2015年10月30日

人治国家

 琉球新報電子号外.jpg琉球新報号外1029島袋おばあ_edited-1.jpg
  部屋にこもってパソコンと猫だけを供にここ2週間ほど。門外不出人間に成り果てている間に、沖縄に飛んだ人たちのすさまじいレポート。島袋文子おばぁの右後ろ隣で泳いでいるのはKさんです。あいち沖縄会議は防衛省に申し入れ書を出しに行っています。
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 国の補助金は普通、県や市町村を通じて交付される。カネを使う目的や支出が適正かどうかを議会でチェックする必要があるためだ。ところが今回、国が直接支払いを明言した名護市「辺野古」「豊原」「久志」の3地区は単なる「行政区」だ。当然、議会機能は持っていないし、公的監査も期待できない。区長も選挙で選ばれたワケでもない。そこに今年度分で計1000万〜3000万円の「国費を投じる」というからメチャクチャだ。
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沖縄国際大教授の前泊博盛氏。
「世の中にはルールがあるが、安倍政権がやっていることは完全にルール無視。親を説得することなく、いきなり、子供を抱き込もうとしているようなもの。こういうやり方は法治国家でも民主主義国家でもない。人治国家であり、カネで何事も従わせようとする金権政治そのものです」
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2015年10月25日

和みの散歩道&郁達夫の足跡

  学生時代の友人のNちゃんが暮らす町に高架道路ができることになって地域の大問題となり、環境保全を求めて、住民運動が起きました。その頃から、裁判なんかでの話を聞いてました。結局道路は出来たけれど、このことで皆さんがバッチリ友情を培い、今では、高架下を利用して「和みの散歩道」という、地域の文化活動をするようになりました。プラス転換です。
 さて、来年度は子ども達に本を読むイベントをしたいので、手伝ってほしいと依頼が来て、今日はイベントの会場の下見に出かけたのでした。
高架下では、絵や書や陶器などが並べられ、子ども達のダンボール工作や似顔絵描きさんもいます。空き地では、平均年齢60歳以上のような方達のブラスバンドや、高校生のブラスバンドが複数校。なかなかの賑わいでした。
 Nちゃんの家は新しく建て替えましたが、古い家は壊さないでリフォームして、今後地域の文化イベントのために開放する計画とのことで、家の中も(外も)案内してもらいました。夢がいっぱいの街。
和みの散歩道1.jpg 和みの散歩道小2.jpg 和みの散歩道小4.jpg 和みの散歩道小5.jpg 和みの散歩道小3.jpg

 PM2時から名古屋大学の文系総合館のカンファレスホールへ。高文軍さんが「吟じながら独り行きーー郁達夫の名古屋に在りし日々」と題して講演をしました。さすが大学。70~80人のキャパながら立派なホールです。高さんが、戦前名古屋大学に留学していた郁達夫について、熱く研究成果を披露しました。彼の魅力は「沈淪」という名古屋を舞台にした小説だけではなく、日本をいかに理解しようとしていたか、日本の師との交流の美しさなど、時代を掘り起こしながら語ってくれました。

 さすがにみんな研究関係者が多いようで、94歳の方もしっかり質問されていたし、若い学生さんたちもチラホラ。名古屋大学で講師をしているという中国人の方が、敗戦後であったのに、郁達夫が日本軍に通訳をさせられていたために、日本の憲兵に殺されたことを話し、なぜ彼のような、深く日本を理解していた才能あふれる文学者が、口封じのために(とは明言されなかったけど)殺されなければならなかったのか。日中が再び戦うことが決してないように、友情を育みたいと話されたのには、深くうなずきました。

 実は一刻を争う仕事を抱えているのに(笑)、今日も又一日あっというまに過ぎました。マーフィーの法則なり。
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2015年10月24日

トレイン再結成ライブ

伏見地下街2.jpg  伏見地下街1.jpg
  ビーンズライブ オルゴール1.jpgPM5時開場の伏見地下街のビーンズという喫茶店ライブ。懐かしいトレインが再結成して出演するというので、35年前の仲間2人にも声をかけて3人組集合。外野席で楽しむつもりだったら、私の大好きなオリジナル曲「オルゴール」の歌詞を朗読せよ、との命が一昨日下り、サア大変。G放送の番組で放送していたトレインのカセットを探し、更にカセットデッキを探し、テープを聴いて歌詞の書き起こし。ぶっつけ本番はなんとかなった・・・かなぁ。びーんずライブO2.jpg

 3O家A家勢ぞろい.jpg5年近いブランクがあったけど、トレインの2人も、ファンクラブ?たる私達もちっとも変らず、まっすぐ歳をとりました。みんなでこんな日が迎えられるなんて、夢のよう。トレインのAちゃん、歌っていて、涙が出そうになったって言ってました。この2人、去年校長先生を退職したAちゃんと、只今現役最後のお勤めの校長先生で、今年度退職です。ギター持って歌うお父さんの前には3人の娘さんたちとお連れ合い。いいなぁ!

  実は、一刻を争う?? 仕事を抱えていて、パソコンの前から離れられない日々なのですが、G放送で無料出演しビーンズビートルズコピーバンド1.jpgていただいていた罪を背負っているので、このライブにだけは馳せました。みんなでよくコンサートもウォーキングもした若い時代。みんなでこんな歳のとり方をして嬉しかった! 
 ビートルズのコピーバンドの音量にビビッて退席してしまいましたが、トレイン再結成、本当におめでとう!   
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2015年10月20日

シリーズ戦後70年 南京事件 兵士たちの遺言

▲今月4日に放送された日テレ「NNNドキュメント」【シリーズ戦後70年 南京事件 兵士たちの遺言】が猛烈に話題になっています。三上翔さん、小野賢二さんは、市長発言から1ヶ月の時の集会に名古屋で証言していただきました。以下の3つのアドレスを順番に見ていくと、ゲンの中国語版は何年かかってもやろうと勇気が出ます。

▲2012年2月22日の市長の発言から1ヵ月後の3月31日緊急集会プログラム
◎DVD上映
 「フィルムは証言するー南京大虐殺から半世紀」(毎日放送 1992年作成)
◎主催者からの問題提起
 講演1:旧日本軍兵士の証言  三上翔さん 1919年6月生まれ。
 第三艦隊第十一戦隊第二十四駆逐艦隊「うみかぜ」乗組員
 講演2:小野賢二さん(南京虐殺事件研究者)

▲発言から3年半経って、あらためて市長発言のニュースを見てみる。
●「南京大虐殺はなかった」河村市長が改めて主張(12/02/22)‬
http://www.kawamura-nankin.com/%e7%99%ba%e8%a8%80/

先日の「ニュース23」について、youtubeで1100回くらいの再生までは気がついていたけれど、もう削除されていました。今度は頭と尻尾もついたのが見られます。
(news23)漫画「はだしのゲン」核保有の中国で出版なるか?
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2015年10月19日

ああ23年過ぎたのだと

足温器2.jpg  夢中になってパソコンを叩いていて、ふと気付いたらダンボール箱にまっしかくに納まったバラがじーっ見上げていました。足温器準備開始ってこと? でも、今日はとっても暑かった。まるで夏に戻ったみたい。
 ハロウィンが近づくと、やっぱり憂鬱な気持ちになりますが、それでも時は流れ、剛丈君が本来招かれていた家にホームステイしていた留学生も立派な仕事をされるようになったのだと感慨深いものがあります。あの頃の怒り、悲しみ、苦悶は時が昇華させてくれた・・・と言える生き方をみんながしてきたのだといえると思います。それはこれからも続けなければいけないのだけど。
 昨夜は服部家から、メールがはいりました。アメリカでは、地道に銃規制の運動も続いているようです。
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 ★今日は剛丈の命日でした。ホストマザーのホリーさんと、ホストシスターのエリザベスさんからメールをいただきましたので下記転送させていただきます。バトンルージュのユニタリアン教会で、10月18日と、剛丈の誕生日11月22日に小さなメモリアルイベントを予定しています。またエリザベスさんは母親として銃規制の集まりに参加した報告です。また事件の時、ハロウインパーテイを企画した、岩崎さんからお手紙をいただきました。筑波大学で助教としてエジプトやチュニジアなど中東北アフリカ関連の研究をしていらっしゃるということでした。またラジオで「今日は何の日」を聞いたよと知らせてくれた友人もいました。
  とてものんびりとお墓参りをし、ああ23年過ぎたのだと思いました。墓にはいつの間にか華やかな花が・・・・支えていただいた皆様にいつも心から感謝をしております。     服部政一・美恵子

Dear Masa, Mieko, Sachiko and Akira,
It is the anniversary again of this sad day. Dick and I send our thoughts to you all.
Josh is doing wonderful things with CSGV but it is a struggle.
Irene Kato will lead a short memorial of silence at the stones at church on Sunday. To simply stand and remember.
On the 22nd of November there will be another crane hung on Yoshi’s picture.
We hope you are well,
Dick and Holley

 Hello All,
I spent the day at a Moms Demand Action for Gun Sense in America table at a children's carnival.  We finger painted with the kids and talked about gun control with their parents.
 With love and admiration,
Elizabeth
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2015年10月18日

戦争の傷痕を平和の使者に転換させる市民の智恵

  参加者は40名に至らず、ちょっと寂しい会になりました。だからこそ参加してくれた友人たちには背ビラ1017撤回観音の会.jpg深い感謝を捧げます。ありがとう!
  実際、『戦争中に南京から来た観音様と日々のオイラの暮らしに何の関係があるんじゃ? もっと大事なことがいっぱいあるがね。まぁ、たあぎゃあにしときゃあ』と思うよねぇ。そこがキーポイントだよね。観音様の運命の背景にあるもの、その運命を平和の使者に転換させる市民の智恵。それこそが日々の平和な暮らしにつながるという「目」を持つことが大切だなぁと、今日、私は目が覚める思いをしました。

 講演してくださった僧侶の、専門的な仏教界の歴史を押さえたお話はとても面白く、興味深く、戦時中ならずとも、僧侶を含めた「人間」のこの世における本質、体質を学びました。冨や名声に固執する人間。平和を守る事は並々ならぬ自己との闘い、不断の努力の積み重ねが必要であるとしみじみした。諦める必要はない。

 【憲法12条この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によって、これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。

 むべとあけび.jpg昨日の会に、岐阜の山村に引っ越した方が、わざわざ「あけび」をお土産に持って来てくれました。ありがとう。その前のアリスの講演会でも、アケビの親戚のなんとかという(ごめんなさい。メモしなかったの)名前のものや、「むべ」を戴きました。「秋」を戴くって嬉しいね。


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2015年10月17日

ちょっと多忙

  ニュース諸々に怒り心頭に発しながら何も出来ない。
 八事朗読バンド、今日は3+1で無事例会が開けました。やれやれ。お誘いがあって、急遽12月19日(土曜日)に「百花百草」という所で30分朗読バンドが発表させてもらうことになり、にわかに活気付いて来ました。
 たちどころに作品のプログラムを決定して練習も開始! 練習日があと2回しかないので、今まで勉強してきた中の未発表作品から、メインを芥川龍之介の「桃太郎」にしました。まさに今の社会にピッタシあてはまる透徹した皮肉。戦後70年に足跡となる朗読にしたく、少しは骨になるプログラムにしました。でも、とっても楽しくなるはず。遊びに藤村歌留多や新しいモノ?も入れました。長年温めてきた「便所掃除」(浜口国雄)の朗読もやっと実現します。

 今日もよく笑いました。4人の、40になったばかり、40後半、50代、アラ70(皆仕事持ってる・・・)が集まると、作品の解釈がまるでカラフル! 当然知っていると思われる「日本語」が世代で別れ、お互いに驚くばかり。例えば「おこし」って聞いて、食べ物か衣類かどっち思い浮ぶ? これが分かれるのです。おこしにつけた黍団子ではないよ。昔の農村の女性の小用の仕方の実演まで入れば・・・若い人たちの絶句!

 今日はイーブルなごやで撤回の会の講演が1時半からあります。観音様の話です。興味のある方はぜひおこし下さい。
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2015年10月15日

ムギニナラヘ!

アリスの会展示アレンジ.jpg 40人くらいの皆さんの前で思いっきりゲンの話しをさせていただきました。「アリスの会」という名前からも分かるのですが、皆さん子供の文庫活動から始まった子供の本の研究会です。学校や図書館で本の読み聞かせもしています。
 お部屋のアレンジがなんとも温かく、資料の展示の気遣い、きめ細かさなど、学ばされました。

 肝心の講師はおっちょこちょい丸出しで早口で喋り捲り。『今日こそゆっくり落ち着いて』と思っては挑むのですアリスの会 野の花篭.jpgが、熱が入ると、♪どうにも停まらない♪ Tさんが頭で、私を25年前からのお付き合いと紹介するもんだから、2時間の持ち時間の間にはパソコンが止まるは、ビデオの頭出しを待つ間に目や手や顔で合図をし合って・・・打ち上げの食事会で「漫才師になれますよ」と、言われたような按配にあいなりました。アリスの会の皆さん、ごめんなさい。会場から「私の父は南京事件に関わり、生前やっぱり殺したことを話しておりました」というお話が出て、これには驚きました。こういう話を国会で参考人として出来たら、どんなに清冽な空気が生まれるかと思います。

  荷物が重そうだからと、自宅まで送ってもらい、恐縮至極。高速に乗ったのですが、どこで出るかも教えられず沈没。あわや名古屋を通り過ぎてしまうかと思われたのですが、運転と乗り合わせてくださった方の機転で、事なきを得ました。この道程こそ我が人生。とりあえず走りだし、走りながら対策。だれかれに助けを求める。よく生きてこられたものです。アリスの会全員集合.jpg
 今日もちっちゃな私を助けてくださった皆さん、ありがとうございました。遠くから駆けつけてくれたバンドのSさん、高校の誕生日一緒の同級生Aさんや大学の演劇部の後輩Mちゃん、ありがとう。みんながゲンの麦になれたような気がします。南京のユネスコ記憶遺産登録への政府の対応の仕方こそムギに習へ!
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2015年10月13日

youtube

 youtubeにもう上がっていました。キャスターの頭と尻尾のコメントは切ってあるので、8分ちょっとです。

 さっそくネト○○さんの書き込みもいっぱい有り、お顔をお互いに見ながら話したいなと思いました。
明日の春日井でお話するのは、あまりにタイムリーです。お世話になるアリスの会の皆さん、よろしくお願いします。10時から「レディアン春日井」です。誰でも自由に入れるそうです。

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「ニュース23」のはだしのゲン

ニュース23番宣.jpg 「ニュース23」を見てくださった皆さん、遅くまでおきててくださってありがとうございました。録画して明日・・・いや、もう今日、ゆっくり見る方もありがとうございます。ゲンの漫画の場面がピンポイントでしっかり紹介されていたのが何より嬉しかったです。生前の中沢啓治氏も登場して発言されました。(こうやって永眠しても時々目が覚めて話せるって素適なこと)
 広島のFディレクターさんが頑張って追跡してくださっていることに深く感謝しています。みんなの力が良いタイミングで集合してこその番組です。
 そうそう、とりあえずディレクターさんに即刻お礼のメールを書いていたら、電話のベル。なんと沖縄那覇市在住の学生時代の同級生のHさんから! 「中国でスパイ容疑でつかまってるんじゃないかと思っていたら、元気そうに歩いていて良かった」って。「私は中国国家には大切にされているから大丈夫だよ。人間と人間として、私も真面目にお付き合いしてきたから」と、真面目に答えたら深く相槌をうってくれました。基本は民と民。これからも仲良くしぶとく付き合いたい中国です。
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2015年10月10日

ニュース23で「はだしのゲン」のこと放送する予定です。

テレビ番組のお知らせです。

@NNNドキュメント「しゃべってから死ぬ 封印された陣中日記」が
 再放送されることになりました。
 明日、11()BS日テレで11時から。

Aニュース23で「はだしのゲン」の中国語版のことを放送します。
 明後日12日(月)、TBS系(この地区はCBC)夜11時からです。
 筑紫哲也さんのニュース23に出てから実にピッタリ25年!

秋の夜長、もしお暇がありましたらごらん下さい。
今は録画しとけば見られるので、私も録画かもです。

いずれも大きなニュースが入れば飛んでしまうと思います。
あくまで予定です。
posted by Hiromi at 14:03| 愛知 | がま口弘美の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月09日

足温器を使い始めました

 一日中パソコンで、中国語の簡体字を繁体字にする作業をしています。かなり細かい作業で、漫画の吹きだしの一つ一つに書き込んでいくのですが、それは機械的にポチンとマウスでクリックすれば出来ますが、手書き(マウスでだけど)で描いた看板の字なんかは時間がかかってなりませぬ。繁体字って、ものすごーく字画がおおいからね。本当に台湾の人たちはああいう字を毎日書いているのかしら。偉いなぁ。

 息抜きは勿論私のご学友のパラちゃん。マウスではなくてキャット。
私とあそぼから、私はなーに? 自然足温器です!!  猫が嫌いな人はゾッとするでしょうね。
私は何でしょう.JPG 私とあそぼ.jpg 自然足温器.jpg 自然足温器2.JPG
posted by Hiromi at 21:47| 愛知 ☁| がま口弘美の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月07日

日本を愛した中国の文学者

  朝日郁達夫記事.jpg 南京出身の高さんが研究している郁達夫の展示会に出かける。名古屋大学も随分緑が多くなりました! 40年50年前はただただビルが並んでいる無機質な印象だったのだけれど、豊田講堂とバス道路をはさんで向かいあって建っている中央図書館は入り口にStarbucksの洒落たお店があって、まずびっくり。図書館内に流れるアナウンスは流暢な英語だったり中国語だったり。
 図書館までの散歩道.jpg 郁達夫とは.jpg 漢詩に詠まれた犬山城.jpg 大正初期の名古屋駅前.jpg 名古屋駅前の人力車.jpg

 魯迅と藤野先生はとても有名だけれど、郁達夫と弥富在住だった服部担風も観音様朝日記事.jpgそれにも優る師弟関係だったとか。大正初期の名古屋駅前の写真がとても珍しかったです。犬山城で詠んだ漢詩もDVDで写されていました。

 テッカイの会議にまわる。観音様の話しがだいぶ賑やかになってきました。マスコミ対策を受けもったので、記者さんに手紙を書いたら、なかなか良いコラムに紹介されていてびっくり。感謝。
 高さんも駆けつけたので、郁達夫はどうして戦後になって憲兵に殺されたのか訊いたら、日本軍に通訳として使われ、色々な人の話を聞きすぎていて、口封じでしょうとのこと。戦争と通訳というのも複雑。日本を愛した中国の文学者を殺してしまう戦争。
  


posted by Hiromi at 22:25| 愛知 ☀| がま口弘美の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

狂っていることに気がつかなくなること

 TPPもノーベル生理学・医学賞大村智氏についで、物理学賞の梶田隆章教授のことも大きなニュース。そんな中で、「NNNドキュメント 南京事件」が話題になっています。一昨日の深夜だったので見られなかったけど、ここで見られました。
南京事件 兵士たちの遺言 - Dailymotion動画(45分16秒)
 テッカイの会の緊急集会のときや、ノーモア南京の会との共催での証言集会で語っていただいた方達が画面でも証言されていて、『あぁ、良かった・・・』と、思いました。誰の命にも限りがあるので、きちんと記録されていくことが何よりも大切なこと。中でも96歳の元日本兵の目撃証言、兵士たちの陣中日記、その検証は素晴らしい。力作はたいてい深夜にしか放送されないのが悔しい。ゴールデンタイムには流しにくいかも知れないけれど、せめて22時以降にでも再放送してほしい。そうしたら、私たちはもう少し過去に謙虚になれる国民になれそうだと思います。知らせないんだもの、知られないよ。

ロシアの気象予報士の女性は、真面目な表情で、「空爆には絶好の天候になる。薄雲がかかるものの飛行の妨げにはならず、兵器の照準システムにも影響しない見通し」だとアナウンスしたそうです。戦争日和ってこと。こんなアナウンスは死んでもするもんか! 狂っていることに気がつかなくなること、それが恐ろしい。
 アメリカで、オレゴン州に続いてテネシー州で、今度は8歳の少女と子犬を巡るけんかになった11歳の少年が、少女を銃で撃ち殺す事件。全部同じ地球でおきていることが悲しくなります。

 今、自分が出来ることを、やれる範囲でやるだけ。それしか出来ない。もどかしいけれど。


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2015年10月06日

全無主婦

  毒ぶどう酒事件で死刑囚が4日、収容先の医療刑務所で死亡。親族が再審請求をして行くという。本人、家族、親族、弁護士、支援者たちのなんと苛酷な人生かと思います。弁護団の稲垣仁史弁護士が30年以上も前に製造中止になっていたニッカリンTを農薬専門インターネット掲示板を使って研究者を探し出して、新証拠となる未使用のニッカリンTを執念で探し出し、再審への道が切り開かれたときは、個人的にもお世話になったことがあるので、敬服して期待していたけれど、裁判所は冷酷。イラク訴訟の裁判の時も再々さんざん裁判には疑問を持ちました。当時の犯行時の防犯カメラの録画を再生しない限り、認めないのだろうか!

  ノーベル賞発表の季節。「医学生理学賞の大村智北里大特別栄誉教授(80)は、スキーの国体選手、定時制高校の教師と、アカデミズムからは遠い世界を経て研究の道に入った。」と、紹介されています。又、中国では自然科学では初めて女性薬学者の屠ヨウヨウ氏(84)も選ばれました。こちらは、博士号や海外留学経験なし。学士院会員でもない「三無教授」として知られていたそうです。

  こんな大きなニュースが飛び交う中で、全無主婦がま口弘美にも嬉しいニュースが一つあったことだけ、記します。ナンセ一昨日の夜は興奮して眠れなかったくらいですから。ささやかな夢の入り口に立った程度のものですが、一緒に苦労してくれている仲間にはちょっとだけ報いられそうで。それが嬉しいのです。
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2015年10月02日

 広島にて

【10月1日
 「ひかり」で新大阪へ。新大阪で、「サンダーバード」で金沢から来るプロジェクト・ゲン代表のANさんと合流。「さくら」で広島到着。ミサヨさんが待っててくださって、3人でお好み焼きの昼食をごちそうになる!広島のお好み焼きはイカ天、焼きソバ、山盛のキャベツなどを入れるんだね。

 マーヒル先生とANさん.jpg2時半にホテルロビーでエジプトから広島大学に来ているマーヒル先生と合流。マーヒル先生はアラビア語で第一巻を出版しました。残りを最後まで翻訳するために、広島大学大学院文学研究科が彼を特人教授として招聘しています。
 エジプトへの電話インタビューをして放送した、RCC中国放送のFディレクターが合流。ホテル内はカメラが回せないので、ご挨拶のために現れる。5人で色々色々本当に色々話しました。アラビア語は23ヶ国をカバーできるそうです。みんなが、これで中国語が出来たら、弱小言語をのぞけば、世界のほとんどを網羅できるねと言う。言うけどね・・・。
 彼が5月の帰国予定の前に全巻完成する計画なので、「日本で各国語の翻訳仲間が集まって、翻訳苦労話などを話し合う会が出来たら素晴らしいね」と発言し、それが膨らんで、春になったら、ぜひやろう! と盛り上がってしまいました。やれ、又仕事がふえたぞー。

 午後5時に広島市中央図書館の館長さんのお部屋へ、女性3名で伺いました。図書館長室で2.jpg図書館で特別展示をしてくださったり、深い理解を示してくださっています。島根の問題が出る以前に、広島の小学校の副教材にゲンが指定されたことなど、記者発表もしていたのです。中国での出版の話題も色々出て、さすがの広島の図書館だという印象でした。ありがとうございました。

 夜はミサヨさんにホテルでご馳走になり、恐縮至極。ボランティアの仕事を慰労してくださるのです。ミサヨさんは、啓治さんがどんな風に被爆していたか長い間知らなかったそうです。ゲンを描きはじめて、初めて色々なことを聞かされ、絵を描きながら泣きながら話を聞いたというような秘話。実は、ずっと啓治さんは原爆病で苦しかったけれど、病気の事はほとんど言わないで描き続けてきたという話しに驚きました。ペンが持てないときがあったというのです。本当にどんな想いでゲンを描き上げられたことか!
プレイボーイ表紙.jpgプレイボーイ2.jpg プレイボーイ1.jpg
 自宅へ移動してANさんがロシア語の解読の仕事をする。そして、この8月、「プレイボーイ」で特集されたゲンの記事を見せてもらいました。30ページくらいだったかな? なかなか骨のある掲載。ジャンプは集英社から出てたので、同じ出版社から出ている「プレイボーイ」なのです。ほぼ11時近くにホテルチェックイン! 私の仕事は? 単なる付き添いでーす。



【10月2日】
眼鏡を中沢家に忘れた、それなりのお歳のANさん。昨日は傘を(100円の!)あちこちに忘れた、こちらもそれなりのお歳のミサヨさん。大笑いしたけれど、明日のわが身とはこのことで、眼がねの忘れ物をとりに行き、又ミサヨさんも中国の出版に関する、2週間ほど前の朝日新聞の大きな記事をとっておいたのを見つけ出して、私に見せてくださる。みんなが心にかけてくださっていて、本当に元気付けられます。感謝。

 昨日の続きの翻訳者の集いの話題沸騰。場所や時期など決めなければならない事がグルグル巡り、結局又昼食の時間になる。満腹になって広電の停留所まで送ってもらって、涙の? 別れ。ミサヨさんがとても喜んで元気を出される様子が嬉しかったです。

 新幹線に乗ろうとホームに並んでいたら、携帯が鳴りました。電車が入ってくる案内でざわついていて、どこかの新聞社から、コメントを取りたいのだという事だけは分かりました。オレゴン州の学校で又銃の乱射事件が発生したと聞かされました。 何で服部家でないのか首をひねったけど、状況としては、「さくら」の自由席車に乗り込み、ANさんと2人分の座席の確保作業を進行させつつコメントをしたのでした。電車が動き出してしばらくして電話をきったのですがANさん「マナー違反だったよ」だって。そっか、デッキへ出てから話すべきだったか。でも、人生でこんなシチュエーションで新聞社にコメントを求められるなんてめったにないんだからさ。公衆の皆様お許しを。1002銃乱射中日夕記事.jpg

 帰宅して夕刊を開いたら、私は中日新聞の記者さんと話していたことが判明しました。そして、まのあけみのコメントも出ていたので、明美さんが私を紹介したという事も分かりました。オバマさん、銃の悲劇が起きないことを祈っているだけではもう絶対ダメだよ。アメリカは武器で物事を解決しない民族にならなくっちゃ! この事は戦争など、全てのことに通じているのだから。
posted by Hiromi at 21:37| 愛知 | がま口弘美の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする