようなソフトがもうできてるんだね。
 9月18日に放送された、NHKのハートネットTVの録画番組を見ました。自発呼吸ができなくなったALSの患者や、脳血管障害、がんの手術などで声を失った人たちに、「その人の声」を再現する音声合成システムを提供する試みの話です。
 SANGATSUという声があれば、S A N G A T S U というように、母音と子音に分解して、再構築すれば、どんな音でも出来ていくという仕組みだと思います。これを預けておくところが、日本語ボイスバンク。声のドナーの蒐集はまだまだ必要とのこと。自分の声で話すことの素晴らしさは、失って初めて気付くこと。自分らしい声で話したいと、失った人は切実に思うことでしょう。「声のアイデンティティ」ってこと、生まれて初めて考えました。
posted by Hiromi at 22:33| 愛知 ☀| がま口弘美の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

B層 ※B層=気がついていない人たち


 YOU TUBEで4分12秒間のスピーチを見ました 思わずテープ起しをしてしまいました。

戦争に行ったアメリカ兵の告発!「本当の敵はアメリカ国内にいた!」 

(「戦争は儲かる!」by アメリカ)  2013/09/01 に公開

https://www.youtube.com/watch?v=cR5zoW1W4ac&list=UUpBXJgdhKZs6X-WdZT3-4zg

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「これはお国の為なんだ!」と言い聞かせて辛くても胸を張ってやってきた…だけど後悔の念だけが残りました。この占領の実態を目の前にすれば、人種差別なんて言葉じゃ、もう騙せやしない。彼らは獣じゃなかった…同じ人間なんです

 その時から年寄りを見ると、いつも心が痛むようになった。歩けない年寄りを担架にゴロンと寝かせ、イラク警察に連れて行けと命令する度に… 

 子を連れた母親を見る度に胸が痛む…嫌がる母親を外に連れ出す我々に「何すんの一体あんたら、サダム・フセイン以下じゃない」と喚き散らしたのを思い出してしまう。

 若い娘を見ると胸が痛む。俺が腕を鷲掴みにして車道へと引きずり込んだんだ…と…


 テロリスト達が相手だ、と聞かされていた。しかし、実際のテロリストは自分達であって、この占領事態がテロそのものだ、と悟りました。軍隊の中にあって、人種差別を悪とする思想は、他国に対する破壊や占領の口実にできる、今尚使える重要手段の一つです。

 その思想を利用して、他国の民を殺害、隷属、拷問してもよい口実にしてきたのです。人種差別という思想は、この政府が重宝する手段の一つなのです。この思想は、ライフル銃や、戦車や、爆撃機や、戦艦を使うよりも、もっと重要な手段だ。砲弾、バンカーバスター・トマホーク巡航ミサイルより破壊力がある。このような兵器を今のこの政府が製造、保持してはいるが、使おうとする人々がいなければ害はない。我々を戦場に送っている連中は、銃で撃ったり迫撃砲を放つなんてことはしない。連中は、命がけで戦う、なんて頭にない。連中にとって戦争は商売でしかない連中が必要としているのは、兵士達を危険な戦場に「はい、どうぞ」と送り出す(B層な)大衆なのです連中に必要なのは、殺すことも殺されることも「はい、どうぞ」と、オカシイと思わない兵士たちなのです


 何百万ドルという金を爆弾一発につぎ込む。その爆弾は、上から使えとの命令に「はい、わかりました!」と従う軍高官たちの気持ちがあってはじめて武器に変わる。連中は生き残った兵士達を、この地球上ならどこにでも、送ることができる。しかし、兵士達が「はい、わかりました!」と言って初めて戦争になる。支配層にいる、人の不幸につけ込んで儲ける大金持ち連中は、世界経済を操って私腹を肥やすことしか頭にない。「戦争、抑圧、搾取が私たちの関心事であり、そう我々に信じ込ませる」という能力の中にこそ連中の力が隠されている、ということを理解してほしい。

 われわれが人殺しや死ぬことを覚悟させる決め手は、「ヤッパ俺達は優秀なんだぜ」と我々に思い込ませる能力が連中にあるかないかだ。


 陸海空の兵士達がこの占領で得るものなど何もない米国で暮らしている大部分の人々が、この占領で得るものなど何もない! 得るものなど何もないなんてもんじゃない… それが原因でもっと苦しんでいると言うのが事実だ…

 我々は手足を失い、後遺症に悩み、そして命を断つ… 家族の者たちは、国旗を掛けた棺が地中に下ろされるのをじっと見ることになる。健康保険も無く、就職先も無く、教育も受けられない、この国の何百万という人々は、この占領で政府が45000万ドル以上の金をたった1日で浪費しているのを指を咥えて見てることしかできていない。


 この国の貧しい生活をしている人々は、よその国の同じように貧しい生活をしている人々を殺すために送られ、金持ち達をさらに金持ちにしていく。差別思想がなければ、兵士達は自分達を戦争に送った大金持ちよりも、イラクの人々に多くの共通点があることに気づいたでしょう。


 イラクでは、多くの家族の住み家を奪ってきた。帰還して目にしたものは、惨めで意味のない差し押さえの仕打ちをうけ、住む家を奪われた多くの家族の姿です。悲しい…


  目を覚まそう!! 我々の本当の敵は遠いところにいるんじゃない名前だって文化だって聞いたこと見たことが無いっていう連中じゃないどんな敵なのか皆んなよく知っている、ハッキリしているその敵とは、カネになるから戦争をやらかす、という組織。その敵とは、儲かるとなれば、スパッと首切りする企業経営者達。儲かるとなれば、健康保険をガンとして受け付けない保険会社。儲かるとなれば、住んでいる家をサッと取り上げる銀行。

 敵は5千マイルも離れたところにいるわけじゃない! 目と鼻の先にいる賢く手を組み戦えば、こんな戦争は阻止できるこの政府は阻止できるそして、もっと良い世界を作ることは可能です!  

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posted by Hiromi at 10:37| 愛知 ☀| がま口弘美の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月03日

オランダ国王の答辞

朝鮮日報の日本語版の記事が友人から回ってきました。
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オランダ国王、天皇主催の宮中晩餐会で「歴史」に言及
   
 29日夜、東京の皇居で、オランダのウィレム・アレクサンダー国王夫妻を歓迎する天皇主催宮中晩餐会が和気あいあいとした雰囲気で開かれた。アレクサンダー国王は晩餐会での答辞で日本の伝統的な詩を引用し、両国の交流の歴史が400年を超える点を強調した。欧州以外で最初の訪問国として日本を選んだのも、両国王室の関係が親密だからだと述べた。アレクサンダー国王は同日、国賓として日本に到着した。
 しかし、日本が自国に与えた侵略の歴史については全く譲らなかった。アレクサンダー国王は「先祖が残した誇らしい歴史もつらい歴史も全て継承すべきだ。第2次世界大戦当時、オランダの民間人と兵士が体験したことを忘れずにいる。忘れることもできない」と述べた。第2次大戦当時、日本軍はオランダの植民地だったインドネシア(当時は東インド)を占領し、オランダの兵士と民間人約10万人を収容所に監禁し、民間女性を慰安婦として強制動員したことを指摘したものだ。
 アレクサンダー国王は「戦争の傷跡は今も多くの人々の人生に影を落としており、犠牲者の悲しみは今も続いている。捕虜として労働を強制され、プライドを傷つけられた記憶が多くの人の生活に傷として残っている」と続けた。両国の友好の根幹が過去の歴史を認めることだという点を強調した。「和解の土台になるのは、互いに経験した苦痛を認識することだ」との言葉だ。晩餐会では安倍晋三首相ら両国の関係者163人が国王の発言を聴いた。
 同日の発言は予告されていた。オランダのティマーマンス外相は今月初め、国王の訪日と関連し、日本人記者と懇談した席上、「第2次大戦のうち日本軍による慰安婦問題が『強制売春』であることには何の疑いもない。高官級の接触時に常に慰安婦問題を取り上げることを理解してもらいたい」と言及した。
 明仁天皇は同日、アレクサンダー国王の立場を意識した歓迎のあいさつを準備していた。明仁天皇は「長きにわたって培われた両国間の友好関係が先の戦争によって損なわれたことは誠に不幸なことであり、私どもはこれを記憶から消し去ることなく、これからの二国間の親善に更なる心を尽くしていきたいと願っている」と述べた。
 裕仁前天皇が1971年にオランダを訪問するなど、両国の王室は親しい関係にあったが、アレクサンダー国王の母親であるベアトリックス前国王は裕仁天皇の生存中に日本を訪れなかった。裕仁天皇の89年の葬儀にもオランダの王族は出席しなかった。戦争を起こした裕仁天皇に対する国民感情を意識したためだ。ベアトリックス前国王が91年、日本を初めて国賓として訪問した際にも戦争捕虜問題に言及し、「日本であまり知られていないが、一つの歴史だ。人々は時がたっても今も悲しみとつらさに苦しんでいる」と述べた。
 王室生活で受けたストレスで適応障害を患っている雅子皇太子妃も11年ぶりに宮中晩餐会に出席した。雅子妃は昨年、11年ぶりの海外公式訪問として、アレクサンダー国王の即位式に出席した。雅子妃は2006年、オランダ王室の招きで療養のため、2週間一家を伴い、オランダ王室の離宮に滞在し、家族同士の交流を行った。同日の晩餐会でもアレクサンダー国王と近くで会話するなど、親しい関係をアピールした。アレクサンダー国王は来月3−4日、オランダ国王としては初めて韓国を国賓として訪問する。
東京=車学峯(チャ・ハクポン)特派員
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posted by Hiromi at 21:12| 愛知 ☀| がま口弘美の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月02日

日本大学国際関係学部富桜祭

10制作服2.JPG10制作服1.JPG 生きています。旅行に出かけたわけでもありません。家内旅行をしていたみたい。家電や道具の引き取り屋さんのチラシが入ったので、倉庫にもぐりこんで、ごっそり出したら全部無料で持って行ってくれ、倉庫の片づけが大幅に出来ました。餅つき機だとか、電動工具だとか、死ぬまで多分絶対使わないものも。初給料で買ったソニーのリール式のテープレコーダーだけは出せませんでした。愛しすぎる!

 さて、11月1日の日本大学でのシンポジウムは遠い先のことと思っていたのですが、昨日終わりました。それに向けての準備で日々過ごしていました。まず、服。もう服は買わない掟に従い、母の着物を解いて2着制作。首と手と足が通れば良いという代物です。2日間着てクチャクチャシワシワに疲れている写真。制作費は100円ショップで買ったくるみボタンキット100円だけ!
【31日(金)】 
ガラスのシャンデリア.jpg 金沢からしらさぎでやってきたAさんとNさんを名古屋駅で迎え、案内を所望された大一美術館へ。(チケットが当たったんだって!)そんな美術館があることも知らなかったので、私たちにも良い名古屋観光?になりました。ガラス工芸の蒐集品や新作が展示されていましたが、すばらしいの一言。「没後110年エミール・ガレ回顧展」をやっていました。作品の数々の創造性にもうっとりしましたが、一番びっくりしたのはエントランスの吹き抜けに吊られたガラスのシャンデリア。どうしたらこういう発想が生まれるのでしょう。

 夕餉は我が家の3人と遠来の客の5人で囲む。バラは押入れに逃走。ちょうど友人に戴いていたワインで乾杯。金沢からは美味しい巻寿司と佃煮、和菓子ときんつばが並び、私は茶碗蒸しを作り、Sはタラのポトフとサラダの制作。和洋メチャクチャのテーブルはお喋りで味付けして豪華???絢爛でした。押入れから引っ張り出してバラにも挨拶させましたが、ただただ客を睨みつけ、暴れてまた逃走。

【1日(土)】 朝食もバタバタで7時20分頃降り出した雨の中を車に乗って出発したけど、走り出して、ジパング手帳が旧いままになっていたことに気付き、慌てて駆け戻ってふーーーっ。3割引だから、これは必携品です。地下鉄から乗り換えて鶴舞からJR。名古屋駅で新幹線のひかりにギリギリ間に合いました。ひかりは列車数が少ないので、乗り遅れたら大変でした。控え室.JPG三島駅で、所沢からのミサヨさん、東京からのアランさんとフィアンセ、、大阪からのキムさんとスムースに無事合流してカフェで一息つく。1時間後に出迎えの学生2人に連れられて大学へ・・・と言っても、もはや大学が駅であるぐらい、すぐ傍に国際関係学部があるのです。

各国からの手紙を見るミサヨさん、A&Nさん.jpg控え室に通されてみんなでお弁当を頂いているところへ、突然、赤いタータンチェックの可愛い洋服のお嬢さんがニコニコ入って来られ、びっくり。なんと、加藤登紀子さんが挨拶に来られたのです。偉い人だなぁと思いました。
 ロビーの展示を見ると、予め送ってあった、金沢での打ち合わせの時の紙芝居の資料やマスコミ、各国からの手紙や各国語の本が並べられていて、私たち中国語の簡体字版、繁体字版も仲間に入ディスプレイ1.jpgれてもらっていて、とても嬉しかったです。

 いよいよゼミの皆さんの発表です。ホールへ案内されました。会場準備中.jpg配布冊子によれば、安元ゼミナールの三本柱は1.日本文化研究。2.ロシア研究。3.日露交流の実践。そして、今年のテーマが「世界を駆ける『はだしのゲン』」。広島で合宿し、戦争と平和についての考察を深め、広島への原爆投下は世界初の核兵器使用であり、日本は世界で唯一の戦争での被爆国であることの確認。ゲンの足跡を訪ねて、低い目線から、実際に学校から我が家に走り戻ったゲンが見たものを目に入れました。「見えるもの」を見るだけでなく、「見えないもの」を「見る」事の大切さを学んだフィールドワーク。そして、私たちはこれから何をするべきかと繋げます。戦争を知らない世代だが、核兵器や戦争に対して、反対の意志を世界に伝えていく義務があると。ここまで指導された先生の熱意、学生達の総力挙げての学園祭。ただただ感動しました。
開会挨拶の学生.jpg 今年の研究テーマです.jpg 差別命教育.jpg ゲンを読み解く意義検証.jpg 中沢啓治.jpg シンポジュウム翻訳者発言.JPG(←毎日新聞記者さんに撮って頂きました)
  この後は、1時間ほど、私たちの登場です。自分で写真がとれないので、後ほど誰かが送ってくれたらはりつける予定。学生達の司会進行で、色々質問に答えました。特にプロジェクト・ゲン代表のAさんのパワーポイントでの、原画をスキャンして修正して行く説明や、イランでは裸の場面にスカートやズボンをはかせているところなどは、会場からの視線が集中していたようです。朝鮮語のキムさんは、いつものことながら、圧巻の話術で、参加者を惹き付けました。私は? 皆さんの話が長くなることを想定して、短く短くを心がけました。中国語はまだ出版もされていないしね。中国語を母国語としている人は世界の40%なので、出版されたら、影響力を持てると思うという希望を述べました。

 休憩の後、いよいよ加藤登紀子さん登場。学園祭でおトキさんを招くというのはかなりの手腕です。コンサートではなく、特別出演。(写真は撮れないけど素適な衣装でした)まずは、宮崎駿の『紅の豚』のエンディングテーマ「時には昔の話を」から。話は原発に直球で進み、『オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史』の内容を紹介しながら、日本に原発を持ち込んだ中曽根が国会でウラン235の語呂あわせで2億3千5百万円の原子力開発予算を立てた話、果ては正力松太郎の名前まで飛び出してバッサリ。レイチェル・カーソンが『沈黙の春』を著して環境汚染の警告を発していた頃、日本では、1961年に農業基本法が制定され、化学肥料や化学合成農薬の使用、作業の機械化が大きく推進されてきたこと。それは登紀子さんが大学に入った年でした。憲法公聴会で学生達が血みどろになって帰って来た話、安保後の話。国家のウソ。使用済燃料の行方・・・と熱い話があり、そんな中で、「広島 愛の川」の歌と朗読があり、最後は新曲「愛を耕すものたちよ」で締めくくりました。・・・・ 人はみな、心に土を持っています。/ そこで命を育て、/  思い出を重ね、/  溢れる涙と喜びで歳月を耕しています。/ その心の土に大切な愛を耕しましょう。/  決して憎しみの種を蒔かぬよう!・・・なんて素適な女性だろう。

 山本さん合唱曲の説明.jpg満席の客席から万来の拍手で終了。と思ったら、片づけの学生達の中に飛び込んだ「広島 愛の川」の作曲者の山本加津彦さん。ほとんど学生のようにも見えてしまうけれど、この歌は合唱曲にもなっているので、是非若い人達で歌ってほしいというような話をされたのかな? AKB48の曲も作っている人だと先生に紹介されて、学生たちがキャーッ! なんて目を輝かせていました。若者達がこういう研究、フィールドワークをしていることを知って、明るい気持ちになれました。このまま真っすぐ頑張れ、若者達。

 新幹線に飛び乗って金山に向かう。市民会館まで徒歩5分のところをタクシーに乗って駆けつけて18時35分の六蛻チやそさんの三味線演奏の始まりに滑り込みました。「憲法公布68周年、憲法九条を守ろう 2014年のつどい」。続いて九条の会事務局長小森陽一氏の講演で「第二次安倍政権の壊憲暴走を止めるために」。全く無駄のない、明解な話でした。お話の結びが、名古屋高裁のイラク派兵違憲判決であったのにも励まされました。

 忙しい二日間でしたが、馬鹿馬鹿しく虚しく、汚い政治がらみのニュースばかり見ているよりは、はるかに衛生的で「生きてる感」満載でした。一緒に時を過ごしてくださった皆さん、ありがとうございました。
posted by Hiromi at 11:51| 愛知 ☁| がま口弘美の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする