2016年08月29日

テッカイの会結成4周年 私の歴史認識と友好

 あれは昨日だったのか、1年前だったのか(笑)訳の分からない中におりました。

 まず、深夜、早朝に関わらず、リアルタイムで、あるいは録画で「テレメンタリー ゲンよ中国へ渡れ」をご覧くださった皆様に、心より御礼申し上げます。数々の「見たよレポート」も有難うございました。

 私は27日、無事リアルタイムで見ることができましたが、被写体としては複雑な心境です。自分をさらけ出すということの何に意味があるかと考え出すと。 でも、ゲンを広めたいし、共感してくださる方達の応援に応えたいし。
 「広島 愛の川」がBGMとしてオープニングとエンディングで流れ、感動しました。台湾大学の講演で紹介した時に、ディレクターさんがとても感動してくれたのでした。
 私もそうですが、インタビューや取材を受けた人たちの全てが番組に現れない。全く現われなかった台湾大学の様子も他の出来事も、30分(正味25分くらい?)の中には入りきらないのです。お騒がせした皆さんに申しわけないと思うと同時に、撮影したビデオのほんの1%くらいしか使用されないことに対して、汗を流すディレクターやカメラ・音声のスタッフさんに頭が下がります。感謝あるのみです。

 見逃した方はどなたかがYOU TUBEにあげてますよ。
↓トップが少し切れています

↓ 全部見られます

 昨日はテッカイの会の4周年の総会と車座討論会でした。35人ほどの参加で、「私の歴史認識と友好」というテーマの話し合いは2時間たっぷりありました。中に南京虐殺は全くなかったという意見の持ち主がひとりおられ、紛糾しかかった場面もありましたが、司会者は年輪を重ねているおば様で、泣き出すこともなく、怪我人を出すこともなく、どうにかまぁまぁ乗り切りました。司会者思うに、中学生や高校生の時だったら、とてもやれなかっただろうなぁ・・・。
歴史認識 セビラ.jpg 歴史認識 車座1.jpg

 何の衝突も不和もない議論はあろうはずがない。そういう意味で、反対意見があって良かったと思います。中には、「私は河村市長が何を言ったのか知りません。何があったのですか?」と、難度Xの質問をした若い人がいて、思わず空気がゆるみました。これが現実です。みんなが当然私たちと同じ問題意識で暮らしている訳じゃないという認識は絶えず持っているべきだと改めて勉強になりました。

 思いもかけなかったHさんとMさんが駆けつけてくれびっくりしました。Hさん「この中で、ご家族がご親族、身近な人が戦争に行ったという人手を挙げてください」って訊いたら半分くらいだったかな、手が挙がりました。家族の存在によって戦争体験を考えられる時代はこれからどんどん減っていくばかり。今日のように、色々な意見を話し、聞きあう事はよい事だと断言できると思いました。
posted by Hiromi at 22:01| 愛知 ☁| がま口弘美の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月26日

東海地区の皆さん、明日朝5時20分に会いましょう!

 イタリアで地震が発生したり、あちこちで台風の災害があったり、大変な時に、自分には普通の日常があることに、奇跡的な幸せだとしみじみ思います。

 フェルト列車10台.jpg孫の2歳の誕生日のお祝いにと思って、家にある材料でチクチク縫いました。ボタンをはめる訓練のつもりが、どんどん欲張って、数字をアップリケ。列車にお客さんも乗せなきゃあ! フェルト列車1.jpg
 で、家族に見せようと思って、出来上がりをテーブルに並べていたら、「あ、ゲンの宣伝!」と言うので、びっくりしてTVを見たら、キャスターの机の上に「ゲンを中国へ」の立て札がずっと置いてあります。
『メーテレ、気合が入ってる! 』で、最後までニュースを見ていて、カメラを取りに行って、写そうと思ったら、もうエンディングに入って、キャスターは机の前に出て「それでは又来週!」になってしまいました。テレビに向かって「どいて~~」って叫んだの初めてです。
星さん退いて.jpg ゲンあす.jpg
 生前葬をやるくらいの勢いで皆さんに番組の宣伝をしてしまいました。皆さん、騒がせてごめんなさいね。でも、番組をご覧になったら、きっと私が何が言いたいか、分かっていただけると思います。ディレクターさんも渾身の力を振り絞って制作しました。私達は中沢さんの分を生きなくちゃいけないと思います。

posted by Hiromi at 20:39| 愛知 ☁| がま口弘美の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月24日

奮闘しているのはディレクターさん

   台風の被害、大雨の被害、お見舞い申し上げます。
 22日にテッカイの会議があり、"イーブルなごや"へ行きました。会計監査をお願いしたKさんに早く来ていただいて印鑑を押してもらおうと思ったら、朱肉がない! 事務所に借りに行こうと思って、ロビーにまわったら、バッタリN市の女性議員さんたちに会いました。
  それで、丁度いいと思って、「27日の番組を良かったら見てください」と言い終わらないうちに「N子さんが最期まで気にして、皆に視るように言っていたことなので、しっかり皆さんにまわします!」との返事。又涙が出そうになりました。監査のKさんだって、音楽会の時、N子さんと二人で、一緒にお弁当や食事の係りをしてくださっていた人。何でこんなに一度に会えてしまったの?! Nちゃん、みんなに会わせてくれたんだね。有難う。

 教えてウルフィー小.jpg今朝の朝日新聞の囲みの番組紹介にゲンのことが出てて、「奮闘する女性ってあなたのことでしょ?」と、Tさんからメール。慌てて読みました。(クリックで読めると思います)こりゃ、どうでも奮闘しなきゃいかんねぇと思った女性です。
 そうなのです。ディレクターさんは、北京にいる間中にゲン10巻を再読していました。原稿も書き続けていました。奮闘しているのは彼なので、あらためて番組の紹介をします。27日の朝5時20分。目が開く自信のある方はメーテレをご覧下さい。自信のない方で予約録画が出来る方は、録画してみてください。両方出来ない方は、ごゆっくりお休み下さいね。

 修理屋さんのカバン.jpgIHレンジヒーターの調子が再び悪くなったので、業者さんに来ていただきました。それはまぁ、解決策はお金が頼り。悩んでも仕方なく、感動することにしました。なににって? 彼のカバンにです! 道具は立てて入れること。これが整理のコツ。お裁縫箱がグチャグチャなので、これをまねることにしました。

posted by Hiromi at 20:34| 愛知 ☁| がま口弘美の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月21日

「番組が見あたらないよー」という友へ

 只今私は人生でもっとも嫌いなことをやっています。つまり、今月28日の「テッカイの会」の総会の会計報告のシゴト! あーあ、やだやだ、計算がちっとも合わない! でも、もっとイライラしている友だちから連絡が来ます。申しわけない!

 博多、沖縄まで連絡しまくっていますが、「番組がないよー」と、SOSがきていますので、ちょっと丁寧に調べたことを記します。関東地区からはなんと生放送を見てそのままメールをくれた友もいて、放送は確実にされていることだけは分かりました。私自身は何が放送されているか、27日まで、さっぱり分かりません状態です。録画で見てくれた友も含めて、視てくださった方、感謝でいっぱいです。ありがとうございました。

九州朝日放送 28月曜日の26時40分からになってた。つまり29日の早朝2時40分からです。
北陸朝日放送は、明日 月曜日早朝の 02:55 〜
琉球朝日放送は、明日 月曜日早朝の 02:10 〜
広島ホームテレビは、月曜の深夜26:25〜
つまり、火曜日の早朝、2時25分からってことです。

あーあ、ややこしいね。皆さん、くれぐれも番組表で確認してくださいね。お手数をかけます。


posted by Hiromi at 14:02| 愛知 ☁| がま口弘美の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月20日

「ゲンよ、中国へ渡れ〜被害と加害の狭間で」、明日早朝から

庭に黒アゲハチョウが来ると、「あ、Nちゃんかな!? 」鳥が木に止まれば、又「あ、Nちゃんかな!? 」と、Nちゃんのことが頭から離れません。今までテレビで私のことが紹介されることになると、まずまっ先にNちゃんに伝えていました。いや、伝える前に向こうから訊いてくれた。そしてみんなに拡散してくれていました。それで、つくづく思ったのです。

 明日からテレビ朝日系列で「ゲンよ、中国へ渡れ〜被害と加害の狭間で」が始まります。これは前にも書きました。全国の系列局で放送日がマチマチだし、トンでもない深夜・早朝なので、録画予約が出来るTVでないとおそらく無理でしょう。

  大体、「自分が出るから視てください」なんて、自分からは本当に言い辛いことです。よほどのナルシストか露出狂かと思われて当然です(面と向かってそう言ってくれる人はいないでしょうが)。でも、ディレクターさんやカメラさん、音声さんたちが、汗水たらしてゲンのために頑張ってくださったことを思うと、私はやっぱり、彼らの作品を多くの人に見てほしいと思うのです。自分が謙虚で控えめな人に思われようと思う気持ちに鞭打って、今までNちゃんがしていてくれたことを自分でもしなくっちゃと思ったのです。なので、しつこく書きました。

東京のテレビ朝日は明日の朝4時半から5時までです。関西地区は朝日放送で5時20分から50分・・・名古屋メーテレは27日の朝までお預けで見られません。オリンピック選手を見ていて、限界まで自分を追い込んでいないことを恥じ、宣伝しています。真面目なドキュメンタリーは、視聴率が出ないから、どんどんこんな時間に押しやられるのです。みんなが視れば、もっとゴールデンタイムで見られると思うのです。メディアを批判ばかりしないで、私たちがメディアを応援していかなければと考えるのです。
posted by Hiromi at 21:51| 愛知 ☁| がま口弘美の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

私の八月十五日展 まんが家・戦争体験者

 友人のKさん夫妻と、 ピースあいちで「私の八月十五日展 まんが家・戦争体験者ーーあの日の記憶」を見に行ってきました。今月31日までやっています。
 音筆3.jpgいつもながら展示の見やすさ、分かりやすく見せるための工夫に唸ります。一言で言えば、「来館者への愛情」があふれているという事でしょう。そしてびっくりしたのは、音筆1.jpg「音筆(おんぴつ)」が用意してあって、誰でも本の読みたいところを触れば、書いた人の声で聞けるというものです。先日徹子の部屋で松本零士さんがゲストの時に紹介されていたページを開いてペンを当てると、徹子さんの声が聞えてきます。これは子ども達も興味をもって漫画の中に入れると思います。

 実はK夫妻は亡くなったNさんと、音楽を通して親しくしていらしたこと、又、Nさんの息子さんが小学生の時担任をされていたこと等が、私の葬儀を記したブログから分かり、お互いにびっくりして、Nさんの話をするという目的もありました。お寿司をいただきながら、話は時間が足りないほどの盛々で、不思議に心が癒されました。こんな供養の仕方もあるのかも。「Nさんが私たちを引き会わせてくれたのかもね」、と深く感謝したのでした。Kさん、ありがとうございました。人生は生きた時間の長さじゃないこと、深く胸にしまいましたよね。
posted by Hiromi at 21:11| 愛知 ☁| がま口弘美の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月19日

キャミソールのリメイク

 和箪笥の上の引違戸の富士山の貼り絵が汚くなっていたので、何でもいいから貼りつけてもらおうと思って、親戚の表具屋さんに頼みました。襖の張替えのついでにちょちょっと・・・のつもり。でも、母の従兄弟のIちゃんが仕上がったものを持って来てくれたとき、「襖の張替えはすぐ出来るけど、引き違戸には苦労したよ」と、苦笑いしていました。下の貼り絵をゴシゴシと、元の戸の木を傷つけないように削りとるのに相当時間がかかったと言うのです。簡単に出来ると思って、簡単に頼んで申しわけなかったと、反省したのでした。

 キャミソールリメイク.jpgゴムシャーリングでふわふわの素適なキャミソール。「いいなと思って買ったんですけど、なんだかぶかぶかで・・・」と、リメイクを頼まれました。ゴムシャーリングを全部ほどいて、アイロンかけて、布を継ぎ足し継ぎ足しフリルを作って、ママとAちゃんの二人分にしてみました。簡単ではなかったので、過去の自分の行動を思い出して、あらためて反省したのでした。

 15日、オバマ政権が核兵器の先制不使用政策を検討していることについて、安倍首相がハリス米太平洋軍司令官に「北朝鮮に対する抑止力が弱体化する」と言い、韓国や英仏などの同盟国も強い懸念を示したとのニュースに、何のゲームを暇にまかせてやっているのだろうと、唖然とした。日本が先陣を切ってそんなこと言うべきじゃないでしょう! 8月15日の広島で日本のトップ責任者が言ったことに砂を噛む思いだったのは、こんな腹底が見え見えだったからね。一度創ったものを破壊して、また創りなおすにはどれだけの時がかかるのか、原爆の苦しみを知っている私たちの国が先頭に立って世界に示すときなのに。
posted by Hiromi at 07:14| 愛知 ☀| がま口弘美の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月17日

聞き込み評

 ポストに宗教関係の冊子が入っている事はたまにあるけれど、DVDが入った宛名だけの封筒が入っていたのにはびっくり。元、がま口の会員さんで、長い間会っていないOさんでした。受け取ったことを連絡すると、住所だけで我が家を調べて、郵便受けの前で途惑っていたら、向かいの畑のおば様が、
「(ここの家の人は)
 元気のいい小柄な女性で、
水曜日にたくさんお友達がみえるよ。
おかあさまとは よく おしゃべりしたんだけどねぇ。」と言ったとか。それで私だと確信して投函したそうです。


 ほほう、もし私が何か事件を起こしたら、警察の聞き込みというのは、こういうご近所から人物像を洗いだすのだなぁ。元気がいいっていうのは・・・ 朗読バンドのみんなの発声練習が、そりゃあ、畑まで聞えるよなぁ。水曜日に人が集まるとは、よく観察されているぞ。母はたしかに誰かれなくお喋りする人だったけど、私はしゃべらないときはしゃべらない。

  3年半のカメラを通したお付き合いのMディレクターが、「控えめでおとなしい人」と、私のことを評した時は、『この人すごい観察眼!』と思いました。人はもともと多角的なものだし、それを見る他人も多角的な目を持っている。プロジェクト・ゲンのA代表だったら「すぐ悪い事言って、私と喧嘩ばかりしている人」って言うだろうな、アハハ。


  おとなしい無口な人は、ミシンの前でせっせとリメイク作業。家の中でパソコンに向かったり、お裁縫をしているときがとても幸せな人物像です。以後お見知りおきを。

タイトスカートリフォーム1.JPG  タイトスカートリフォーム2.JPG

  ママのタイトスカートからAちゃんのワンピースとキャミソールとパンツが出来ました。今ごろお店へ行けば、うーんと可愛い服が半額で安売りされているのに、こんな事が好きなんだから仕方ありません。1歳11ヶ月のAちゃんがお手玉で遊ぶ時、必ず
「おばあちゃんに作ってもらったお手玉だねぇ」と言ってくれるのが、超笑えて嬉しいです。長い名詞だと思っているようで。


 さて、次なる人物像は。一面だけとしてもいただけないので、私は署名します。


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次期NHK会長選考に関する要望署名運動へのご協力のお願い
posted by Hiromi at 06:05| 愛知 ☁| がま口弘美の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月15日

加害者としての責任

  毎日新聞の記事が心を離れません。

 広島の元女性美術教師が毒ガスの島で、学徒動員で毒ガス製造に関わった体験を語っています。「戦争で受けた苦しみを知るからこそ、加害者としての責任も語り継がなければならない」。旧陸軍は29年からこの島で、国際法で禁じられた毒ガスを極秘裏に製造。日中戦争で生産量は急増し、最盛期には5000人以上が島で働いたとされています。
 「ここで見聞きしたことは、家族にも言ってはいけない」。軍人からそう厳命され、何を作っているかは一切知らされず、8月15日。動員は解除に。

 数日後、校長命令で広島へ救護に行き、救護所で食事作りにあたりましたが、配った食事が枕元に手つかずのまま残され、被爆者たちが次々に息を引き取りました。約2週間で任務を終えると、原因不明の発熱や下痢、出血が続き、原爆症が長く彼女を苦しめました。
  「広島は原爆の被害が強調されがちだが、私たちには戦争に加担した事実もある。戦争は被害、加害の両面を一般市民にもたらすということを知ってもらい、平和が続くよう話し続けたい」という女性(86歳)。

 こんなに苛酷な運命にあっても、尚、加害者としての自責に苦しんでいる。学生が先生に命じられ、先生は軍人に命じられ、軍人は天皇の命令に従い・・・天皇は15歳の少女に加害責任を問う言葉があるか。責任を取ったのは誰か?

 私も父親の加害のことをTVで出されるのが、もっとも辛く、苦しい時間です。それが数秒であっても、何時間にも感じます。家族や親戚もきっと似たり寄ったりの気持ちでしょう。戦争とは、殺させられること。歴史を冷静に背負って、二度と馬鹿な戦争に加担しない道を行く事でしか、平和を語ってはいけないと思う。
posted by Hiromi at 07:53| 愛知 ☁| がま口弘美の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月13日

お参り客襲来

お盆の仏壇2.jpg お参りに来るというので、慌てて盆提灯を出しました。にわか仏教徒はお供えが嬉しいだけ。おまけは、ついてきた姪孫たちの大暴れ。超小さなドローンも飛ばしてご機嫌です。ドローンってお盆に出るお化けじゃない。

 祖父ちゃん祖母ちゃんとこの中に4人います.jpg記念写真を撮ろうにも、まともに撮らせてくれません。
 小2「おばさん、この前TVで、"ひとりの女性がいます"っていわれてたね」。
4歳に白髪の曾祖母の写真を見せて「だれ? 」って訊いたら「あなた」って私を指しました。
 私もいつか仏壇の住人になると、外ではこんなふうに会話が飛び交っているのでしょうね。

 昨日の戦争展で見た昔の、子ども達が教えられていた歌が気になって仕方がありません。
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『勝ち抜く僕等小国民』 作詞 上村数馬  作曲 橋本国彦

勝ち抜く僕等小国民
天皇陛下の御ために死ね
と教えた父母の赤い血潮を受け継いで
心に決死の白襷かけて勇んで突撃だ

必勝祈願の朝詣り
八幡様の神前で木刀振って真剣に
敵を百千切り斃す力をつけてみせますと
今朝も祈りを込めてきた
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こんな歌を毎日あどけない子供に歌わせる時代がヒタヒタと近づいているのではないか。
TBS「報道特集」で「フィナーレ爆撃」を視ました。8月14日のみならず、15日の未明には、余った焼夷弾を全部落したとは、知らなかった・・・。
 ニューヨークタイムズスクウェアーの祝勝光景の動画をみていて、金子みすゞの詩、「大漁」を思い浮かべました。

  朝焼小焼だ 大漁だ。
  大羽鰮の大漁だ。

  浜はまつりのようだけど
  海のなかでは何万の
  鰮のとむらいす
るだろう。


posted by Hiromi at 12:05| 愛知 ☁| がま口弘美の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月12日

戦争展参観

 鶴舞公園はなんだかスマホを見ながら若い人が大勢あちこちにいた感じ。暑いのにね。私は戦争展に行ったんですよ。公会堂の4Fホールは、スマホじゃなくて、敬老パス持った人が多かったように思っちゃった。巨大掃除機で若者達を4Fまで吸い上げたかったなぁ。

 ミニシアターで映画を見ました。わずか11分の作品「私の町の戦争の記憶  語り継ぐべきもの」は、K大学外国語学部を卒業女性の制作で、瀬戸市の地下軍需工場跡地を見学取材して、自分自身の二人のおばあちゃんの体験を記録したもので秀作でした。

「平和という言葉が政治的であると非難されるようになったのは、いつからだろうか?」というモノローグで始まる。エンディングは「私たちは、時々、思い出さなければならない。今、立っているこの場所にも戦争が、あったこと」。

16戦争展3.jpg 16戦争展5.jpg 16戦争展4.jpg 16戦争展1.jpg 16戦争展2.jpg 


posted by Hiromi at 17:51| 愛知 ☀| がま口弘美の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月11日

「ゲンよ、中国へ渡れ〜被害と加害の狭間で」テレ朝系列で8月21日から順次放送

 昨日は10月半ばのコンサートの打ち合わせを近くの喫茶店で。結成18年目の男声合唱団ですが、特別にメゾソプラノの歌手のソロもあります。私は影アナと道化役? 男性2人と楽しいひとときでした。指揮者のSさんは学生時代からのお付き合いですから、互いに好きな道をひたすら歩み続けられていることは本当に幸せです。

 名古屋テレビに追っかけてもらってハヤ3年半になるらしい。テレビ朝日系列の「テレメンタリー」という番組で全国で紹介されることになりました。各局で放送日がまちまちな上、放送時間が、スヤスヤ眠っている時間帯が多いので、録画が安全です。とりあえずは21日の日曜日にテレビ朝日。
 ちなみに、8月14日放送(テレ朝)は、
「71年目の17分 〜オバマ広島訪問は“歴史の岐路”になるか〜」。
なかなか歯ごたえのあるドキュメンタリー番組を年間、週替りで系列各局が作っています。

 メーテレは27日の土曜日です。なんとか起きられるか・・・。   
予告が出ていて、ナレーションは平泉 成さん。なんで彼に
なったのかなぁ。私にぴったりの感じがしないでもなく(笑)。
3年前からのことですから、今回初めて見る人もあるでしょうから、何度もかつて放送した場面も出てくると思います。

テレビ朝日                            

日曜

(再)

04:3005:00
26:2826:58

北海道テレビ放送

土曜  

25:4526:15

青森朝日放送       

月曜

26:0026:30

岩手朝日テレビ   

日曜

25:4526:15

東日本放送         

火曜

25:5626:26

秋田朝日放送     

土曜

26:1026:40

山形テレビ         

日曜

25:5826:28

福島放送           

木曜

25:4526:15

新潟テレビ21      

土曜

05:2005:50

長野朝日放送    

日曜

25:4026:10

静岡朝日テレビ    

月曜

26:2526:55

北陸朝日放送     

日曜

26:1526:45

メ〜テレ                             

土曜

火曜(再)

05:2005:50
04:3004:55
  ※2回程度

朝日放送            

日曜

05:2005:50

広島ホームテレビ   

月曜

26:2526:55

山口朝日放送       

月曜

25:4526:15

瀬戸内海放送       

日曜

06:3007:00

愛媛朝日テレビ     

金曜

04:2504:55

九州朝日放送    

日曜

26:4027:10

長崎文化放送     

日曜

04:5005:20

熊本朝日放送      

火曜

26:1526:45

大分朝日放送     

月曜

25:4526:15

鹿児島放送        

日曜

05:2505:55

琉球朝日放送    

日曜

25:3026:00

posted by Hiromi at 08:46| 愛知 ☁| がま口弘美の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月10日

レイモンド・フォスディックが原爆投下を批判した手紙

 昔の記事。いいかげんなもので、書いた自分が忘れていること多々あり。「書く」という作業は物忘れの激しいこのごろ、なかなか良い作業療法になっています。5年経っても、全く変わらない自分の気持ちと、世界。ただ、オバマ大統領が広島を訪れたことを、広島、長崎の市長の平和宣言に盛り込まれたことは、進歩だと私は思います。
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【2011年12月25日】

投下直後、原爆投下を批判したアメリカ人

  今朝の中日新聞の1面トップ記事には目が釘付けになりました。米ロックフェラー財団の会長で、国際連盟創設期に事務次長を務めたレイモンド・フォスディックが原爆投下を批判した手紙が見つかったとして、アメリカで投下を正当化する論調が圧倒的な中、無差別殺りく兵器の使用を厳しく批判し、苦しい胸の内を吐露した内容を紹介しています。手紙は財団の自然科学部長だったウォーレン・ウィーバー宛てで、ウィーバーが「2つの爆弾が落とされ戦争に勝ったことで、多数の米国人の命を救い、たぶん日本人の命も救った」と記したことに反論しているというもの。
 すぐ「はだしのゲン」の第7巻247ページを思い出しました。ゲンが原爆病で死んだばかりのお母さんの遺体をおぶい、東京へ行ってマッカーサーと天皇に会うんじゃ!と、火のように怒っている場面です。
「どれだけひどい地獄を作り出し、いまも続いていることをたっぷり知らせてやるんじゃ」
「お母ちゃんにすまなんだ、許してくれと言わせてやるんじゃ」
「もう原爆は二度と使わんと約束させてやるんじゃ」
「バカタレ マッカーサー元帥は勝利国の王者だぞ 日本は戦争に負けた国だぞ 文句を言えないんだぞ」
「やかましい 戦争に勝てば どんなひどいことをしてもええのか」
・・・現実に父、姉、弟、妹、母を原爆で失った作者の魂の叫びに、何度読んでも涙があふれてくる場面です。フォスディックのような良識の人がいたにもかかわらず、世論にならず、今もって、戦争を早く終らせて日本人の命を救った・・・という認識が主流であるのが悲しいです。小学生のゲンに母の遺体を背負わせた作者の、骨髄に浸み込んだ怒りは今も燃え盛っています。10巻完成している英語版をなんとしても広めねば!
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そっちは涼しいのかな葉書.jpg猫と鼠葉書小.jpg 新聞記事を見て手紙、葉書をくださった方も多く、猫モノにはニッコリ。尻尾の下の厚紙を引っ張ると、猫の手足、目玉が動かせる仕掛けのある絵葉書には笑ってしまいました。

 カウントするのは人間の数。こんな動物たちも魚も鳥も虫も、花も草も、いっぱい命を落とし、大地となり、川、海となり、そして空気になり、風になって行った。風が吹くと、そういう人や生き物たちの声を聴くような気がする。
posted by Hiromi at 06:48| 愛知 ☀| がま口弘美の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月08日

早めのお盆

 早めのお盆の帰省。食糧の買出しと掃除、寝具の準備で終了ゴング。今回は手作り玩具も洋服も何も準備してやれませんでした。まあ、一緒に遊んでやればいいよね。それにママはちゃっかり「これもう着ないんですけど、リフォームしてください」って、御土産持って来てくれ、だんだん私の貧乏趣味に同化してきました(笑)。

  吉岡さんからのプレゼントa小.jpg「新聞で見た」と言って数年ぶりに電話をしてきた、子育て時代の仲良しご近所さんの大阪のYさん。私が、つい「明日から孫が来るの」と、言ったばかりに、布ボールや袋物など、小さな趣味の手作りお店に、出している作品の在庫整理だからと言って、山盛りの作品が送られて来ました。このYさんはきちんと洋裁学校で勉強した、プロです。お料理も抜群で、こんな人がお姉さんだったらいいなと憧れていた人です。何十年経っても変わらない。

  クラッべ看板小.jpg郵便局に行くたびに見ている、「クラッペ」という輸入品など、良質の絵本や木の玩具のお店を、ママがネットで見つけて、クラッペの木の玩具.jpgお話会をしてくれるようだから行ってみたいと提案し、「へーえ! 」と思って出かけました。店長さん? の絵本の読み聞かせもさりげなく、なかなか素適な空間です。

 クラッべお話会小.jpg 天皇11分ビデオメッセージが全局一斉放送されました。朗読は上手い。だって、ほんとうに自分が言いたいことを、聞きたいと思っている国民に伝えているんだもの。言い手と聴き手のキャッチボールはバシッと音をたてている。もう、自由にしてあげようよ。人間らしく。活舌の悪いソーリの心のない話より、胸打たれる。

水遊び87a.jpg 水遊び87b.jpg バラと86a.jpg
 行水にシャボン玉。嫌がるバラに何のそののラブコール。ちょっと疲れたけど、幸せな時間に癒されました。

posted by Hiromi at 19:35| 愛知 ☀| がま口弘美の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月06日

核廃絶へ憲法12条する

 お寺の和尚さんが朝6時半から、千葉のゲンの翻訳仲間のKさんから、40年前の子育て時代のお隣さんが関西から、学生時代の演劇仲間から、いやいや65年前からの幼なじみから、チェルノブイリの頃の友人から・・・あっちこっちから電話とメールの対応で一日が暮れました。もう成仏しても良いかと思うほどのありがたさ。「頑張ってね!」と言われるより、「一緒に頑張ろうね!」と言われるのが一番嬉しい。不断の努力をしよう。

 ピンポーンと門のベルが鳴ったので、まさか誰か尋ねてきたのではと、パジャマ姿のまま受話器をとると、「今日、新聞見てびっくりして!」と答えたはお隣さんでした。インタホーンで話す内容でもないので、そのまま飛び出しました。もうここに引っ越して8年になりますが、ご近所に一度もゲンのことを話した事はありません。お隣とも、お花や天気や猫の話は顔を見ればするんだけど。

 昨日、北京から日本にやってきた燕夫妻も、秦剛先生がホテルで見つけたんだって。皆さん、中日と朝日とどっちをご覧になったのか知りませんが、ありがとうございました。

 8月6日朝8時15分。TVで式典を見る。核の廃絶を述べる総理の言葉の虚しさ。核の原料を採っている人々が今、今、苦しんでいるのに、原発の売り込みに熱心な人。
posted by Hiromi at 09:02| 愛知 ☀| がま口弘美の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月05日

中日新聞と朝日新聞

 中日新聞は、北京にいる時に電話がかかって、国際電話なので帰国してからということになり、昨日の午前中に、家で取材を受けました。いつ記事にできるかわからないという事でしたが、今朝の社会面にデカデカ載ってびっくり仰天。朝日は「ひと」に。

 限られたスペースに書き込むのは至難の業。記者さんたちのご苦労はいかばかりかと思います。ちょっと違う・・・と思っても、そう書かないとまとまらないということだね。「出版社に断られた」っていうことも、実際は、出版社に出かけるまでに至らないのです。中国の仲間たちが、言いたい事は良く分かる。そこが私の苦しいところです。

ゲン20160805中日朝刊小.jpg ゲン20160805朝日「ひと」小.jpg 
posted by Hiromi at 07:19| 愛知 ☁| がま口弘美の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月03日

北京へ繫体字の「はだしのゲン」を届ける

【7月29日】

  飛行機はいつもの如く節約して青島経由の北京行き。今回はメーテレMディレクターとの二人行脚。スーツケースの中はスーツにあらず、全部ゲンの5セット。つまり50冊であり、重量オーバーと、検閲を心配して、1セットは別に手持ちにしたので、若く優しいMさんに随分荷物運びを手伝ってもらいました。

1.飛行機の中でゲンの復習小.jpg 飛行機の中で、Mさんゲンを取り出して復習を始める! 「ええっ! 10巻持って来たのですか?」。読んで読んで読み込んで番組を制作する姿勢は真摯。『見習わなくっちゃ』と、静かに感動。

 空港到着→地下鉄→特急で最初の駅の地上に上がったら目の前がホテル・・・と予め考えて予約したので、バッチリ。とにかく荷物を無事運ぶことのみ念じました。どこにも咎められず、万事順調でした。

 仕事を終えた燕さんが、約束通り部屋を訪ねてくれたのはいいのですが、いきなり「まだ時間があるから翻訳の仕事をしたいからソファを使うね」とすぐパソコンを取り出して仕事をやり始めました。寸暇を惜しむ超多忙の我が娘。仕事を切り上げると、Mさんと再会の挨拶。

 3人ですぐ近くのショッピングモールのレストランに繰り出しました。北京は変わったという。つまり、屋台や軒を並べた店はどんどん整理されて、大きなビルの中にこじゃれた陳列を競う、どこもかも似た様な店舗なのです。と言いつつ、安くて洒落た無国籍風の店に連れて行ってもらい、とどのつまりは丁々発止の政治談議で、アッという間に夜は更けたのでした。蛙の唐揚げを食した記憶はあり。疲れました・・・が、北京の北東の端から、南西の端まで帰宅せねばならない燕ちゃんも、もっと疲れたろうな。

【7月30日】 

 Mさんはシナリオを書く宿題をもって来ているので、私は別行動で、早速北京のど真中の王府井へ出かけました。お上りさんなので、大好きな羊狗肉を食べたい一心と、衣類をほとんど持たないままで来たので、超特急で部屋着などの買い物。ホテルは空港からは便利だけど、北京市内の中心部に出るには、3つも4つも乗換えをしなければならないので、50分くらいかかってしまう。

 午後いよいよ北京日本学術交流会の会場へ。北京大学大学院博士研究生として留学していた山口直樹さんが、2008年に始めた北京の日本人同士や日中の貴重な学術的な対話と交流の場です。今回は、その第233回。彼と私は放射能がキーワードで繋がって、今回ゲンの出版ができたので、そのレポーターをさせていただくチャンスをいただいたのでした。こじんまりとしたレストランの一室が会場でした。

3.北京日本学術交流会1小.jpg 翻訳してくれた北京の5人のうち、1人は用でこられなくて残念でしたが、あとの4人が続々現れて一堂に会し、10巻をプレゼントバッグに入れてみんなに渡しました。みんなの目が輝き、早速自分の訳した巻に目を通しニコニコしてる。私も今回の目的が果たせたシーンだったので、本当に嬉しかった! 
 フジテレビの北京支局から、「鴨ちゃんねる」という番組担当の女性特派員さんがカメラとともに取材に入りました。アジア情勢のエキスパートさんです。もちろん我がMさんもカメラを回し続けます。

 トコロがドッコイ、またまた事件発生。山口さんが汗ダクでプロジェクターやスピーカーを運んでくださったのですが、音がどういう訳か出ません。レジュメも予め送信していたのですが、まだ印刷できなかったものがあったようで、ハテ。

 と、助っ人Wさん「印刷したいの? お安い御用ですよ」と、走って行きました。実は偶々、Wさんが社長の会社は、このビルの上階にあるので、自分のオフィスのコピー機に突進なのでした。後で聞いたら、偶々トナーが無くなってしまい、隣の事務室に頼んでコピーしてもらったとのこと。持つべきは、神様、社長、仏様、ご近所さん、お友だち!  ピンチの時、私は必ず友達に助けられる。

 私の写真説明は大丈夫で、ゲンの中国語版を作って経緯を話まししたが、続くゲンのアニメは、音がとても小さいままの上映となり、ちょっと残念でした。「広島 愛の川」も見てもらいました。そして、お盆前セールの如き、おまけがつきました。Mさんが、台湾から帰って放送した10分ほどの特集番組のDVDを持参していて、自分で解説しながら上映したのです!
 翻訳の皆は、これで私が名古屋でパソコンの前でシコシコどんなことをしていたのか、又台湾での書店などの様子が具体的に分かったようで、ありがたいことでした。

 一通り講演を終わってから、15~6人の参加者が自己紹介。自然に順番が来てわが仲間たちは、本を手にした感激をそのままに話し始めました。燕さんは私を持ち上げて褒めまくり (なんか悪いものでも食べたのかしらん)。4人とも感激している様子が手に取るように分かりました。カメラが回っていることも忘れていたのかもしれないね。

  私の基調レポートに続いて山口さんが、自身の研究に重ねて第五福竜丸やゴジラについて話して深めてくださり、エスペラント語が専門の方がコメンテーターをしてくださったり、中国人の大学の先生とか、企業のかた、A新聞の支局長さん、そして、大昔、燕ちゃんとも一緒に旅の番組をしてもらっていた元JTBのWさんも参加。皆さんに感謝。山口さんは、私からのお土産の、新しく出版されたDVDつき『ゴジラ』に嬉しそう。

 食事会になったら、Wさんが袋にナイフを入れて持参した、スイカのように大きなハミウリをプレゼントしてくださったので、切ってもらって皆で食しました。Wさんは先に帰ったので、そのナイフと袋は別途返さねばなりません。美味しかった!

 4.トシ・ヨロイヅカ3小.jpgそして、たまたま歩いて行ける距離に、最近オープンしたばかりの、「トシ・ヨロイヅカ」の店へ仲間たちで向かいました。ボランティアで翻訳してくれた皆への、せめてものねぎらいで、スイーツのテイクアウトを計画していたのです。

 燕さんが、オープンの時に番組で取材していたので、お店のスタッフの皆さんが待っててくださって、お店の5.訪問者全員と小.jpg中やバルコニーも案内してくださって、大はしゃぎの私たち。値段はゼロがつけ間違えてあるのじゃないかと思うほど高かったけど、メチャクチャ美味しいのだった!! 「こんな時ぐらいしか買えないのだぞよ」と、自他に言い聞かせました。
 キッチンつきカウンターで、生の出来上がったばかりのケーキをいただくなんて図、想像したこともありませぬ。
 この店の海外進出は初めてだそうで、6.桜餅のイメージのケーキ小.jpgお店に川島直美さんとのツーショットの鎧塚さんの写真が飾ってありました。

 楽しい時間はアッという間に過ぎ、幸せな一日でした。皆さんありがとう。

【7月31日】 

 ワゴン車に運転手さん、カメラマン、通訳兼任のコーディネーターの方達が登場。メーテレさんの撮影日です。この方達はフリーなので、NHKなどの日本のメディアが来ると、よく頼まれているそうです。もちろんCCTVにも頼まれるというベテランの方達。通訳のSさんは最近、日本に留学した時の体験をもとに書いた小説を出版して、初版5000部売れて、今増刷しているそう。中国はケタが違うね。8.川のほとりで撮影準備1小.jpg

 今、2~30代の若者達はあまりTVでドラマを見ません。みんなスマホで見るのです。スマホ用の映画が流行っています。彼の本も、映画化の話も出ているらしい。

  7.カメラマンとディレクター小.jpg柳に飛びつく蛙の役を保育園でしたことをいまだにはっきり覚えています。かっこいい小野東風役は絶対回って来ませんでした。でも、あれから60数年。今、私は吉永小百合? 椅子まで用意してもらって、ディレクターの質問に答えるヒロインじゃぁ!  写真は私から見ている風景で、逆から見ると、北京らしい川辺の風景になっています。小百合は長い足で柳の下を散歩もしたのです。

 次は若者の意見を街頭取材したいと、ここから世界遺産の什刹海へ向かいました。人と車のど真中の取材を彼らがやってくれます。「広島・長崎の原爆をどう思うか?」に対して、たいていは「原爆は悪い事だけど、日本はそれで戦争を終れた」と答えたとのこと。

 続いて、鼓楼の近くの24時間オープンの三聯書店へ。大きな本屋さんで、歴史書や漫画などを眺めました。どんなお客さん? 日本では見ることのない風景です。読書人口は、これも多分ケタちがい。
 9.三聯書店階段1小.jpg 三聯書店階段2小.jpg 10.三聯書店床に座る小.jpg 
階段は読書室だし、床に座ったり寝込んでいる人も見かけました。窓際はカフェになっていて、持ち込んだ飲み物を飲みながら休憩も出来ます。何でもあり!

  大幅に遅れた昼食はMさん所望の新疆レストラン。羊狗肉が好きとのことで
私も嬉々として食す也。カメラさんは、このあと、飛行機で広州の撮影の仕事に向かうそうで、「昔は広州が暑いのが当たり前だったけど、今や夏涼しかった北京が異常気象で暑く、広州の方が涼しいくらい」と笑う。

 夜、ホテルから一駅の、地下鉄改札でWさんと待ち合わせ。地下鉄に乗ろうとしたら、危険物検査でしっかりナイフが写って、あわや没収になりかけた。「いまから友だちに返しに行くのだから、絶対要る!」と、抗議をしたのだけど、決まりだからダメだと譲らない服務員。

 しかたなくタクシーに乗ろうと地上に出たけれど、今の北京は、昔のように手を挙げれば簡単にタクシーが拾えるなんてもんじゃありません。皆スマホでタクシーを呼び、料金はカードで自動的に支払われる仕組み。案の定困った私たちの目に飛び込んだは、懐かしい輪タク。これならナイフを持っていても乗せてもらえます。

 12.真赤な四川料理小.jpg3人の四川料理をご馳走になりながらのお喋りも、多岐にわたる話の種にビールが油をそそぎ、賑やか。Mさんは学生時代からの中国での体験を語り、Wさんは旅行社の社長として、最後の夢の企画を熱く語る語る! 

 さて、こんどはWさんがナイフを持って地下鉄で帰宅せねばなりません。こんどはMさんのアイディアで、ポケットにナイフを入れて、袋だけ検査を通してスルー。なんのこっちゃという話です。Wさん、ご馳走様でした。

【8月1日】

 建国門の外交公寓に日本のメディアの支局が集まっています。フジテレビの北京支局に出かけ、応接室でインタビューを受けました。鴨下さんという女性特派員さんの番組「鴨チャンネル」はネットで配信されています。
 「あなたを突き動かしているものはなんですか?」という質問になるのだけど、はて。「考える前に走り出し、走りながら考える人」だとはみんなに言われている自分なので、答えにくいね。鴨下さんは慰安婦問題に興味を持って韓国に留学したのが、この道に入るきっかけになったそうです。アジア問題のエキスパート。

 北京外国語大学へ「はだしのゲンを広める会」が寄贈した日本語版と英語版の確認をするために向かう。Mさんと、S副教授とそれぞれ最寄の地下鉄駅で待ち合わせ。暑い!!  お休みなのに、わざわざ出勤してくださったS先生は燕さんのお連れ合いです。まず図書館に案内してもらいました。さすがに中国一の外語大学。「図書館」という文字が世界中の言語で書かれている壁面のデザインが素晴らしい。


 夏休みなので、1階以外は締め切ってあるので、特別に開けていただいて見学。ここはホテルか?!という立派さです。検索して、別階の英語版も撮影出来ました。S先生もインタビューにすんなり答えてくださり感謝。
 北京外国語大学図書館玄関1小.jpg  北京外国語大学図書館外2小.jpg 言語文字文学小.jpg 秦剛先生インタビュー小.jpg 村瀬カメラマンとゲン小.jpg 英語版ゲン小.jpg 検索スペースもゆったり小.jpg 館内5ここはホテルか小.jpg館内6ここはホテルか小.jpg 閲覧室2小.jpg 閲覧室1小.jpg 館内4ここはホテルか小.jpg館内1ここはホテルか小.jpg 

 その後日本学研究センターへ移動して、先生の研究室へ。秦剛先生は中国における芥川龍之介、日本の漫画アニメの研究の第一人者。先生はまっ先にゲンを中国で出版することに賛成し、力になってくださった人です。
 戦時中の日本の動画などもよく研究されていて、私の方が色々刺激を受けて勉強になっている。書棚には映画のチラシがぺたぺた。ここはどこ? 状態です。芥川賞作家の林京子さんの書物も翻訳されていて、原爆の問題もおおいに研究されているので、とても貴重な先生です。Mさんの今までの中国取材と重なる面が多くて、話が弾む弾む。楽しいひとときでした。秦剛先生、ありがとうございました。

 北京日本学研究センター設立趣旨小.jpg 北京日本学研究センターロビー小.jpg 秦剛先生の研究室書棚小.jpg 林京子の作品の翻訳小.jpg 幸せな二人小.jpg 少し堅い二人小.jpg 正門前で撮影中小.jpg  

【8月1日】

  ホテルでゆっくりしてから目の前の地下鉄へ。空港には20分ほどで到着。今回は荷物がすっかり減って、らっくらく。Mさんと飛行場で乾杯。色々細々と気遣いをする優しいディレクターさん。思えば我が家にホームステイしていたチャンヤンと同じ歳。こんなに立派な息子とゲンの旅ができるのは幸せです。帰国便の中で10巻目を読み終わり、シナリオの仕上げに頑張っていたMさんに心から感謝。ありがとうございました。8月中旬の全国版になるのを楽しみにしています。はばたけゲン!

付録【燕とママの内緒話】
 とにかく衣類の持参をギリギリにしたので、燕へのお土産に買った服を「ええーいッ」と、私が着てしまいました。講演で汗だくになったのだけど、燕は意に介せず「喜んでいただきます」。ホテルで洗濯してアイロンして無事燕のものになりました。Mさんが、「自分が着たものをプレゼントするんですか?」と、怪訝な顔をしていましたが、身長差20pの母娘は合理主義。

 近頃、中国の方が自由主義で日本が社会主義な場面が多々あります。私達は身心ともにあるものを分け合う平和主義。
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