2017年04月05日

笠松でお花見


【4月5日】 
 いつもの超旧友3人組で、岐阜県の笠松町で花見をしました。木曽川の河原でノンストップのお喋り。互いの手作り弁当を分け合い、ムシャクシャ。気分はすっきり。花もほぼ満開で、とても素適な一日になりました。
 たまたま笠松競馬をやっていて、場外の土手から観戦。今は観客が少なくても、ネットで参加する人が多く、寂れていた地方競馬も盛り返しているのだそうです。馬が走るとき、鞭の音が大きいのにとても驚きました。馬、可哀想。
笠松木曽川河畔1.jpg 笠松木曽川河畔2.jpg 笠松木曽川河畔3.jpg 笠松木曽川河畔7.jpg 笠松木曽川河畔8.jpg 笠松木曽川河畔6.jpg 笠松木曽川河畔4.jpg 笠松木曽川河畔5.jpg
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花もて語れ

【4月3日】
Nさんと合流。レストランと喫茶店で5時間以上語り合い、代表をNさんに移行する話にまとまって行きました。一度にはできないでしょうから、少しずつ仕事を分散することから。色々な世界情勢から見ても、やっぱりゲンは大切な本であることをあらためて認識したし、世界に広げる必要性をつくづく感じました。AN代表は身を挺してゲンを世界へ送りだしてくれました。彼女のゲンへの想いを私たちも終生持ち続けようと確認しあったのでした。

【4月4日夜】
  花もて語れ1.jpg北陸線から中央線に乗り換えて金山下車。地下鉄で東別院下車。イーブル名古屋で「東海音声表現研究会」参加。本日のテーマは・・・『花もて語れ』から東百道の朗読の理論を考える。担当はOさん。
  「朗読とは何か」から始まる難しい理論の書と取っ組んで、簡潔にまとめてレポートしてくれるのだけれど、それでも難しく思いました。よほど私の頭が悪いのだわ。『花もて語れ』とは13巻からなるマンガで、その理論を展開しているようです。へーぇ、知らなかった、朗読の理論を綴ったマンガがあること。花もて語れ2.jpg

 私たちの八事朗読バンドで、だいぶ前に聞き比べをやったこともある、渡辺知明氏と東百道氏は朗読で論争しているそうです。東氏はマンガでは、『やまなし』『トロッコ』『セロ弾きのゴーシュ』など、皆がよく知っている作品を例にとって、どう朗読を組み立てていくか、どう表現するかと、具体的にその方法を説いています。

 花もて語れ3.jpg一つ、印象的だったのは、台本にしっかり書き込んでいくのを「朗読譜」と言っていることです。音楽の「楽譜」に値するものとして。登場人物の過去、生い立ち、時代の流れ、家族関係とか、登場人物を理解するのに必要な客観的な必要材料はいっぱいあります。いつもそれはやっているつもりだけど、作者を通り抜けて、朗読者、聴衆への流れの中で、間違うことも少なからずあると思います。作者も朗読者も聴き手も別個の感性、知性を持った「人」が読むもんね。でも、やっぱり朗読者は正しく読むことが第一義だと思います。「朗読譜」を作り、こまかく計画して朗読してみようかと思う、小さな刺激を受けました。
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2017年04月04日

エンゼルランド

 【4月2日シマジロウエプロンお役立ち0402.jpg】JR「しらさぎ」で 金沢へ行く途中福井で下車。Aちゃんの大歓迎を受けて、家で一休みしてからレストランで食事。みんなで「エンゼルランド」という福井の児童科学館へ遊びに行きました。幼児から12歳くらいまでが対象で、名誉館長さんは宇宙飛行士の毛利衛氏で、宇宙の不思議と親子で楽しく遊べる仕組です。恐竜と未来の宇宙がコラボしているところが福井らしい。
広場.jpg 光りの金魚.jpg 光りの絵.jpg 空中に浮ぶボール.jpg  ボールの軌跡.jpg ボールの軌跡2.jpg  宇宙散歩.jpg 星の中.jpg 土星と遊ぶ.jpg 恐竜にアクセサリー.jpg 親子ラボ1.jpg 親子ラボ3.jpg  親子ラボ2.jpg 毛利衛氏のメッセージ.jpg 毛利名誉館長特別展示.jpg チューリップさんには優しくしてね.jpg 

 芦原温泉駅まで送ってもらって金沢へ。プロジェクト・ゲンも次世代へバトン背中にかゆみ止めを塗る方法.jpgタッチの準備を始めねばならず、その相談に行きました。代表ANさんの家に泊まって、事前準備。

 医師のお連れ合いが背中に塗り薬を塗る機械をANさんが発明したと、ニコニコ実演してくれました。1人で背中に液体の薬が塗れるのです。竹の孫の手とガムテープだけでできます。ので、これで特許をとって金持ちになるのはちっと無理かもね。
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2017年04月01日

町の子はソンナコトバ使いません

                       シマジロウエプロン製作  シマジロウエプロン.jpg
私の小学校5、6年生の時の担任の先生は謹厳実直を絵に描いたような先生でした。もちろんその頃の私はそんな評価をした事はありません。先生は絶対的存在で、全ての大人の代表みたいに考えていました。先生の口癖は「西洋ではコレコレシカジカです。日本は恥かしいです」でした。そして又、田んぼの真ん中に建っている田舎の学校で、非の打ち所のない名古屋弁を誰に遠慮するでもなく、友だち・先生と大らかに生き生き飛び交わしていました。
 先生は「町の子はソンナコトバ使いません」と教えてくださり、言葉のカードを作って、「わし・俺⇒わたし・
僕」、「父ちゃん母ちゃん⇒お父さんお母さん」と言いなさい。間違った言葉を使ったら、自分の持分のカードをとられるという競争をさせました。カードを多く持った子が成績が良いことになるのです。私、言葉は少しは矯正できましたが、心は未だに田舎の子のままです。それが無形の故郷の自然というものでしょう? 
                  

 当時真面目だった私は懸命に頑張り、お父ちゃん、お母ちゃんや、わし(自分)など、卒業することができました・・・けど、西洋・アメリカは素晴らしい、田舎は恥かしいという価値観がしっかり根付いてしまいました。高校時代に社会科の先生が、「期待される人間像」についての批判を熱く語っていた事ははっきり覚えているけれど、どうして文部省の言う期待される人になってはいけないのか、当時はさっぱり分かりませんでした。
                      
写真は北京・玉淵潭公園 3月31日 (cri HPより) 
 北京・玉淵潭公園 3月31日 (criHPより) .jpg明治時代に「脱亜入欧」で欧米化を進め、大東亜共栄圏なんちゃって他所の国の言葉までもぎ取ってしまった時代を通って、また欧米化の掛け声でエコノミックアニマルになりました。えっ? 今は日本の伝統こそ目指すべきもの? 教育勅語は素晴らしいという内閣に牛耳られています。パン屋のおじさんが消防団で活躍するのを老人を尊敬するためにおじいさんにしてしまう。パン屋でも和菓子屋でもどっちでもいいけど、おじいさんたちを消防団で活躍させては申し訳ないよ。高齢者の運転免許返納喧しいのに矛盾してる。・・・だけではない。昨日31日に中学校の新学習指導要領が告示され、中学校の保健体育で「銃剣道」をすることになるんだって。旧日本軍の戦闘訓練に使われていた「銃剣術」の流れをくんだものです。

 「良い子」、「良い大人」、「望ましい人間像」を育てるシステムが、時の政権に振り回されるものであってはならないことを、私たちは悲惨な戦争の歴史の中で嫌というほど学んできたはず。道徳はどうしたら平和に、そして災害を防ぎ、乗り越える国にできるか、過去の反省の積み重ねの中から、皆で考える習慣をつける時間にしてほしい。いや、そんな科目はなくてもいい。全ての科目でその答えは見つかっていくはずと私は考えます。
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2017年03月30日

奇怪妖怪言語

  大阪高裁は関西電力高浜原発3、4号機について、関電の保全抗告を認めて、地裁の判断をひっくり返してしまいました。

  岸田外相は、核兵器禁止条約の交渉不参加を決めました。「核兵器国と非核兵器国の対立をいっそう深めるという意味で逆効果にもなりかねない」という理由。
 昨年10月の会見では「交渉に積極的に参加し、唯一の被爆国として核兵器国、非核兵器国の協力を重視する立場から主張すべきことはしっかりと主張したい」と言っていたのにもかかわらず。「核兵器国と非核兵器国の協力を得ながら進めていく議論に貢献し、核兵器のない世界の実現のために努力を続けていきたい」なんて、全く訳がわからない論理です。

  安倍首相はかつて早稲田大学の講演会で「核兵器使用は違憲とは思わない」と発言。紫金草0328.jpg1989年に、私は遅まきながら「日本の原発は核兵器のために設置された」ということをはっきり知りました。無知だった自分に強烈なショックを受けてから28年。いっこうに事態は進まない。政府の日本語がますます奇怪妖怪言語になっています。
 庭の満開になった紫金草を見ながら、「平和」を想う。

 30年前、私は各務原の社会福祉課の朗読ボランティア教室で講師をしていました。その教室で頑張っていたHさんから、突然ダンボールが届きました。土筆、里芋、ブロッコ土筆.jpgリー、ネギ、菜の花、甘夏etc. 。早速お礼の電話をしたら、私を驚かせようと思って送ったとゲラゲラ笑われます。82歳ながら活舌は明確で明るい響き。今でも子どもたちに絵本を読むボランティアをしているそうです。素適だナァ。

  優しく素晴らしい日本語を続く世代のために使っている、人生の大先輩が大勢いることを声を大にして叫びたい。私もそんなふうな老後にしたい。
 何年ぶりかで土筆の卵とじを食しました。
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2017年03月28日

自動忖度機を壊しましょう

 私が今気になっているのは、あのK議員がおっしゃったところの中華料理屋みたいな建物がどうなっちゃうかという事です。又お金出して壊すようなもったいないことしないでほしいのです。許されるなら、心ある皆でお金を出し合って、安い! 値段で買い取って、市民が人権とか平和を考える勉強の場にしたいです。最初の生徒さんが、もう1人の民間人のKさんです。この人を半年待ってくれれば、転向させると言っている人がいます。1時間半かかりますが、↓の講演会で確認できます。

 私は昨日、最後のテッカイの会議に15分出席して、正式に引継ぎを済ませて退会しました。市長選はすぐ来て、もう終りになる・・・と言おうとしたら、「又4,5年かかるかも」という声が出て、苦笑いしました。そうなったら、代表は88歳、80歳・・・。できるわけがないのです。私は最後を皆で迎える惨い事はできないので、ここで締められるうちに締めて、もう一度1人でユックリ考えたい。
posted by Hiromi at 11:32| 愛知 | がま口弘美の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月26日

燕ちゃん ゴールデンマイクアウォード受賞

  秘密保全法に反対する 愛知の会(特定秘密保護法に反対)が、25日、5周年の総会を開きました。今後は「秘密法と共謀罪に反対する愛知の会」という名前になるそうです。その前日24日はデモをしています。会員の私は参加できませんでしたが、皆本当によく頑張っています。ただあまりにも抗議するべき問題が多いのが、問題です。政権が変わればもう少し皆楽しくユックリ暮らせるかな。

 王小燕ゴールデンマイクアロー賞受賞.png燕ちゃんが中国の放送界で最高峰といわれる「(金話筒奨)」を受賞しました。普段は色々な人にインタビューするのが、仕事ですが、「中国網(チャイナネット)」にインタビューされています。 日本語と中国語の対訳で出ています。長いのでここに書ききれませんが、彼女が努力家であることは、CRIや『はだしのゲン』で一緒に仕事を続けてきた私が、一番よく知っていると自負しています。燕、おめでとう!!
posted by Hiromi at 16:49| 愛知 ☁| がま口弘美の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月25日

「パン屋」は「和菓子屋」、「公園」は「和楽器店」に。

道徳教科書修正例.png 証人喚問の日、TVの前で、清廉潔白ではないKサンをいつの間にか応援している自分に失笑。敵の敵は味方になっちゃうのだね。まるで映画館にいる気分で釘付けになってしまって、TVから離れらませんでした。そこで、「ここでポップコーンやコーヒーが出てきたら最高ね!」って言ったら、ほんとに目の前にポップコーンとおせんべいが出て来て、しばし爆笑。
 ほんとはね、天皇ご夫妻に出てきてほしいんだ、私。どうして教育勅語が廃止されたか、国会で証言してほしいんだけど、残念ながら、そして全くお気の毒なことに天皇さんにはその自由がないし、仮にあったとして、政権は嫌がること必至。全くもって変な話。

 道徳の教科書検定で修正が要求されたってニュース(写真は朝日デジタルから。クリックで大きくなります)に唖然。 文科省の指導で「パン屋」は「和菓子屋」、「公園」は「和楽器店」に修正したんだって。
★現在日本で広く知られている形の筝は、13本の弦を持ち、奈良時代に唐より伝わった。
★三味線は本来、中国より伝来した楽器であるといわれている。室町時代に中国の「三絃」が琉球へ渡来し「三線」となり、それを日本の楽器として改良、発展させたものが「三味線」。

 「これが日本だ」という傲慢さ、時代錯誤に我慢できません。文化とか伝統は、流れ、交わり、醸成され、地球の中で、どんなにでも形を変えていく途上にあるものだと私は思います。人々に生きる力や喜び、感動を与えていくもの。 上から「これが日本だ」と善悪、正誤を押し付けられるものでは断じてない。



posted by Hiromi at 09:06| 愛知 ☁| がま口弘美の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月24日

○○夫人

 内閣総理大臣夫人秘書は国家公務員とのこと。
 ウィキペディアを見て見ました。2006年、第1次安倍内閣のとき1人置かれることとなって、外務省を退官したばかりの宮家邦彦氏が就任したそうです。私、この人知ってる!彼が北京で大使館の書記官の時、講演して、講演が終ったあと、ご家族と北京放送の皆と一緒にお話したことあるもの。今はよくTVで拝顔します。「首相公邸連絡調整官」だった。

 この職は次の福田康夫内閣の時にはなくなって、2012年の第2次安倍内閣が発足して、2013年6月、2-3人態勢で非公式に「夫人対策室」が設置されたとのこと。現在は、経済産業省・外務省から派遣された常勤2人・非常勤3人の計5人態勢となっていて、総理大臣官邸内に専用執務室をもっていて、国会議員公設秘書とほぼ同様の役割なのだそう。

 森本学園で、アッキーさんが「教育勅語も大切にしていて、とても素晴らしい学校です。私は名誉校長になりますよ」という講演をした時に、公費で秘書が一緒に行っているってことは分かりました。

 「○○夫人」って、やっぱり『はーぁ、○○サンにいっちばん近い方なんだー』って、○○さんを尊敬している人は自然に敬意をはらうよ。台湾に中澤ミサヨさんと一緒に行ったけど、やっぱり取材を受ける中心は作者夫人のミサヨさんでした。私は傍にくっついている人。「あなただれ?」って感じ。そりゃ、中国語もろくろく話せないし、翻訳をしたわけでもないから、それは正しい。ミサヨさんは思慮深いので、「主人はそう言ってました」「主人は原爆を受けました。(私は広島でも爆心地からは遠い島で育ちました)」と、とても言葉に気をつけて話します。秘書はいません。作品と中沢啓治を愛情を持って守ることに徹しています。肩書きのある名刺も出しません。

 「○○夫人」って言ったら、そりゃ、ソンタクする。ソンタクされたくなかったら、秘書も連れ歩かないでしょうし、名刺も出さないよね。夫人であれ、秘書であれ、肩書きを持つ名刺を出して活動した時は、潔く、証人喚問に応じるべきと思う。
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posted by Hiromi at 10:49| 愛知 ☀| がま口弘美の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月22日

漢詩社会の恐怖は、実際私の友人に起きています!

 私の友人の大垣市在住のKYさんに実際に起きた話です。彼女は、岐阜県を相手に損害賠償請求訴訟を起こした4人のうちの1人です。彼女は危険人物として、学歴まで調べられていました。私も反原発の活動をしていた27,8年前、警察がらみの不思議な(怪しげな)ことがたくさんありました。これは今、起きていることです。今日の朝日新聞に、4人のうちのFさんが紹介されています。
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病歴漏出・カメラ無断設置… 「共謀罪」監視強化に懸念大垣市Fさん.png
編集委員・伊藤智章 女屋泰之 吉田拓史
2017年3月22日00時06分
警察により、自身の病歴情報まで外部に漏らされていた恐怖を話す船田伸子さん=岐阜県大垣市

 犯罪を計画段階で取り締まる「共謀罪」法案が21日、国会に提出された。内心の自由を侵しかねないとの批判は根強く、今後も激しい議論が予想される。政府は「テロリズム集団その他の組織的犯罪集団」が対象だと強調するが、警察に監視されてきた市民運動家や労働組合関係者は警戒を強め、抗議の声をあげた。
「共謀罪」法案を閣議決定 今国会で成立目指す

■岐阜、知らぬ間に病歴を漏らされた
 岐阜県大垣市の船田伸子さん(60)は、自分が知らないうちに警察の情報収集の対象になっていた経験がある。「このうえ共謀罪ができたらどれだけ怖いか、想像してください」――。21日夜、地元の大学であった「共謀罪」を考える集会で、自身の体験と監視への恐怖を語った。
 病歴情報まで外部に漏らされている、と知ったのは2014年7月。市内の風力発電施設建設をめぐり、中部電力の子会社「シーテック」(名古屋市)が岐阜県警大垣署との情報交換の議事録を内部文書にしていたことが、朝日新聞の報道で明るみに出たからだ。
 13年8月〜14年6月の両者の面談記録4回分。署は施設の予定地で自然破壊や健康への影響を心配する住民の勉強会が始まったことを問題視し、「平穏な大垣市を維持したい」などとして、企画した住職や農家の情報を同社に提供。「つながるとやっかい」などとして、勉強会とは無関係の船田さんや市民活動家の実名を伝えた。「病気で、すぐ次の行動に移りにくい」と船田さんの健康状態にまで触れていた。
 
 船田さんは護憲や反原発の運動にかかわっていたが、13年ごろに体調を崩し、20年以上勤めた法律事務所も休職。風力発電の問題はほとんど知らなかったのに、警察が自分の名前を挙げていたことに驚いた。
 警察庁警備局長は15年6月、国会でこの問題の対応を問われ、「公共の安全と秩序の維持という責務を果たす上で、通常行っている警察業務の一環」と答弁。県警も同社も謝罪していない。
 
 政府は今回の法案について、市民団体や労働組合は対象外としつつ、犯罪を目的とする「組織的犯罪集団」に一変した場合は対象になると説明する。「一変したかを、だれが決めるのでしょうか。しかも情報収集のためにスパイが暗躍することになる」。船田さんには疑問だ。

  自身が登場する議事録の後段では、大垣署が「身に危険を感じた場合は、すぐに110番して下さい」と呼び掛けているくだりもあった。現行法でも市民を監視してきた警察が、犯罪を計画したとして立件可能となれば、どうなるか……。船田さんはこの日、集会で語った。「考えすぎかもしれないが、共謀罪の話を聞くにつれ、怖くなってきた」

 病気については限られた人にしか伝えていなかった。誰が警察に漏らしたのか、いつも見張られていたのか――。議事録が明るみに出て、疑心暗鬼に陥った。「市民がお互いを信じられなくなる」。船田さんはそれが恐ろしい。

 昨年12月、県警に名前を挙げられた他の3人とともに岐阜県を相手に損害賠償請求訴訟を起こした。「共謀罪」反対の集会に積極的に出て体験を話しているが、「この聴衆の中にも見張っている人がいるかもしれない」と考えてしまう。(編集委員・伊藤智章)
(以下のニュースは略)
posted by Hiromi at 16:08| 愛知 ☀| がま口弘美の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする